まだまだ暑い季節が続きますが、9月にもなると秋冬のウェアがショップやECサイトで見ることができるようになります。そしてこのタイミングで春夏モデルのセールが始まります。そして人気のアウトドアブランド、パタゴニアのECサイトでも春夏モデルが約30%オフで購入できるようになります。今回は、僕自身が登山や日常使用しているアイテムの中でも特に良かったモデルをアウトレットセールの中から探して皆さんに紹介したいと思います。
パタゴニアの大定番ウインドブレーカー「フーディニ・ジャケット」

様々なアウトドアブランドからウィンドブレーカーは販売されていますが、軽さ、機能性、普段使いできるカラーリングとシルエットからパタゴニアのウィンドブレーカーは多くの登山者、トレイルランナーから人気を集めています。

僕もその一人で、約100gちょっとで、シンプルで使いやすい機能を備えたウインドブレーカーだと思っています。

軽さに尖ったウインドブレーカーの多くが、フードの調整や、裾の調整が省かれていますが、こうすると山の稜線でしっかりと風を防ぎたい時に、フードが外れてしまう、耳が冷たくなる、裾から冷たい風が入りお腹を冷やす、など本末転倒な結果になってしまいます。
フーディニ・ジャケットはフード部分、裾部分にフィット調整が備わっており、様々なアウトドアシーンでしっかりと風から身を守ってくれます。



僕はSサイズが日常ではちょうど良いと感じるのですが、ストレッチしない素材なのでスキーやトレイルランニングをしていると腕周りが少し引っかかるような感じがするので、あえてMサイズをセレクトしています。ちなみに僕は身長179cm、体重は65kgです。
メンズもウィメンズもアウトレットセール価格で購入できます。
汎用性が高く大人気のパンツ「テルボンヌ・ジョガーズ」

このパンツが販売された時のことはよく覚えていて、めちゃくちゃ軽くてシンプルで、さらに好みのシルエットのパンツが販売された!と驚いて急いで購入したのを覚えています。この時は黒を購入して長らく愛用していましたが、今回アウトレットで非常に鮮やかなカラーが販売されていたので思わず購入してしまいました。

重量はMサイズで約170g、ウエストはドローコードで調整することができ、ハンドウォーマーポケットが2つ、ヒップにジッパー付きポケットが1つ備わっています。

素材はポリエステル100%のストレッチリップストップで、UPF40+のUVプロテクションも備わっています。PFAS不使用の耐久性撥水加工済みで、縦走登山からトレイルランニング、また日常使いもできる汎用性の高さが魅力です。
シルエットは裾に向かって細くなるジョガーズタイプで、風のバタつきがなく、トレイルランニングをした時には足元を視認しやすく、気に入っています。

僕はSサイズとMサイズで迷いましたが、ちょっとゆったりと着用したかったのでMサイズを愛用しています。メンズもウィメンズも「SolsticePurple」というカラーがセールとなっていて、好みが分かれるカラーですが、僕自身はとても好きです。
背負い心地、開け閉めが容易な日帰り向けザック「テラヴィア・パック28L」

パタゴニアの「テラヴィア・パック36L」は、日帰りから小屋泊、軽量テント泊まで幅広く使える万能登山ザックとして高く評価されています。今回セールで購入できる28Lサイズは日帰り登山向けに位置付けられます。

軽量ながら耐久性に優れた設計が魅力で、レインカバー込みで約726g、その内レインカバーは約65 gです。
素材には、軽く耐久性に優れた70デニール・リサイクル・ナイロン・リップストップ(本体)と、より頑丈な200デニール素材が裏地に使われ、長く使える安心感があります。

クイックオープン・クローズ構造で、メインポケットと雨蓋が一体化し、巾着+雨蓋+コードロックという従来の2段階操作がワンアクションで、行動中の荷物アクセスがスムーズです。
凹凸構造パネルに覆われたメッシュで、背中とザックの間に空間を作り、蒸れを軽減。汗で濡れても乾きやすく快適さを維持できます。

通気・クッション性を両立したショルダーハーネス&ウエストベルトは荷重を分散しつつ、汗に強い設計です。柔らかすぎずしっかり支える素材が採用されています。
ポケット類と収納は4つの特徴があります
- メイン内にはポケットとハイドレーション用スリーブ付き
- 雨蓋上部には大型ファスナーポケット(キーチェーン付き)
- 両サイドにストレッチメッシュポケット(水筒の収納可)
- ウエストベルトにも左右ストレッチ素材ポケットあり
またレインカバーがボトム部分に収納されています。
改善してほしい点は
- パッキングによっては、クッカーなどの角が背中に当たることがある
- サイドの深いメッシュポケットは、背負ったままだとボトルが取り出しにくい(ただし落下しづらいメリットも)
- 全ポケットにマチがなく、収納力や探しやすさで改善の余地あり
普段使いもできる化繊ベースレイヤー「ロングスリーブ・キャプリーン・クール・デイリー・シャツ」

クールデイリーという名の通り涼しくて軽い着心地を提供してくれるレースレイヤーです。見た目がコットンライクなので日常使いもしやすく、汗をかいても素早く乾く素材です。メリノウールが混紡されているTシャツと比べると、素材が冷たくなりやすい、また防臭加工済みではありますが使い続けていくうちに、臭いが気になってくる点がデメリットではありますが、日帰り登山や日常使いでは、暑い季節における強い味方になってくれます。

僕の場合は釣り、海遊び、ランニングで着用しているアイテムで、登山では標高を上げることで、風の強さ、気温が大きく変わるのでメリノウール混紡の素材を着用して、体が冷えすぎないように気をつけています。
寒い季節の日常使いに使い心地抜群「ダウン・セーター・ベスト」

冬になるとゲレンデスキー、バックカントリースキーを積極的に楽しむのですが、この移動中に最も着用しているのがダウンベストです。袖がついているかいないかで、腕が動かしやすく、動かしてもガサガサしないので、例えば室内でも、運転中も着用し続けられるから、わざわざ脱ぎ着しなくて良いのがめちