【2025年】登山におすすめの軽量クローズドセルマット徹底比較ランキング！

クローズドセルマットは、軽量で持ち運びしやすく耐久性があり安価なためアウトドアにおいて重宝するテントマットです。特に、登山におけるテント場ではゴツゴツした石があって、エアーマットだと破けてしまうのではないかと不安に感じてクローズドセルマットを選ぶ登山者も多いです。

そこで、今回は登山におすすめの軽量なクローズドセルマットをランキング形式で紹介するとともに、クローズドセルマットを選ぶ時の注意点やクローズドセルマットの便利な使い方を紹介します。

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【2025年】登山におすすめのテントマット！最軽量・最安・一押しマットを厳選！｜テントマット・枕｜テント泊装備｜登山ギア｜山のモノ｜登山・トレラン・山スキーマガジン「山旅旅」

テント泊登山において、テントマットは寝心地の快適性と装備全体の重量に大きな影響を及ぼします。また、冬季のテント泊においてテントマットの断熱性能は、生死に関わることもある重要な装備です。テントマットは大｜【2025年】登山におすすめのテントマット！最軽量・最安・一押しマットを厳選！｜登山・トレラン・山スキーマガジン「山旅旅」の「テントマット・枕」（山のモノ｜登山ギア｜テント泊装備）カテゴリの記事ページです。

登山用クローズドセルマットとは？

登山用クローズドセルマットは、発泡ポリエチレンやウレタンなどの断熱性・弾力性に優れた素材を使ったアウトドア用マットです。最大の特徴は「空気を入れる必要がなく、広げるだけですぐ使える」こと。テント泊やビバーク時に寝袋の下に敷くことで、地面からの冷気や凹凸を和らげ、快適な睡眠をサポートします。

登山での使用を前提としているため、軽量性・耐久性・設営撤収の手軽さ・パンクしない安心感が重視されています。折りたたみ式やロール式のものが多く、ザックの外付けで持ち運ぶのが一般的です。

他マット（エア・インフレータブル等）との違い

クローズドセルマットは「設営・撤収が圧倒的に早く、パンクの心配がない」点が最大の強み。一方で、エアマットやインフレータブルマットは「寝心地・収納性」に優れますが、パンクや破損リスク、設営・撤収の手間がデメリットです。

登山で選ばれる理由

圧倒的な信頼性

クローズドセルマットが登山で圧倒的な信頼を集める最大の理由は、「パンクの心配が一切なく、どんな環境でも安心して使える耐久性」にあります。エアマットやインフレータブルマットは鋭利な石や岩場で穴が開くリスクがありますが、クローズドセルマットは発泡素材の独立気泡構造を採用しているため、乱暴に扱っても壊れることがなく、岩場や砂利の上でも気兼ねなく使用できます。

また、命の危険を伴う雪山登山や長期縦走で仮に他のマットが破損した場合でも、クローズドセルマットが一枚あれば最低限の断熱が担保されるため、非常時の安心感が違います。

設営・撤収の速さ

エアマットやインフレータブルマットのように空気を入れる手間がなく、バックパックから取り出して広げるだけで即座に使用できます。蛇腹式や折りたたみ式が主流で、一瞬で設営できるため、疲れているときや悪天候時でもストレスなく準備が完了します。また、休憩時にも手軽に使用できるため重宝します。

撤収も同様に、折りたたむか丸めるだけで完了します。空気を抜く必要がないため、素早く片付けて次の行動に移れるのが大きなメリットです。

軽量・コスパの良さ

軽量モデルなら100g台もあり、価格も手ごろ。自分でカットして好みのサイズに調整できるなど、カスタマイズ性も魅力です。

一方で、「収納時にかさばる」「寝心地はエア系に劣る」といったデメリットもありますが、信頼性と手軽さを重視する登山者に根強い人気があります。

クローズドセルマット選びのポイント

クローズドセルマットにも、最軽量モデルやコスパ重視のモデル、高性能なモデルなど様々な特長を持ったマットが販売されています。その中から、使用環境や意向に合わせたモデルを選択するようにしましょう。

クローズドセルマットの厚み

マットの厚みは、寝心地や断熱性能に直結します。厚みがあればあるほど、地面の凹凸を伝えずに寝心地がよくなりますが、その分かさばります。

1～2cmの厚みのものが主流ですが、安価なものなど1cmを切る厚みのものもあります。使用する場所やエアマットと併用するかどうかで変化しますが、目安としては少なくとも1cm以上の厚みがあるといいでしょう。

クローズドセルマットの断熱性能

断熱性能を表す数値にR値というものがあります。特に、寒い時期などに使用する場合には注意が必要で、地面からの冷気を遮断できる性能を持ったマットを選ぶようにしましょう。

クローズドセルタイプのR値はあまり大きくなく、最も大きいデカトロンのフォルクラで2.6ほどです。これは、夏の使用がメインで地表に霜が降りる程度の寒さまで冷え込んだ場合にはエアマットとの併用が必要になります。寒さを気にしない環境での使用がメインであれば、そこまでR値を気にする必要はないでしょう。

• 夏の低地：R値1～2程度で十分
• 春・秋、標高の高い場所：R値2～4が快適性の目安
• 冬や高山、氷点下環境：最低でもR値4～6、厳冬期はR値6以上が推奨されます

クローズドセルマットの収納方法

クローズドセルをコンパクトにして持ち歩く方法に2種類あり、折りたたむタイプとロールタイプのものがあります。

折りたたむタイプは簡単にたためて広げることができるので設営と撤収を早く行えます。ロールタイプはザックの中の内周に這わせるように収納することができ、またカットして長さを調整することが容易です。