アークテリクスのダウンジャケットは春夏で販売するモデルと秋冬で販売するモデルに分かれます。この記事では代表的なアークテリクスのダウンジャケット5つのモデルを紹介すると共に、アークテリクスならではの特徴を紹介します。
アークテリクスのダウンジャケットの特徴
アークテリクスのダウンジャケットはリスクが少なく、動き易く、デザイン性に優れた特徴があります。このような結果を生み出している開発とデザインについて紹介をします。
ダウンと化繊のハイブリッド


アークテリクスのダウンジャケットの多くが、保温すべき箇所と汗をかきやすい箇所を分析し、濡れが生じやすい箇所にはあえてダウンを使用せず、シェルのみ、もしくは化繊インサレーションを使用し、登山中のリスクを軽減したデザインに仕上げています。これによって行動中の使用を可能にし、汎用性が高い登山用ダウンジャケットに仕上がっています。
立体構造による動き易さ


アークテリクスのダウンジャケットは高価なものが多いですが、その1つにダウンの質、そして優れたシェル素材と立体構造による動きやすいデザインに仕上がっていることが挙げられます。特に腕の曲げやすさ、フードをかぶった時の頭へのフィットはアークテリクスならではのデザインです。
化繊インサレーションも要チェック


アークテリクスの強みともいえる優れた化繊インサレーション『コアロフト』を使用したジャケットは、ダウンジャケットよりもモデル数が多く、登山におけるアクティブインサレーションとして幅広い登山者に愛用されています。特にアトム、プロトンは通気性と保温力のバランス違いで数あるモデルが存在し、登山中に発汗を抑えるアクティブインサレーションとして活躍することでしょう。
アークテリクスのダウンジャケット6選
ここからはアークテリクスの代表的なダウンジャケット6つを紹介します。軽量な春夏モデルはフィルパワーが高い3つのモデル、雪山登山向けのモデルを3つ、合計6モデルという内訳です。
※横スクロールで表がスクロールできます。| 製品名 | セリウムSLフーディ | セリウムLTフーディ | セリウムSVフーディ | アルファ ライトウエイト パーカ | アルファ パーカ | マカイ ジャケット | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格 | ¥48,400 | ¥59,800 | ¥59,800 | ¥110,000 | ¥121,000 | ¥126,500 | 
| 重量 | 215g | 280g | 415g | 540g | 805g | 1000g | 
| ダウン量 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | |
| フィルパワー | 850FP | 850FP | 850FP | 850FP | 850FP+Hadron(化繊) | 不明 | 
| 構造 | シングルキルト | シングルキルト | バッフル構造 | 不明 | 不明 | 不明 | 
| シェル素材 | アラト7ナイロン | アラト 10 | アラト 15 | GORE-TEX INFINIUM+Hadron | GORE-TEX INFINIUM+Hadron | ゴアテックス(裏地パワーガード ベント) | 
| 収納サイズ | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 
| フード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 
| モデル | 春夏モデル | 春夏モデル | 春夏モデル | 秋冬モデル | 秋冬モデル | 秋冬モデル | 
アークテリクス セリウムSLフーディ -最軽量モデルのダウンジャケット


アークテリクスのダウンジャケットの中で最軽量モデルがセリウム SL フーディーです。他のメーカーのダウンジャケットと比較してもフードタイプでは最も軽量だと思われます。ちなみにモンベルのプラズマ1000ダウンジャケットの130gが、フードがないタイプで最も軽量だと思われます。
肩、袖口、脇の部分はステッチがなくダウンの量が少なく調整されています。
| 製品名 | セリウムSLフーディ | 
| 価格 | ¥48,400 | 
| 重量 | 215g | 
| ダウン量 | 不明 | 
| フィルパワー | 850FP | 
| 構造 | シングルキルト | 
| シェル素材 | アラト7ナイロン | 
| 収納サイズ | 不明 | 
| フード | 〇 | 
| モデル | 春夏モデル | 
アークテリクス セリウムLTフーディ -保温性と軽量のバランスに優れたダウンジャケット


