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四阿山登山の初心者コース|菅平・鳥居峠・ゴンドラの所要時間と日帰り装備・11月の最新情報
登山コース
(2026.11.02 更新)

四阿山登山の初心者コース|菅平・鳥居峠・ゴンドラの所要時間と日帰り装備・11月の最新情報

この記事の要点:四阿山(あずまやさん・2,354m)は、初心者ならゴンドラ利用(冬季とグリーンシーズン営業時のみ)か鳥居峠からの往復、体力があれば菅平牧場からの根子岳周回が定番です。所要時間の目安はゴンドラ利用で約2時間40分、菅平牧場の周回で約6時間15分(いずれも休憩を含まない)。11月上旬はゴンドラが運休中で、山頂付近は雪や凍結が始まる時期のため、チェーンスパイクと防寒具を持ち、日没の早さとクマに注意してください。

(2026年11月2日更新:ゴンドラの2026年営業期間と運休、鳥居峠林道の通行期間、菅平牧場の入山料、クマの出没予測など最新の公式情報を確認し、11月の服装と持ち物を追加しました)

浮世離れした絶景がおがめるという四阿山。日本百名山・信州百名山・ぐんま百名山・甲信越百名山・新日本百名山と数々の名山に名を連ねています。根子岳に続く広大な草原の縦走路や、遮るもののない見晴らしはまるで外国の山のような感覚。その絶景見たさに一度は登ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。本記事では、日帰り可能な難易度別コースと所要時間、登山口ごとのアクセスと駐車場、いまの季節の最新情報と服装・持ち物、周辺のおすすめスポットを紹介します。

最新の登山情報(2026年11月2日確認)

11月上旬の四阿山は、紅葉が終わって冬へ向かう「端境期」です。登山口ごとに使える交通手段や林道の状況が変わるので、出発前に必ず最新情報を確認しましょう。ここでは公式サイトで確かめられた内容だけをまとめます。

  • パルコール嬬恋のゴンドラ(ゴンドラコース):2026年11月2日時点の状況 2026年のグリーンシーズン営業は7月11日〜10月12日の土日祝などで終了。冬季営業は2026年12月5日開始予定。11月上旬はゴンドラを使えません / 出典 パルコール嬬恋リゾート公式
  • 鳥居峠林道(嬬恋村側・鳥居峠コース):2026年11月2日時点の状況 2026年4月28日に開放。通行は11月下旬までの予定。台風や集中豪雨で一時閉鎖することがある。林道終点に駐車スペース、登山道入口に簡易トイレあり / 出典 嬬恋村観光協会
  • 菅平牧場(菅平牧場コース):2026年11月2日時点の状況 入山料は大人300円・小人100円(菅平高原観光協会の料金表)。冬は牧場の閉鎖にあわせて駐車場・トイレが使えなくなる。閉鎖日は年により異なるため事前に確認を / 出典 菅平高原観光協会
  • クマ:2026年11月2日時点の状況 群馬県は2026年秋のブナ・ナラ類などの実りを「不作」と発表し、クマが人里などへ出没する可能性が高いと予測。長野県側も、注意報が出ていない地域を含めて引き続き注意を呼びかけている / 出典 群馬県/上田市
  • 山頂付近の気象:2026年11月2日時点の状況 ゴンドラ山頂駅でも標高2,000mを超え、天気の急変と寒暖差が大きい(パルコール嬬恋の案内)。11月は雪や凍結がありうる時期 / 出典 パルコール嬬恋リゾート公式

