この記事の結論:いちばん軽いのはモンベル「プラズマ1000 ダウンジャケット」の130gです。フード付きで最も軽いのはアークテリクス「セリウム SL フーディ」の234g、価格と軽さのバランスで選ぶならモンベル「スペリオダウン ジャケット」(190g・19,500円)が基準になります。
登山のダウンは、歩いている間はほとんど着ない服です。だからこそ、できるだけ軽く、小さくたためるものを選びたいところです。この記事では、メーカーの日本の公式サイトで重さを確かめられた軽量ダウンジャケット20着を、130gから341gまで軽い順に並べました。フードなし13着・フード付き7着で、重さ・価格・フィルパワー・表地・収納サイズなど13項目を全モデルでそろえて比べています。
「軽量」の線引きは350g以下にしました。それより重いモデル(たとえばパタゴニアのダウン・セーター369g)は、比較用にも入れていません。
軽量ダウンジャケットの選び方:重さを決める5つのポイント
軽くて小さくたためるダウンを選ぶなら、「フィルパワーが高い」「表地が薄い」「フードがない」の3つがそろったモデルが近道です。そのうえで、ドローコードの有無と収納のしかたを見ます。
フィルパワー(FP)が高い

フィルパワーは、ダウンのふくらみやすさを表す数字です。数字が大きいほど、少ない量でたくさんの空気をためられます。
- 600〜700FP:一般的なダウン。街用に多い
- 750〜800FP前後:登山用の主力。軽さと価格のバランスがいい
- 850〜1000FP:最高クラス。同じ暖かさを、より軽く作れる
今回の20着では、1000FPがモンベル3着(プラズマ1000 ダウンジャケット、プラズマ1000 アルパインダウン パーカ、イグニスダウン パーカ)、アークテリクスのセリウム SL フーディ、マーモットのアトラスダウンセーターの5着です。
「軽い=暖かい」ではない
フィルパワーが高い=暖かい、ではありません。暖かさは「ダウンの質(FP)×ダウンの量」で決まります。1000FPでも量が少なければ薄手ですし、800FPでもたっぷり入っていれば厚手になります。フィルパワーは「同じ暖かさを、どれだけ軽く作れるか」の目安と考えましょう。ダウンの量(封入量)まで公表しているメーカーは少なく、今回の20着でもほとんどが公式記載なしでした。
表地の薄さ(デニール)

表地の厚さはデニール(D)という糸の太さの単位で表され、数字が小さいほど薄くて軽い生地です。
- 7〜10デニール:とても軽く、小さくたためる。岩や枝の引っかけには弱い
- 12〜15デニール:軽さと丈夫さの中間
- 20デニール前後:少し重くなるが、擦れや引っかけに強い
今回の20着でも、200g以下の4着のうち3着は表地7〜10デニール(残るスペリオダウン ラウンドネックジャケットは表地20D・裏地10D)、300gを超えるモデルの多くは表地か裏地に20デニールを使っています。ヤブこぎや岩場で着ることが多いなら、20デニール前後のモデルも候補に入れておきましょう。
フードを省く
フードがあれば頭や首まわりまで暖かくなりますが、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、シェルとフードが重なると、レイヤリングしにくいこともあります。フードを省けば重ね着しやすく、そのぶん軽くなります。同じシリーズで比べると、フードの重さは次のとおりです(公式の重さから計算した値です)。
- モンベル スペリオダウン:ジャケット190g → パーカ239g(+49g)
- マウンテンハードウェア ゴーストウィスパラー:ジャケット230g → フーディ249g(+19g、いずれもMサイズ)
- アークテリクス セリウム:ジャケット300g → フーディ338g(+38g)
頭や首の防寒は、ネックウォーマーやビーニー、バラクラバで補えます。逆に、ダウン1枚で頭まで守りたい冬のテント場や、シェルを持たない軽装の山行なら、フード付きのほうが合理的です。
ドローコードと収納のしかた

袖口や裾を絞るドローコードは、省けばわずかに軽くなりますが、裾から冷たい空気が入りやすくなります。風の強い稜線でよく使うなら、裾のドローコードだけは付いているモデル(ゴーストウィスパラーなど)が安心です。