保温力と軽さを両立したダウンジャケットです。濡れやすい部分に化繊インサレーションのコアロフトを配置しています。ダウンの量の調整については上で紹介したセリウム SL フーディーと同様で、行動中のインサレーションとしても使いやすいダウンジャケットに仕上がっています。
| 製品名 | セリウムLTフーディ | 
| 価格 | ¥59,800 | 
| 重量 | 280g | 
| ダウン量 | 不明 | 
| フィルパワー | 850FP | 
| 構造 | シングルキルト | 
| シェル素材 | アラト 10 | 
| 収納サイズ | 不明 | 
| フード | 〇 | 
| モデル | 春夏モデル | 
アークテリクス セリウムSVフーディ -シビアな環境下で力を発揮するダウンジャケット


SVはシビアな環境において機能を発揮するサブカテゴリーに位置づけられています。セリエム Vは極寒地ではミッドレイヤーとして、幅広い環境で防寒着に活用することができる保温力に優れたダウンジャケットです。バッフル構造を採用しているため、コールドスポットが生まれにくいのも特徴です。セリウムLT同様濡れやすい部分にはコアロフトを採用しており、天気が変わりやすい登山で安心して使用することができます。
| 製品名 | セリウムSVフーディ | 
| 価格 | ¥59,800 | 
| 重量 | 415g | 
| ダウン量 | 不明 | 
| フィルパワー | 850FP | 
| 構造 | バッフル構造 | 
| シェル素材 | アラト 15 | 
| 収納サイズ | 不明 | 
| フード | 〇 | 
| モデル | 春夏モデル | 
アークテリクス アルファ ライトウエイト パーカ -素晴らしい保温力ながらも軽量なビレイジャケット


秋冬モデルらしいハードなコンディションでしっかりと保温をしてくれるビレイパーカーです。保温力に優れながらもわずか540gという軽さを実現したダウンジャケットです。シェル素材にはゴアテックスインフィニウムを採用しているため防風性と耐候性を備え、透湿性も抜群です。
| 製品名 | アルファ ライトウエイト パーカ | 
| 価格 | ¥110,000 | 
| 重量 | 540g | 
| ダウン量 | 不明 | 
| フィルパワー | 850FP | 
| 構造 | 不明 | 
| シェル素材 | GORE-TEX INFINIUM+Hadron | 
| 収納サイズ | 不明 | 
| フード | 〇 | 
| モデル | 秋冬モデル | 
アークテリクス アルファ パーカ -ゴアテックスインフィニウムによる安心感のあるダウンジャケット


上で紹介したアルファライト同様のシェル素材に、雨に濡れやすい場所には耐久性に優れた化繊インサレーションを使用しています。ヘルメットをかぶった状態でフードをかぶれるストームフードを採用し、厳冬期登山の防寒着として活用しやすいデザインに仕上がっています。
| 製品名 | アルファ パーカ | 
| 価格 | ¥121,000 | 
| 重量 | 805g | 
| ダウン量 | |
| フィルパワー | 850FP+Hadron(化繊) | 
| 構造 | 不明 | 
| シェル素材 | GORE-TEX INFINIUM+Hadron | 
| 収納サイズ | 不明 | 
| フード | 〇 | 
| モデル | 秋冬モデル | 
アークテリクス マカイ ジャケット -様々な冬のアクティビティで使えるダウンジャケット


寒い日のゲレンデを想定してデザインされたダウンジャケットです。表生地にはゴアテックスを採用し風、雨、雪を弾きます。フードの取り外しが可能で様々な天候下で使いやすいデザインです。裏地にはメッシュ素材の記事が採用されているため肌触りが良く余分な熱を効果的に放出します。
| 製品名 | マカイ ジャケット | 
| 価格 | ¥126,500 | 
| 重量 | 1000g | 
| ダウン量 | 不明 | 
| フィルパワー | 不明 | 
| 構造 | 不明 | 
| シェル素材 | ゴアテックス(裏地パワーガード ベント) | 
| 収納サイズ | 不明 | 
| フード | 〇 | 
| モデル | 秋冬モデル | 
アークテリクスのダウンジャケットを選ぶに当たっての注意
オフィシャルサイトではインサレーテッドジャケットの中にダウンと化繊インサレーションが混じり、また様々なウェブメディアでアークテリクスのダウンジャケットを紹介しながらも、化繊インサレーションが紹介されているなど、混乱を招いているのが現状です。コアロフト、オクタ、という名前が中綿に使用されている場合は、化繊インサレーションなのでダウンジャケットを購入する際は注意をしましょう。


 
                     
                     
                 
                