11月上旬に登るときの注意

  • ゴンドラは冬季営業の開始(12月5日予定)まで運休。この時期に群馬県側から登るなら鳥居峠コース、長野県側なら菅平牧場コースかあずまや高原(旧ホテル跡)からの往復になります。
  • 鳥居峠林道は11月下旬までの予定。閉鎖後は林道終点まで車で入れなくなるため、11月後半に計画する場合は嬬恋村観光案内所(0279-97-3721、9:00〜17:00)で確認しましょう。
  • 雪と凍結。嬬恋村観光協会は春の時点でも登山道入口〜山頂に雪が残る箇所があるとして軽アイゼン等の準備をすすめています。初冬も同様に、山頂付近の木道や岩は朝夕に凍りやすくなります。チェーンスパイクを持っていきましょう。
  • 日没が早い。11月は16時台には暗くなり始めます。遅くとも正午前後を「引き返す時刻」と決め、ヘッドライトを必ず持ちましょう(登山用ヘッドライトの選び方)。
  • クマ対策。上田市は、複数人で行動する、鈴やラジオで存在を知らせる、早朝や夕方は山に近づかない、出会ったら背を向けずにゆっくり離れる、といった注意を呼びかけています。

最新の開閉状況は変わることがあります。問い合わせ先は、群馬県側が嬬恋村観光案内所(0279-97-3721)、長野県側が菅平高原観光協会(0268-74-2003)、上田市真田産業観光課(0268-72-4330)です。

四阿山の基本情報と3つの魅力

上信越エリアに属する四阿山は、群馬県と長野県の県境にあります。

「よんあさん」と読まれがちですが、正しい名称は「あずまやさん」。山頂の突出部が、公園などにある東屋の屋根に見えることからその名がついたといわれています。

山頂には山岳崇拝・水分(みまくり)の神である山家神社の祠があり、戦国武将として名高い真田一族や歴代の上田城主も崇拝していたとのこと。景色だけでなく、歴史を感じられる山です。

  • 都道府県:四阿山(あずまやさん) 群馬県:嬬恋村/長野県:上田市・須坂市
  • 標高:四阿山(あずまやさん) 2,354m
  • 主な登山口:四阿山(あずまやさん) パルコール嬬恋(ゴンドラ山頂駅)・鳥居峠・菅平牧場・あずまや高原
  • 天気・アクセスなど:四阿山(あずまやさん) 詳細情報

紙の地図に加えて、スマートフォンの登山地図アプリも入れておくと安心です(登山アプリ・地図の選び方)。

魅力その①:息をのむ絶景!360度の大パノラマ

四阿山の山頂から見る浅間山

四阿山の山頂から見る浅間山

四阿山の魅力1つ目は360度見渡せる大パノラマです。「四阿山といえば、なによりも景色の良さ!」といわれ、人々を魅了しています。

山頂からは群馬県の活火山である浅間山や、キャベツ畑が広がる嬬恋村ののどかな風景が一望でき、長野県側は根子岳や北アルプス、天候によっては富士山まで見えることも。遠方に見える北アルプスの稜線に感動を覚えることでしょう。浅間山の外輪山を歩くなら黒斑山の登山ガイド、浅間山そのものは浅間山の登山ガイドもどうぞ。

四阿山は木が少ないひらけた形態のため、登山途中にも景観を楽しめます。天気に関わらず登山自体は可能ですが、眺望の差は歴然。四阿山に登るならば晴れの日を選ぶのがおすすめです。

魅力その②:季節によって衣替え!四季折々の景観

紅葉で色づく四阿山

紅葉で色づく四阿山

四阿山の魅力2つ目は季節によって景色がかわることです。四季折々の表情を見せてくれることから、春夏秋冬のシーズンごとに通うという人も。林野庁の紹介資料によると、南面には標高1,300m付近までカラマツ林が広がり、紅葉の時季には黄金色に染まります。

  • 夏(6〜8月):まだ雪が残る。雪解け後は足元がぬかるむ 白樺の新緑が美しい。初夏はレンゲツツジも楽しめる
  • 秋(9〜11月):まだ雪が残る。雪解け後は足元がぬかるむ 紅葉が抜群。11月に入ると冬の気配が強まる
  • 冬(12〜2月):まだ雪が残る。雪解け後は足元がぬかるむ 一面の銀世界。葉の落ちた白樺と雪のコラボレーションも美しい