「小さくたためる」ダウンのしまい方は、大きく2つに分かれます。
収納サイズを公表しているのは、今回の20着ではモンベルだけです。容量(L)で比べると、スペリオダウン ジャケットの1.2Lは1Lの牛乳パックより少し大きい程度、ネージュダウン ジャケットの3.4Lはその約3倍です。
重さの「基準サイズ」をそろえて見る
メーカーによって、公表している重さの基準が違います。モンベルは平均重量、マウンテンハードウェアはMサイズ、マーモットはLサイズ、カリマーとアークテリクスはサイズの記載がありません。Lサイズ基準のマーモットは、Mサイズで比べればもう少し軽くなる可能性があります。10〜20g程度の差は、基準の違いで入れ替わることもあると考えてください。
200g以下にこだわった超軽量ダウンだけを知りたい人は、こちらも参考にしてください。
【全部200g以下】最軽量なウルトラライトなダウンはどれだ!?ベスト3の特徴を紹介
サイズは少し大きめに|ハードシェルの上から羽織れるかで決める
山で休憩着として使う軽量ダウンは、ハードシェルの上からそのまま羽織れる、少し大きめのサイズを選ぶと使い道が広がります。筆者(峰 一歩・山歩き15年)は軽量ダウンをこの考えで選んでいて、普段着として着るときは中にトレーナーを着てちょうどいい大きさになります。
シェルの下に着るサイズだと、休憩のたびにシェルを脱いでダウンを着て、またシェルを着直すことになります。風の強い稜線や雪の降る中では、その間に体が冷え、ダウンも濡れやすくなります。上から羽織れる大きさなら、シェルを着たまま、止まったらすぐに保温できます。
- 試着はシェルを着て:店では手持ちのハードシェルかレインウェアを着た上から試着し、前ファスナーが無理なく閉まるか、腕を前に伸ばしたときに肩や背中が突っ張らないかを確かめます。
- 大きすぎにも注意:体との間のすき間が大きすぎると、温まった空気が裾や首元から逃げやすくなります。裾をドローコードで絞れるモデルなら、大きめでもすき間風を抑えられます。
- シェルの下に着る使い方が中心なら:丸首のスペリオダウン ラウンドネックジャケットや細身のセリウム ジャケットのように、インナー向きの作りを普段のサイズで選ぶほうが合います。
- 雪や雨の中で外側に着るなら:上から羽織るとダウンの表地が外に出ます。表地に防水透湿素材を使ったイグニスダウン パーカやパーマフロスト ライトダウンジャケット、撥水ダウンのモデルが向いています。ただし縫い目にシームテープ処理のないものは完全防水ではないことは、「安全面」の節のとおりです。
作る側から見た、お店で確かめたい4か所
軽量ダウンは生地が薄いぶん、縫い方や部品の省き方で暖かさと長持ちの度合いが変わります。山旅旅はベトナム・中国の工場で自社の登山用品を作っており、その立場から、作る側が気にする所をどのメーカーにも当てはまる確かめ方としてまとめました。
- 縫い目や生地から羽毛が出ていないか:ステッチの針穴や生地の表面から、羽毛の先がたくさん出ていないかを見ます。薄い生地ほど、羽毛を通しにくくする織りや加工が大切です。少し出てくるのはダウン製品ではよくあることで、出てきた羽毛は引き抜かず、反対側からつまんで中に戻すと、穴を広げずに済みます。
- ステッチの間隔:軽量ダウンの多くは、表地と裏地を直接縫い合わせて羽毛の部屋を作っています。縫い目の線の上にはダウンが入らないので、そこは薄くなり、風も通りやすくなります。間隔が狭いほどダウンが偏りにくい一方で、縫い目の数は増えます。風の強い場所で着るなら、シェルと重ねる前提で考えます。
- 前ファスナーの裏の当て布:軽さのために、ファスナーの裏の風よけの布(ドラフトチューブ、ウインドフラップ)や、あごに当たる部分のカバーを省いたモデルがあります。前ファスナーの線から冷気が入るので、裏返して当て布があるかを確かめます。
- サイズ表が「体の寸法」か「服の寸法」か:体の寸法(ヌード寸法)なら、そのサイズは体にちょうど合う大きさの目安です。シェルの上から羽織るなら、服そのものを測った仕上がり寸法の身幅・着丈・袖丈が、手持ちのシェルより大きいかを比べると、通販でも失敗しにくくなります。
季節と山行で選ぶ:どの重さを持っていくか
夏の高山なら200g前後の薄手、秋の稜線や小屋泊なら300g前後、冬山ではこの記事のダウンは「シェルの下に着るインナー」と考えるのが目安です。
夏の北アルプス・3000m級の朝晩
日の出前の山頂や、テント場の夕方に羽織る1枚です。荷物を削りたい縦走なら、130〜250gクラスの7〜10デニール・800FP以上(プラズマ1000 ダウンジャケット、スペリオダウン ジャケット、ゴーストウィスパラー ジャケットなど)が向いています。
秋の稜線・小屋泊・晩秋の低山
休憩中に風を受けると、夏用の薄手では物足りなくなります。260〜340gクラスで、20デニールの丈夫な表地や撥水ダウン、湿気の多い部分に化繊わたを使ったモデル(ライトアルパインダウン ジャケット、ネージュダウン ジャケット、セリウム ジャケットなど)が候補です。
冬山・雪山
雪山の休憩中やテント泊の夜を、この記事の軽量ダウンだけでしのぐのは心細い場面があります。ハードシェルの下に着るインナーダウンとして使い、停滞用には厚手のダウンを別に用意しましょう。厚さ別の選び方はこちらで紹介しています。
【2026年版】登山用ダウンジャケットおすすめ10選|登山ダウンの選び方と厚さ・FP
厚手を選ぶときの目安として、筆者(峰 一歩)は、厳冬期の雪山用のダウンは充填量(中に入っているダウンの量)が95g(Lサイズ)だと少し頼りなく、130gくらいあると安心だと考えています。この記事でいちばん軽いプラズマ1000 ダウンジャケットは、生地やファスナーまで含めた全体の重さが130gなので、中のダウンはそれより少なくなります。厳冬期用には、充填量を公表しているモデルを選び、数字で確かめてください。
軽量ダウンを山で使うときの注意(安全面)
軽量ダウンは「止まったときに体温を守る保険」です。濡らさない、行動中は着ない、火に近づけない、の3つを守りましょう。
- 濡れに弱い:ダウンは水を含むとしぼみ、保温力が落ちます。雨や雪の中ではレインウェアを上に重ねる、撥水ダウンや化繊わたを使ったモデルを選ぶ、といった対策が必要です。
- 汗をためない:歩きながら着ると汗でダウンが湿ります。行動中は脱ぎ、止まったらすぐ着るのが基本です。体が冷えきってから着ても温まるまでに時間がかかり、低体温症の入り口になります。
- 火の粉とバーナー:7〜10デニールの薄い生地は、火の粉やバーナーの炎で簡単に穴が開きます。テント場で調理するときは袖まわりに注意しましょう。小さな穴なら、ダウンウェア用の補修シートでふさげます。
- 過信しない:防水をうたうモデルでも、モンベルはスーパー ドライテックを「完全防水ではない(縫い目にシームテープ処理がない)」と明記しています。悪天候で頼る服ではありません。
洗濯と保管で軽さを保つ
ダウンは汚れや皮脂でふくらみが落ちます。シーズンの終わりに洗い、つぶさずに保管すると長持ちします。
- 洗う前に、製品の洗濯表示とメーカーの説明を確認する
- ダウン用の洗剤を使う(モンベルの「O.D.メンテナンス ダウンクリーナー」など)
- すすぎを十分にし、乾燥は中までしっかり乾かす。生乾きはダウンが固まる原因になる
- 保管は収納袋に詰めたままにせず、ハンガーに掛けるか大きめの袋でゆったりと。湿気の少ない風通しのよい場所に置く
軽量ダウンジャケット重量別ランキング20選(軽い順)
20着を軽い順に並べると、200g以下はモンベルの4着、フード付きでは234gのセリウム SL フーディが最も軽くなります。重さはメーカー公表値(基準サイズがあるものはそのサイズ)、価格は2026年11月6日時点の公式ストアの表示価格(税込)です。
- 130g:モンベル プラズマ1000 ダウンジャケット(フードなし)
- 165g:モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット(フードなし)
- 177g:モンベル スペリオダウン セミロングスリーブ ジャケット(フードなし・七分袖)
- 190g:モンベル スペリオダウン ジャケット(フードなし)
- 220g:カリマー concordia jkt(フードなし)
- 230g(M):マウンテンハードウェア ゴーストウィスパラージャケット(フードなし)
- 234g:アークテリクス セリウム SL フーディ(フード付き)
- 236g:モンベル プラズマ1000 アルパインダウン パーカ(フード付き)
- 239g:モンベル スペリオダウン パーカ(フード付き)
- 249g(M):マウンテンハードウェア ゴーストウィスパラーフーディ(フード付き)
- 260g:カリマー ultra feather jkt(フードなし)
- 271g(L):マーモット 1000FP アトラスダウンセーター(フードなし)
- 281g:モンベル イグニスダウン パーカ(フード付き)
- 300g:アークテリクス セリウム ジャケット(フードなし)
- 302g(L):マーモット 750FP エイブルダウンジャケット(フードなし)
- 312g:モンベル ライトアルパインダウン ジャケット(フードなし)
- 321g:モンベル ネージュダウン ジャケット(フードなし)
- 337g:モンベル パーマフロスト ライトダウンジャケット(フードなし)
- 338g:アークテリクス セリウム フーディ(フード付き)
- 341g(L):マーモット ランス ダウンフーディー(フード付き)
フード付きの軽量ダウンをもっと詳しく比べたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
軽量ダウンフーディ徹底比較:登山で“ちょうどいい暖かさ”を求める人へ
第1位:【130g】モンベル『プラズマ1000 ダウンジャケット』

20着の中でダントツの軽さです。中身はモンベル独自の1000FPのEXダウン、表地は7デニールのバリスティック エアライトです。
7デニールの生地はとても薄いので、岩や枝の引っかけには気をつけたいところ。そのかわり、夏の高山の朝晩や、冬山でシェルの下に着足すインナーとして、1gでも荷物を削りたい山行で頼りになります。収納サイズは日本向けモデルの公式ページで確認できませんでしたが、同じ1000FP・7デニールの「US プラズマ 1000 ダウンジャケット」(138g)はΦ10×14cm(1.1L)です。
世界最軽量級のダウンジャケット『モンベルのプラズマ1000ダウンジャケット』
【レビュー】1000フィルパワーの圧倒的な保温力と超軽量なダウンジャケット−モンベル プラズマ1000ダウンジャケット
出典:モンベル公式サイト・モンベル公式オンラインストア・同(USモデル)(2026/11/06確認)
第2位:【165g】モンベル『スペリオダウン ラウンドネックジャケット』

スペリオダウンから襟を省いた丸首タイプで、15,000円と20着の中で最も手ごろです。800FPのEXダウンを使い、表地は20デニール、裏地は10デニール。表地が厚めなので、200g以下のモデルの中では擦れに強い組み合わせです。
首元が開いているので、羽織る1着というより、フリースやシェルの下に着るインナー向き。重ね着用と割り切るなら、軽さ・価格ともに有力な選択肢です。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第3位:【177g】モンベル『スペリオダウン セミロングスリーブ ジャケット』

肘までを覆う七分袖のスペリオダウンです。表地・ダウン・収納サイズ(1.2L)は長袖のスペリオダウン ジャケットと同じで、重さは13g軽い177g(計算値:190g−177g)。ポケットも腰2つ・内側2つと同じ数を備えています。
手首から先が出るぶん、腕の保温は長袖に劣ります。長袖の上着やシェルと重ねる前提で、胴まわりを中心に暖めたい人向けです。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第4位:【190g】モンベル『スペリオダウン ジャケット』

軽さと価格のバランスで選ぶなら、いちばんの基準になる1着です。800FPのEXダウンを10デニールのバリスティック エアライトで包み、190g・19,500円。1位のプラズマ1000 ダウンジャケットと比べると60g重いかわりに、8,440円安くなります(計算値)。
ポケットはジッパー付きの腰ポケット2つと内ポケット2つ。行動食やスマホを入れたまま休憩でき、春〜秋は防寒着、冬は中間着として一年を通して出番があります。
スペリオダウンの暖かさと軽さは?モンベルの定番ジャケットをレビュー
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第5位:【220g】カリマー『concordia jkt(コンコルディア ジャケット)』