季節ごとに異なる雰囲気を楽しめるので、四阿山は何度のぼっても飽きません。一度だけでなく、別の季節に再訪してみてはいかがですか。

魅力その③:冬の登山!雪山入門の山としても人気

冬の四阿山と樹氷

冬の四阿山と樹氷

四阿山の魅力3つ目は雪登山です。一面の銀世界は春〜秋の風貌とはまったく異なり、雪化粧をした四阿山は神秘的です。

比較的登りやすいとされ、雪山の入門としても人気です。とはいえ、体力と冬山装備は必要。先行者がいなければ雪をかき分けて進むラッセルになることも。ワカンやスノーシューを持参しましょう。初めての雪山は、ガイド付きのツアーを利用するのもひとつの方法です(嬬恋村観光協会では冬にガイド付きのスノーハイクを募集した例があります)。

そしてなにより魅力的なのは、冬しか見られない樹氷。条件がそろわないと出現しない樹氷は、四阿山では例年2〜3月に見られます。太陽の光が氷の粒に反射して、山全体が輝いて見えますよ。

四阿山の難易度別おすすめコース

四阿山は全体的に整備が整っており、難所もほとんどない登りやすい山です。一方で標高が高いため、自身の体力とレベルに応じてコースを選ぶのが吉。まずは主なコースを比べてみましょう。数値は編集部のGPSログなどにもとづく目安で、休憩時間は含みません。

  • ゴンドラコース(パルコール嬬恋):レベル 初心者 / コースタイム(目安) 2時間40分 / 距離(目安) 6.9km / 11月上旬 ゴンドラ運休中(12月5日から冬季営業予定)
  • 鳥居峠コース(嬬恋村):レベル 初心者〜中級者 / コースタイム(目安) 山頂まで約4時間30分(林野庁資料の目安) / 距離(目安) — / 11月上旬 林道は11月下旬まで通行予定
  • あずまや高原往復コース(上田市):レベル 中級者 / コースタイム(目安) 4時間15分 / 距離(目安) 10.3km / 11月上旬 登山可。凍結に注意
  • 菅平牧場・根子岳周回コース(上田市):レベル 初心者〜中級者(体力が必要) / コースタイム(目安) 6時間15分 / 距離(目安) 10.7km / 11月上旬 牧場の冬季閉鎖前のみ。日没に注意

【初心者向け】お手軽!ゴンドラコース

①パルコール嬬恋リゾート(ゴンドラ山頂駅)→1時間20分→②四阿山→1時間20分→③パルコール嬬恋リゾート(ゴンドラ山頂駅)

  • コースタイム(休憩を含まない):日帰り 2時間40分(目安)
  • 距離:日帰り 6.9km(目安)
  • 累積標高:日帰り のぼり:430m/くだり:425m(目安)

このコースは「長距離登山の自信はないけど、四阿山に登ってみたい!」という方におすすめです。累積標高が430m前後のため、初心者や子どもでものぼりやすくなっています。

パルコール嬬恋リゾートの山麓駅からゴンドラで一気にのぼり、標高2,000m超の地点からスタートします。しかし、「山頂駅」とは名ばかりで、本当の山頂までは約3kmの距離が。「しっかり登山をした」という満足感を得られるでしょう。

山頂付近では木道の階段や、尾根道も。雪が残る時期や凍結しやすい初冬は、木道で滑らないように注意してください。

山頂付近の木道

山頂付近の木道

四阿山の人気コースといえば、お隣に連なる根子岳を縦走するルートですが、四阿山山頂から根子岳を眺めることが可能。遠目から見る草原も壮観ですよ。

四阿山から見た根子岳

四阿山から見た根子岳

ゴンドラは決まった期間しか動きません。2026年の公式情報は次のとおりです。

  • 冬季営業:5月2日〜6日、5月30日〜31日、7月11日〜10月12日の土日祝・お盆(8月8日〜16日)など(すでに終了) 2026年12月5日開始予定
  • グリーンシーズンの営業時間:5月2日〜6日、5月30日〜31日、7月11日〜10月12日の土日祝・お盆(8月8日〜16日)など(すでに終了) トレッキング・ゴンドラの上り 8:00〜15:00、下りは15:30まで
  • 料金(グリーンシーズン):5月2日〜6日、5月30日〜31日、7月11日〜10月12日の土日祝・お盆(8月8日〜16日)など(すでに終了) 片道:大人2,000円・子ども1,000円/往復:大人3,000円・子ども1,500円(5歳未満は保護者同伴で無料)
  • 注意:5月2日〜6日、5月30日〜31日、7月11日〜10月12日の土日祝・お盆(8月8日〜16日)など(すでに終了) 山頂駅にトイレはない。天候により営業時間が変わることがある
  • 公式ホームページ:5月2日〜6日、5月30日〜31日、7月11日〜10月12日の土日祝・お盆(8月8日〜16日)など(すでに終了) パルコール嬬恋リゾート

※2026年11月2日に公式サイトで確認。冬季(スキーシーズン)の料金・登山者の乗車条件は、冬季営業開始前に公式サイトで確認してください。

【初心者〜中級者向け】的岩を通る鳥居峠コース

群馬県嬬恋村の鳥居峠から林道を進み、林道終点の駐車スペースから登るコースです。国の天然記念物「的岩」の近くを通るのも楽しみのひとつ。林野庁関東森林管理局の紹介資料では、鳥居峠からも菅平高原からも山頂まで約4時間30分が目安とされています。

  • 林道終点に駐車スペース、登山道入口に簡易トイレあり(嬬恋村観光協会)
  • 林道の通行は2026年は4月28日〜11月下旬の予定。台風や大雨で一時閉鎖されることがある
  • 11月は山頂付近の凍結に備えてチェーンスパイクを

ゴンドラが運休している11月上旬に群馬県側から登るなら、このコースが現実的な選択肢になります。

【初心者〜中級者向け】大草原を縦走!四阿山・根子岳周回コース

①菅平牧場→50分→②小四阿→1時間30分→③中四阿→50分→④四阿山→1時間50分→⑤根子岳→1時間15分→⑥菅平牧場

  • コースタイム(休憩を含まない):日帰り 6時間15分(目安)
  • 距離:日帰り 10.7km(目安)
  • 累積標高:日帰り のぼり:1,153m/くだり:1,173m(目安)

四阿山・根子岳周回コースは、「四阿山といえばこのコース!」と言われるほど人気のルート。路線バスを使って登山口近くまで行けるのも魅力です。

人気の理由は、四阿山から根子岳へ縦走するときに歩く草原の道。ヨーロッパの山を彷彿させ、鞍部から見上げたときの爽快感は抜群です。

四阿山から根子岳へ続く草原の道

草原の道

また、菅平牧場の脇を進む道ものどかで解放感があります。見どころがたっぷりのルートです。

菅平牧場脇の登山道

牧場脇の登山道

このコースに難所はないため、初心者でも挑戦は可能。しかし、累積標高が高く所要時間も長いので体力をつけてのぞみましょう。11月は日が短いので、朝早く出発し、遅れたら根子岳に寄らず往路を戻る判断も大切です。夏から秋は、最後に菅平牧場でソフトクリームを食べて締めくくるのも楽しみです。

【中級者向け】雪登山ならこれ!あずまや高原往復コース

①四阿山登山口→1時間10分→②里宮→1時間15分→③四阿山→1時間→④里宮→50分→⑤四阿山登山口

  • コースタイム(休憩を含まない):日帰り 4時間15分(目安)
  • 距離:日帰り 10.3km(目安)
  • 累積標高:日帰り のぼり:897m/くだり:902m(目安)

旧あずまや高原ホテルの駐車場横にある登山口からスタートし、往復するコースです。シンプルなルートですが、冬の四阿山に登るならこのコースが一般的。

その理由はこちらです。

  • 菅平牧場スタートのコースより累積標高が低い
  • 菅平牧場の駐車場は冬季閉鎖される

四阿山は比較的のぼりやすい雪山とされていますが、無雪期よりは体力を要します。雪山に挑戦するなら、ワカンやスノーシュー、冬用の手袋や防寒着を整えて行きましょう。

冬の四阿山山頂

冬の山頂

冬の四阿山は神秘的で、登る価値は大いにあり。一面に広がる銀世界と樹氷をおがみに行きましょう。

アクセスと駐車場

四阿山へは可能であれば車で来るのがおすすめです。路線バスでアプローチしやすいのは菅平牧場からの周回コース。ほかの登山口はバスがないため、電車を降りたあとはタクシーの利用になります。