800FPのグースダウン(ダウン90%)を10デニールのリップストップで包んだ、カリマーの軽量ダウンです。付属の収納袋は、保管するときと持ち運ぶときで圧縮の強さを変えられる作り。ダウンをつぶしたまま保管しなくて済むのは、長く使ううえで助かる工夫です。
ラグランスリーブで腕が動かしやすく、袖にはサムホール、前は上下から開けられるダブルファスナー。左胸にファスナーポケットがあります。
出典:カリマー公式サイト(2026/11/06確認)
第6位:【230g】マウンテンハードウェア『ゴーストウィスパラージャケット』

軽量ダウンの定番「ゴーストウィスパラー」のフードなしモデルです(ほかの記事で「ゴーストウィスパラー2」と書かれていることがありますが、日本の公式サイトでの現行の名前は「ゴーストウィスパラージャケット」です)。表地は10デニールのリップストップ、中は800フィルのRDS認定ダウン。
両袖口のいちばん先の部分にだけ化繊インサレーションを入れていて、手を洗ったときや雨で袖口が濡れても、そこだけダウンがぺたんこになるのを防ぎます。裾はドローコードで絞れ、カラビナループ付きのハンドポケットに本体ごとしまえるので、ハーネスやザックの外に吊るしておけます。
出典:マウンテンハードウェア公式サイト(2026/11/06確認)
第7位:【234g】アークテリクス『セリウム SL フーディ』
フード付きで最も軽いのがこのモデルです。セリウムシリーズの中で軽さに振った「SL」で、1000フィルのグレイグースダウンを10デニールのPertex Quantumで包んでいます。汗がこもりやすい脇の下だけは、濡れに強いプリマロフトの化繊わた。
フードは調節できるStormHood、ポケットはジッパー付きのハンドポケット2つと内側の胸ポケット1つ。価格は75,900円と20着でいちばん高いモデルです。
出典:アークテリクス公式サイト(2026/11/06確認)
第8位:【236g】モンベル『プラズマ1000 アルパインダウン パーカ』

1位のプラズマ1000と同じ7デニール・1000FPの組み合わせに、デュアルアクスルフードを付けたパーカです。収納サイズはΦ12×20cm(2.3L)で、ジャケット型のスペリオダウン(1.2L)のほぼ倍。ダウンの量を増やして暖かさを上げたぶん、軽量パーカとしては収納が大きめです。
フード付きで250gを切るモデルは、20着の中でこれを含めて4着です。夏〜秋の高山で、フードまで1枚で済ませたい人に向いています。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第9位:【239g】モンベル『スペリオダウン パーカ』

4位のスペリオダウン ジャケットにフードを足したモデルで、差は49g・3,000円(計算値)。フードは後頭部のベルクロでひさしの高さを、襟元のドローコードで顔まわりを調節でき、ジッパーがあごに当たらない作りです。
収納サイズはΦ11×19cm(1.9L)。フード付きの軽量ダウンとしては22,500円と手ごろで、初めての1着にも選びやすい価格帯です。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第10位:【249g】マウンテンハードウェア『ゴーストウィスパラーフーディ』

6位のジャケットにフードを付けたモデルで、重さの差はわずか19g(Mサイズ同士の計算値)。フードは伸縮性のあるバインディングで後部を絞れます。袖口の化繊インサレーション、裾のドローコード、カラビナループ付きのハンドポケットに収納できる仕様はジャケットと同じです。
フードの重さを最小限にしたい人には、20着の中でいちばん効率のよい選択肢です。
出典:マウンテンハードウェア公式サイト(2026/11/06確認)
第11位:【260g】カリマー『ultra feather jkt(ウルトラフェザー ジャケット)』

ポーランド産ホワイトグースの900FPダウン(ダウン95%)を、表地・裏地とも10D×30Dのリサイクルナイロン リップストップで包んでいます。
いちばんの特徴は、フロントのダブルジッパーを中心からずらした左右非対称の作り。上にシェルを重ねたとき、ジッパー同士が重なってごろつくのを防ぎます。胸元にはスナップボタンも付いています。本体は胸ポケットにしまえるパッカブル仕様です。
出典:カリマー公式サイト(2026/11/06確認)
第12位:【271g】マーモット『1000FP アトラスダウンセーター』

1000FPのダウン(ダウン95%)を、リサイクルナイロンの10デニールで包んだジャケットです。ダウンを入れる内袋(ダウンパック)を使わず、表地と裏地の2層だけで仕上げているので、そのぶん軽くしなやかです。表地には耐久撥水加工がされています。
重さはLサイズで271g。Mサイズならもう少し軽くなる可能性があります。付属のスタッフサックで持ち運びます。
出典:マーモット公式サイト(2026/11/06確認)
第13位:【281g】モンベル『イグニスダウン パーカ』

表地に防水透湿素材のスーパー ドライテック2レイヤー(12デニール)を使った、1000FPのフード付きパーカです。裏地は7デニール。表地に防水透湿素材を使っているので、小雪や霧の中でも羽織りやすい1着です。ジッパー付きのポケットが左胸・腰に3つ、内ポケットが2つあります。
収納サイズはΦ12×20cm(2.3L)。フード付き・表地に防水透湿素材という条件で300gを切るのは、20着ではこのモデルだけです。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第14位:【300g】アークテリクス『セリウム ジャケット』