  • パルコール嬬恋(ゴンドラ):駐車場 リゾートの駐車場(無料・約500台) / トイレ 山麓のセンターハウス内(山頂駅にはなし) / 最寄りIC(目安) 上信越道・上田菅平ICから約40分
  • 鳥居峠:駐車場 林道終点の駐車スペース / トイレ 登山道入口に簡易トイレ / 最寄りIC(目安) 上信越道・上田菅平IC
  • 菅平牧場:駐車場 牧場の駐車場(入山料 大人300円) / トイレ 駐車場付近(冬季閉鎖) / 最寄りIC(目安) 上田菅平ICから約35分
  • あずまや高原:駐車場 旧ホテル跡の駐車場(約50台) / トイレ なし / 最寄りIC(目安) 上田菅平ICから約30分

ゴンドラコース登山口(パルコール嬬恋リゾート)

車の場合、パルコール嬬恋リゾートの駐車場が利用できます。利用料金は無料で、500台ほど駐車可能です。最寄りICは以下の2つです。

  • 上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより約1時間
  • 上信越自動車道・上田菅平ICより約40分

電車の場合は、JR吾妻線・万座・鹿沢口駅で下車し、タクシーで20分ほどです。

トイレはゴンドラ山麓駅付近のセンターハウス内にあります。山頂駅にトイレはありません。付近にコンビニはないので、食料や飲み物は事前に用意しましょう。

鳥居峠コース登山口

国道144号の鳥居峠から林道に入り、終点の駐車スペースに停めます。林道は冬季閉鎖され、2026年の通行は11月下旬までの予定です(嬬恋村観光協会)。登山道入口に簡易トイレがあります。

四阿山・根子岳周回コース登山口(菅平牧場)

車の場合、菅平牧場の駐車場が利用可能です。入山料は大人300円・小人100円(菅平高原観光協会の料金表)なので、小銭を用意しておきましょう。冬は牧場の閉鎖に合わせて駐車場も利用できないので注意してください。

  • 上信越自動車道・上田菅平ICより約35分
  • 上信越自動車道・須坂長野東ICより約35分

公共交通機関の場合は、北陸新幹線の上田駅から上田バスの菅平高原線に乗り、菅平高原ダボス付近のバス停で下車。そこから登山口までは徒歩40分ほどが目安です。バスの時刻は季節で変わるため、上田バスの最新時刻表を確認してください。

トイレと自動販売機は、菅平牧場の駐車場付近にあります。この先の登山道にトイレはないため、必ずお借りしましょう。駐車場と同様、トイレも冬季は閉鎖されます。

あずまや高原往復コース登山口(四阿山登山口駐車場)

車の場合、四阿山登山口駐車場を利用できます。閉業したホテルの駐車場で、50台ほど駐車可能です。土日は早朝から満車になることもあるので、早めの到着をおすすめします。最寄りICは上信越自動車道・上田菅平ICで、約30分です。

駐車料金は無料ですが、取材時は入山協力金(ポスト式の料金箱)が設けられていました。現地の表示に従ってご協力ください。

電車の場合、最寄り駅は上田駅です。しかしタクシーで45分ほどかかるため、あまりおすすめしません。

ホテルの閉業に伴い、現在は登山口付近にトイレがありません。自動販売機もないので、上田菅平ICから登山口までの間にある公衆トイレやコンビニで事前にすませておきましょう。

季節ごとの服装と持ち物

四阿山は山頂が2,354mあり、ゴンドラ山頂駅でも2,000mを超えます。麓が晴れて暖かくても、稜線では風が強く気温がぐっと下がります。服装の基本は登山の服装の選び方、持ち物の全体像は登山の持ち物チェックリストも参考にしてください。