850フィルのヨーロピアン ホワイトグースダウンに、湿気がこもりやすい部分だけ化繊わた(Coreloft)を組み合わせたジャケットです。歩きながら着ることもある山では、蒸れやすいところを化繊にしておく工夫が効きます。
表地は15デニールのリサイクルナイロン。中くらいの高さの襟で首元のすき間風を防ぎ、体にそったトリムフィットでシェルの下にも重ねやすい作りです。ジッパー付きのハンドポケット2つと内ポケット、スタッフサック付き。
出典:アークテリクス公式サイト(2026/11/06確認)
第15位:【302g】マーモット『750FP エイブルダウンジャケット』

19,800円で撥水ダウンを使ったジャケットです。2万円を切るのは、20着ではモンベル3着とこのモデルだけです。中わたは水濡れに強い750FPの撥水ダウン、表地は耐久撥水加工をした20デニールのナイロン。
アトラスダウンセーターと同じくダウンパックを使わない2層構造で、シルエットはすっきり。薄い生地の破れが心配な人や、小雨や湿気の中で使うことが多い人に向いています。
出典:マーモット公式サイト(2026/11/06確認)
第16位:【312g】モンベル『ライトアルパインダウン ジャケット』

表地に20デニールのバリスティック ナイロン・リップストップ、裏地にも20デニールのタフタを使った、丈夫さ寄りの800FPダウンです。表地にははっ水加工と帯電防止加工。
収納サイズはΦ13×21cm(2.8L)で、スペリオダウン ジャケット(1.2L)の2倍強。軽さでは見劣りしますが、ポケットは4つあり、秋の稜線や冬の低山の休憩着として、アウターとして気兼ねなく着たい人に向いています。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第17位:【321g】モンベル『ネージュダウン ジャケット』

表地・裏地とも20デニールに800FPのEXダウンを組み合わせた、ライトアルパインダウンよりさらに暖かさ寄りのジャケットです。収納サイズはΦ14×22cm(3.4L)と、今回の20着で収納サイズが分かるモデルの中では最大です。
重さは321gと軽量ダウンの範囲に収まりつつ、ダウンの量を確保したモデル。晩秋の山や、寒がりな人の秋の稜線用として候補になります。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第18位:【337g】モンベル『パーマフロスト ライトダウンジャケット』

表地に防水透湿素材のスーパー ドライテック2レイヤー(12デニール)を使ったフードなしの800FPダウンです。ジッパーには止水性の高いアクアテクト ジッパーを使っています。ただしモンベルは、縫い目にシームテープ処理がないため完全防水ではないと明記しています。
収納サイズはΦ14×18cm(2.8L)。小雪や風の中でダウンを外側に着ることが多い人向けで、雨の中を歩くための服ではありません。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
第19位:【338g】アークテリクス『セリウム フーディ』
14位のセリウム ジャケットにフードを付けたモデルで、差は38g(計算値)。素材は同じく850フィルのダウンと、湿気の多い部分の化繊わた(Coreloft)。フードはダウン入りのストームフードで、ヘルメットの上からかぶれます。
競合記事で紹介されている「セリウム LT フーディ」は、2026年11月時点の日本の公式サイトのセリウムシリーズには見当たらず、現行のフード付きはこの「セリウム フーディ」と、より軽い「セリウム SL フーディ」(7位)、「セリウム SV フーディ」です。
出典:アークテリクス公式サイト・セリウムシリーズ一覧(2026/11/06確認)
第20位:【341g】マーモット『ランス ダウンフーディー』