  • 春(残雪期〜5月):服装 長袖の肌着+フリース+防風ジャケット / あると安心な道具 軽アイゼン(チェーンスパイク)、スパッツ
  • 夏(6〜8月):服装 速乾Tシャツ+薄手の長袖、レインウェア / あると安心な道具 帽子・日焼け止め(草原は日陰がない)、水多め
  • 秋(9〜10月):服装 長袖の肌着+フリースやインサレーション、レインウェア / あると安心な道具 手袋、薄手のニット帽
  • 初冬(11月):服装 保温性の高い肌着+行動中も着られる中間着+防風・防水のジャケット、休憩用のダウン / あると安心な道具 チェーンスパイク、冬用手袋、ニット帽、ヘッドライト、保温ボトル
  • 冬(12〜3月):服装 冬山用のレイヤリング一式 / あると安心な道具 アイゼン、ワカン・スノーシュー、ゴーグル(雪山経験者向け)

11月の四阿山で用意したいもの

山旅ショップで選べる防寒小物

行動中に汗をかいても冷えにくい「動きながら着られる保温着」は、気温の上下が大きい初冬の四阿山と相性がよい道具です。山旅ショップのPOLARTEC アルファダイレクト90 ULジャケットは、通気性のある化繊インサレーションの中間着。登りでは着たまま、山頂ではレインウェアやダウンの下に重ねて使えます。

稜線の風で冷えやすい耳まわりには、耳当て付きのPOLARTEC アルファダイレクト90 イヤーマフキャップが便利です。帽子ひとつで耳まで覆えるので、11月の山頂やゴンドラ冬季営業後の雪山入門にも使えます。

手袋は「薄手+厚手」の重ね使いが基本です。ポッサムメリノ・グローブは、冷えやすい朝の歩き出しや、厚手の手袋の下に重ねる1枚目として使いやすい手袋です。

よくある質問

Q1:四阿山は初心者でも登れますか?

ゴンドラコースは累積標高が約430m(目安)で、初心者や子どもでも挑戦しやすいコースです。ただしゴンドラが動いているのは冬季とグリーンシーズンの営業日だけで、2026年は10月12日でグリーンシーズン営業を終え、12月5日から冬季営業の予定です。ゴンドラを使わないコースは標高差が大きくなるので、体力に合わせて選びましょう。山歩きが初めての方は登山初心者の始め方もどうぞ。

Q2:四阿山の登山は何時間かかりますか?

休憩を含まない目安で、ゴンドラコースが約2時間40分、あずまや高原の往復が約4時間15分、菅平牧場からの根子岳周回が約6時間15分です。実際は休憩や写真の時間が加わるので、1〜2時間ほど余裕を持った計画にしましょう。

Q3:トイレはどこにありますか?

ゴンドラ山麓のセンターハウス、菅平牧場の駐車場付近(冬季閉鎖)、鳥居峠の登山道入口(簡易トイレ)にあります。ゴンドラ山頂駅とあずまや高原の登山口にはトイレがありません。登山道の途中にもないので、携帯トイレがあると安心です。

Q4:11月や冬でも登れますか?

11月上旬は雪や凍結が始まる時期で、チェーンスパイクと冬に近い防寒装備があれば日帰りで歩く人もいます。ただし鳥居峠林道は11月下旬までの通行予定、菅平牧場は冬季に閉鎖されるなど、使える登山口が減っていきます。本格的な積雪期は雪山の装備と経験が必要です。初めてなら経験者やガイドと一緒に行きましょう。

Q5:四阿山の雪はいつまで残っていますか?

例年5月中は残っていることが多いです。雪解けにより足元がぬかるむので、滑らないように注意しましょう。

Q6:四阿山登山で気をつけることは?