750FPの撥水ダウン(ダウン90%)を使ったフード付きで、重さはLサイズで341g。防寒アウターとしても、インナーダウンとしても使えるとされています。表地はナイロン100%で、デニールの公式記載はありません。
コンパクトフィット設計で風の侵入を防ぐとされています。スタッフサック付き。撥水ダウンのフード付きを手ごろな価格で探している人の候補です。
出典:マーモット公式サイト(2026/11/06確認)
モンベルのダウンを暖かさの順に比べたい人は、こちらも参考にしてください。
【2026年】モンベルのダウンジャケットを温かい順に比較|厚さ区分で選ぶおすすめ15選
20着のスペック比較(13項目)
同じ項目で並べると、軽さは「FP」と「表地デニール」と「フードの有無」でほぼ説明でき、300g台は20デニールの生地か防水透湿素材・化繊わたの併用で重くなっていることがわかります。
1. モンベル プラズマ1000 ダウンジャケット
- 重量:130g
- フード:なし
- 価格(税込):27,940円
- ダウン:1000FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:7デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:公式記載なし
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:公式記載なし(USモデルはΦ10×14cm・1.1L)
- ポケット:公式記載なし(USモデルは腰2)
- 向いている人:とにかく軽さを優先する縦走・ULハイク
2. モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット
- 重量:165g
- フード:なし(丸首)
- 価格(税込):15,000円
- ダウン:800FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:20デニール
- 裏地:10デニール
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:はっ水加工
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ10×15cm(1.2L)
- ポケット:2(腰)
- 向いている人:シェルの下に着るインナーを安く軽く
3. モンベル スペリオダウン セミロングスリーブ ジャケット
- 重量:177g
- フード:なし(七分袖)
- 価格(税込):18,500円
- ダウン:800FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:10デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:はっ水加工
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ10×15cm(1.2L)
- ポケット:4(腰2・内2)
- 向いている人:胴まわり中心に暖めたい重ね着派
4. モンベル スペリオダウン ジャケット
- 重量:190g
- フード:なし
- 価格(税込):19,500円
- ダウン:800FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:10デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:はっ水加工
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ10×15cm(1.2L)
- ポケット:4(腰2・内2)
- 向いている人:初めての軽量ダウン、通年の1着
5. カリマー concordia jkt
- 重量:220g
- フード:なし
- 価格(税込):38,000円
- ダウン:800FP(グースダウン)
- ダウン比率:ダウン90%・フェザー10%
- 表地:10デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:はっ水加工
- 収納方法:収納袋(圧縮の強さを変えられる)
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:1(左胸)
- 向いている人:腕を動かしやすい作りを重視する人
6. マウンテンハードウェア ゴーストウィスパラージャケット
- 重量:230g(M)
- フード:なし
- 価格(税込):41,800円
- ダウン:800フィル(RDS認定)
- ダウン比率:ダウン90%・フェザー10%
- 表地:10デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:あり(袖口)
- 撥水・防水:公式記載なし
- 収納方法:ハンドポケットに収納(カラビナループ付き)
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:2(ハンド)
- 向いている人:袖口の濡れと裾からの風が気になる人
7. アークテリクス セリウム SL フーディ
- 重量:234g
- フード:あり
- 価格(税込):75,900円
- ダウン:1000フィル(グレイグースダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:10デニール(Pertex Quantum)
- 裏地:Quantum ダウンプルーフ(デニールは公式記載なし)
- 化繊わたの併用:あり(脇の下)
- 撥水・防水:裏地に撥水加工(DWR)、表地は公式記載なし
- 収納方法:スタッフサック
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:3(ハンド2・内1)
- 向いている人:フード付きで最軽量を求める人
8. モンベル プラズマ1000 アルパインダウン パーカ
- 重量:236g
- フード:あり
- 価格(税込):41,800円
- ダウン:1000FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:7デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:はっ水加工
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ12×20cm(2.3L)
- ポケット:2(腰)
- 向いている人:1枚で頭まで暖めたい夏〜秋の高山
9. モンベル スペリオダウン パーカ
- 重量:239g
- フード:あり
- 価格(税込):22,500円
- ダウン:800FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:10デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:はっ水加工
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ11×19cm(1.9L)
- ポケット:4(腰2・内2)
- 向いている人:手ごろなフード付きを探す人
10. マウンテンハードウェア ゴーストウィスパラーフーディ
- 重量:249g(M)
- フード:あり
- 価格(税込):42,900円
- ダウン:800フィル(RDS認定)
- ダウン比率:ダウン90%・フェザー10%
- 表地:10デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:あり(袖口)
- 撥水・防水:公式記載なし
- 収納方法:ハンドポケットに収納(カラビナループ付き)
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:2(ハンド)