四阿山は木が少ないため、日差しを遮るものがありません。特に根子岳への縦走路は草原地帯で、夏は熱中症と紫外線、冬は強い風に注意が必要です。秋はクマの出没にも気をつけ、鈴などで存在を知らせながら歩きましょう。

四阿山の周辺おすすめスポット

四阿山の周辺にはたくさんの観光スポットがあります。群馬県と長野県の県境にある山なので、どちら側から登るかで行動範囲は異なりますが、下山後に立ち寄れるおすすめスポットを紹介します。料金や営業時間は変わることがあるため、お出かけ前に公式サイトで確認してください。

【長野県】真田温泉健康ランド ふれあいさなだ館

真田温泉健康ランドふれあいさなだ館

出典:真田温泉健康ランドふれあいさなだ館 公式Facebook

「真田温泉健康ランドふれあいさなだ館」は四阿山の長野県側からアプローチできるおすすめスポットです。戦国武将・真田氏の館をイメージした和風の外観で、休憩室の障子が戦国絵巻になっているのが見どころ。

菅平牧場駐車場や、四阿山登山口駐車場から車で30分ほどで到着します。下山後すぐに汗を流したいという人におすすめです。温泉だけでなく食堂や売店、喫茶などもあるので時間を気にせずゆったりくつろげます。

  • 休館日:10時〜21時30分(最終受付は30分前) 毎週火曜日(祝日の場合は変更あり)
  • 料金:10時〜21時30分(最終受付は30分前) 一般:500円/小・中学生:250円/未就学児:無料
  • 公式ホームページ:10時〜21時30分(最終受付は30分前) 真田温泉健康ランドふれあいさなだ館

(※2023年7月執筆時点の情報です)

【群馬県】愛妻の丘

愛妻の丘

出典:群馬県嬬恋村公式Twitter

愛妻の丘は、「愛妻家の聖地」として知られる群馬県嬬恋村を一躍有名にしたスポットです。パルコール嬬恋リゾートから車で10分ほど。夫婦で鳴らす「愛妻の鐘」や、浅間山に向かって愛を叫ぶ「叫び台」などがあります。夫婦で登山をしたあとに立ち寄ってみてはいかがですか。

【両県からアクセス可能】草津温泉

草津温泉の湯畑

出典:草津温泉ポータルサイト

日本屈指の名湯といわれる草津温泉も、四阿山から意外とアクセスが良好です。パルコール嬬恋リゾートからは約30分、菅平牧場からは約1時間が目安。「恋の病以外に効かぬ病はない」と言い伝えがあるほどで、日帰り温泉はもちろん、宿泊も可能な温泉が多数あります。

名物「湯畑」を中心に、伝統的な入浴法である「湯もみ」の見学・体験や足湯も。食べ歩きができる店も多く、温泉饅頭や温泉卵が人気です。

草津の日帰り温泉ならここ!西の河原露天風呂

西の河原露天風呂

出典:草津温泉ポータルサイト

草津温泉で日帰り入浴を楽しむなら、「西の河原露天風呂」がおすすめです。露天風呂のみというシンプルな温泉で、その広さは500㎡という日本有数の規模。四季折々の景観とともに入浴を楽しめます。夜はライトアップされ、昼とは異なった幻想的な景色が見られます。

  • 休館日:4〜11月:7時〜20時/12〜3月:9時〜20時(最終入館は30分前) 年中無休(臨時休業はホームページに掲載)
  • 料金:4〜11月:7時〜20時/12〜3月:9時〜20時(最終入館は30分前) 大人:700円/子ども:350円
  • 公式ホームページ:4〜11月:7時〜20時/12〜3月:9時〜20時(最終入館は30分前) 西の河原露天風呂

(※2023年7月執筆時点の情報です)

まとめ:11月の四阿山は「登山口の確認」と「冬の入口の装備」を

四阿山は、ゴンドラで手軽に登れるコースから、根子岳と結ぶ草原の周回コースまで、レベルに合わせて選べる日本百名山です。ただし11月上旬はゴンドラが運休中で、鳥居峠林道は11月下旬まで、菅平牧場は冬季閉鎖と、使える登山口が日ごとに限られていきます。出発前に公式情報を確認し、チェーンスパイク・手袋・防寒着・ヘッドライトをそろえて、冬の入口の絶景を安全に楽しみましょう。

※本記事の作成にはAIを活用し、製品の仕様は各公式サイトの掲載情報(確認日時点)と照合しています。

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登山道具ブランド「山旅」が各地のイベントに出店します。会場には季節に合わせたおすすめのアイテムを持っていく予定で、実際に手に取って試せます(在庫などの都合で、お持ちできない商品もあります)。

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