- 向いている人:フードの重さを最小限にしたい人
11. カリマー ultra feather jkt
- 重量:260g
- フード:なし
- 価格(税込):46,200円
- ダウン:900FP(ポーランド産ホワイトグース)
- ダウン比率:ダウン95%・フェザー5%
- 表地:10D×30D
- 裏地:10D×30D
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:公式記載なし
- 収納方法:胸ポケットに収納
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:胸・ウエスト(ジッパー付き、数は公式記載なし)
- 向いている人:シェルとの重ね着のしやすさを重視する人
12. マーモット 1000FP アトラスダウンセーター
- 重量:271g(L)
- フード:なし
- 価格(税込):46,200円
- ダウン:1000FP
- ダウン比率:ダウン95%・フェザー5%
- 表地:10デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:耐久撥水
- 収納方法:スタッフサック
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:公式記載なし
- 向いている人:1000FPを山でも街でも着たい人
13. モンベル イグニスダウン パーカ
- 重量:281g
- フード:あり
- 価格(税込):39,600円
- ダウン:1000FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:12デニール(スーパー ドライテック2レイヤー)
- 裏地:7デニール
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:防水透湿素材(スーパー ドライテック)・はっ水加工
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ12×20cm(2.3L)
- ポケット:5(胸1・腰2・内2)
- 向いている人:小雪や霧の中でも外側に着たい人
14. アークテリクス セリウム ジャケット
- 重量:300g
- フード:なし
- 価格(税込):64,900円
- ダウン:850フィル(ヨーロピアン ホワイトグース)
- ダウン比率:ダウン90%以上
- 表地:15デニール
- 裏地:10D×20D
- 化繊わたの併用:あり(湿気がこもりやすい部分)
- 撥水・防水:公式記載なし
- 収納方法:スタッフサック
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:3(ハンド2・内1)
- 向いている人:汗をかきやすく、蒸れに強いダウンが欲しい人
15. マーモット 750FP エイブルダウンジャケット
- 重量:302g(L)
- フード:なし
- 価格(税込):19,800円
- ダウン:750FP(撥水ダウン)
- ダウン比率:ダウン90%・フェザー10%
- 表地:20デニール
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:耐久撥水・撥水ダウン
- 収納方法:スタッフサック
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:公式記載なし
- 向いている人:2万円以内で丈夫な1着
16. モンベル ライトアルパインダウン ジャケット
- 重量:312g
- フード:なし
- 価格(税込):23,500円
- ダウン:800FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:20デニール
- 裏地:20デニール
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:はっ水加工
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ13×21cm(2.8L)
- ポケット:4(腰2・内2)
- 向いている人:秋の稜線、アウターとして気兼ねなく
17. モンベル ネージュダウン ジャケット
- 重量:321g
- フード:なし
- 価格(税込):23,900円
- ダウン:800FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:20デニール
- 裏地:20デニール
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:はっ水加工
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ14×22cm(3.4L)
- ポケット:4(腰2・内2)
- 向いている人:軽量の範囲で暖かさを優先する人
18. モンベル パーマフロスト ライトダウンジャケット
- 重量:337g
- フード:なし
- 価格(税込):27,500円
- ダウン:800FP(EXダウン)
- ダウン比率:公式記載なし
- 表地:12デニール(スーパー ドライテック2レイヤー)
- 裏地:20デニール
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:防水透湿素材(シームテープなし・完全防水ではない)
- 収納方法:スタッフバッグ
- 収納サイズ:Φ14×18cm(2.8L)
- ポケット:4(腰2・内2)
- 向いている人:風雪の中で外側に着ることが多い人
19. アークテリクス セリウム フーディ
- 重量:338g
- フード:あり(ヘルメット対応)
- 価格(税込):68,200円
- ダウン:850フィル(ヨーロピアン ホワイトグース)
- ダウン比率:ダウン90%以上
- 表地:15デニール
- 裏地:10D×20D
- 化繊わたの併用:あり(湿気がこもりやすい部分)
- 撥水・防水:公式記載なし
- 収納方法:スタッフサック
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:3(ハンド2・内1)
- 向いている人:ヘルメットをかぶる岩稜・雪山のインナー
20. マーモット ランス ダウンフーディー
- 重量:341g(L)
- フード:あり
- 価格(税込):27,500円
- ダウン:750FP(撥水ダウン)
- ダウン比率:ダウン90%・フェザー10%
- 表地:ナイロン100%(デニールは公式記載なし)
- 裏地:公式記載なし
- 化繊わたの併用:なし
- 撥水・防水:撥水ダウン
- 収納方法:スタッフサック
- 収納サイズ:公式記載なし
- ポケット:公式記載なし
- 向いている人:撥水ダウンのフード付きを手ごろに
1g軽くするのにいくら?|山旅旅の計算値で見る値段と収納
軽量ダウンは、200g前後までは安く軽くできますが、それより先は1g軽くするのに100円台から1万円以上かかります(計算値)。値段で選ぶなら「どこまで軽くすれば十分か」を先に決めるのが近道です。
フードなし:スペリオダウン ジャケット(190g・19,500円)を基準にした差(計算値)
- スペリオダウン ラウンドネックジャケット:25g軽く、4,500円安い(襟がないぶん軽くて安い)
- スペリオダウン セミロングスリーブ ジャケット:13g軽く、1,000円安い(七分袖)
- プラズマ1000 ダウンジャケット:60g軽く、8,440円高い/1gあたり約141円
フード付き:スペリオダウン パーカ(239g・22,500円)を基準にした差(計算値)
- プラズマ1000 アルパインダウン パーカ:3g軽く、19,300円高い/1gあたり約6,400円
- セリウム SL フーディ:5g軽く、53,400円高い/1gあたり約10,700円
フード付きの最軽量クラスは、スペリオダウン パーカとの重さの差がほとんどなく、値段の差の多くは重さ以外(1000FPのダウン、生地、化繊わたの併用など)に払っていることになります。ダウンの量は3着とも公式記載がないので、暖かさが同じとは言えません。ここでの計算は重さだけで見た目安です。
フード1gあたりの値段(同じシリーズのフードなしとの差・計算値)
- マウンテンハードウェア ゴーストウィスパラー:19g・1,100円高い/1gあたり約58円(いずれもMサイズ)
- モンベル スペリオダウン:49g・3,000円高い/1gあたり約61円
- アークテリクス セリウム:38g・3,300円高い/1gあたり約87円
重さ100gあたりの収納サイズ(モンベルのスタッフバッグ収納・計算値)
- スペリオダウン ジャケット:約0.63L(1.2L÷190g)
- スペリオダウン セミロングスリーブ ジャケット:約0.68L
- スペリオダウン ラウンドネックジャケット:約0.73L
- スペリオダウン パーカ:約0.79L
- イグニスダウン パーカ:約0.82L
- パーマフロスト ライトダウンジャケット:約0.83L
- ライトアルパインダウン ジャケット:約0.90L
- プラズマ1000 アルパインダウン パーカ:約0.97L
- ネージュダウン ジャケット:約1.06L
ネージュダウン ジャケットはスペリオダウン ジャケットの約1.7倍の重さですが、収納は約2.8倍の大きさになります(計算値)。ザックの中で場所を取るかどうかは重さだけでは決まらないので、日帰りの小さなザックに入れるなら収納サイズもあわせて見てください。
削っていい所・削ってはいけない所|日帰りでこの1着で足りる人・足りない人
軽量ダウンで削ってよいのはフード・ポケット・表地の厚さ、削ってはいけないのは「動けなくなったときに耐えられる暖かさ」です。ダウンは予定した休憩のためだけでなく、けが・道迷い・悪天候で思いがけず止まったときの保険なので、そのルートでいちばん冷える場面を基準に選びます。
削っていい所
- フード:ビーニーやネックウォーマーを持ち、シェルのフードも使える日なら、フードなしで19〜49g(計算値)軽くできます。
- ポケットの数と袖口のコード:夏の高山の朝晩に羽織るだけなら、ポケットが少ない、袖口を絞れないモデルでも困りにくい部分です。
- 表地の厚さ:藪や岩に触れない道で、休憩中に着るだけなら7〜10デニールで足ります。
削ってはいけない所
- 暖かさ(ダウンの量):10月以降の北アルプスのように雪が降ることがある山、冬の低山の日没後、ひとりで歩く山では、動けなくなったときの冷え込みに耐えられる量を残します。軽さだけで200g以下を選ばないでください。
- 濡れへの備え:梅雨や秋雨の時期、霧の多い稜線では、撥水ダウンや化繊わたを組み合わせたモデルにするか、ダウンを上から守るレインウェアを必ず組み合わせます。
- 裾のすき間風を止める作り:風の強い稜線で使うなら、裾のドローコードは残したほうが暖かさを保てます。
日帰りでこの1着で足りる人・足りない人
- 200g前後のフードなし(スペリオダウン ジャケットなど)1着で足りる人:春〜秋の日帰りで、休憩中や山頂でさっと羽織る使い方が中心の人。夏の3000m級の朝晩にも使えます。
- 300g台の丈夫なモデル(ライトアルパインダウン ジャケット、ネージュダウン ジャケットなど)を選びたい人:晩秋の稜線や冬の低山の日帰りで、風の中で長めに休む人、寒がりな人。
- この記事の軽量ダウンだけでは足りない人:厳冬期の雪山に日帰りで行く人。休憩中にじっとしている時間があるなら、充填量の多い厚手のダウンを用意してください。
今回ランキングに入れなかったモデルと理由
ほかの比較記事でよく紹介されるモデルのうち、350gを超える重いもの、日本の公式サイトで重さを確かめられなかったものは、今回は順位に入れていません。
- 重さが350gを超えるもの:パタゴニア ダウン・セーター(369g)、マウンテンハードウェア ストレッチダウンジャケット(約458g・M)、モンベル ライトアルパインダウン パーカ(354g)、ザ・ノース・フェイスのヌプシ・マウンテンダウン・ヒマラヤンパーカなどの厚手モデル
- 日本の公式サイトで重さを確かめられなかったもの:ザ・ノース・フェイスのサンダージャケット、サンダーラウンドネックジャケット、ライトヒートジャケット、ナンガ マウンテンロッジ ダウンジャケット、TAION ミリタリー クルーネック ダウンジャケット、無印良品 軽量ダウンノーカラージャケット、ミズノ ブレスサーモ ライトウェイトダウンジャケット、ノローナ、ウエスタンマウンテニアリングのモデル
重さが確認できしだい、このランキングに追加します。ウエスタンマウンテニアリングのダウンについては、こちらの記事で紹介しています。
オールシーズン活躍する超軽量&保温力に優れたダウンジャケット−ウエスタンマウンテニアリング フラッシュジャケット
よくある質問
軽いダウンは寒くないですか?
使う季節と場面によります。この記事の20着は軽さを優先したモデルなので、春〜秋の休憩中や夏の高山の朝晩なら十分な暖かさがあります。真冬の雪山で休憩中にじっとしているときや、テント泊の夜には物足りないこともあるので、その場合は厚手のダウンと組み合わせましょう。
インナーダウンとして使えますか?
使えます。フードのない薄手のモデル、特に丸首のスペリオダウン ラウンドネックジャケットや、細身のセリウム ジャケットはシェルの下に着やすい作りです。ただし歩いている間に着ると汗でダウンが湿るので、行動中は脱ぎ、止まったら着るのが基本です。フリースとの重ね着の順番は、こちらで紹介しています。
登山にはフリースとダウン、どっちがいい?両方必要?重ね着の順番は?
フード付きとフードなし、どちらを選べばいいですか?
シェルやニット帽と組み合わせて使うならフードなし、ダウン1枚で頭まで暖めたいならフード付きです。同じシリーズで比べると、フードの重さは19〜49g(計算値)。重さよりも、ほかのウェアとフードが重なってもたつくかどうかで決めるのがおすすめです。
ユニクロや無印良品の軽量ダウンでも登山に使えますか?
春〜秋の低山の日帰りで、休憩中にさっと羽織る程度なら使える場面もあります。ただし登山用として作られた製品ではないので、標高の高い山や泊まりの山行では、ダウンの質や表地の丈夫さまで考えて選んだほうが安心です。違いはこちらの記事で比べています。
【ユニクロ・無印・モンベル】コスパ最強な軽量ダウンジャケットを徹底比較!
ユニクロ「ウルトラライトダウン vs パフテック」登山で本当に使えるのはどっち?徹底比較
ダウンの下には何を着ればいいですか?
汗をためにくいベースレイヤーが基本です。ダウンは湿気に弱いので、肌に近い層で汗を外に逃がしておくと、休憩中にダウンを着たときの暖かさが保ちやすくなります。メリノウールのベースレイヤーは、汗冷えしにくく、においも残りにくい素材として登山でよく使われています。
まとめ
軽量ダウンジャケットを選ぶなら、フードなし・高いフィルパワー・薄い表地の3つが目安です。とにかく軽さを優先するならプラズマ1000 ダウンジャケット(130g)、価格と軽さのバランスならスペリオダウン ジャケット(190g)、フード付きならセリウム SL フーディ(234g)やゴーストウィスパラーフーディ(249g)、汗や湿気が気になるなら撥水ダウンや化繊わたを組み合わせたモデルを選んでみてください。
ザックの中のダウンが軽く小さくなるだけで、登山はぐっと身軽になります。この記事の重さと価格は2026年11月6日に各メーカーの日本の公式サイトで確認した値です。購入前には、最新の情報を公式サイトで確かめてください。
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※本記事の作成にはAIを活用し、製品の仕様は各公式サイトの掲載情報(確認日時点)と照合しています。





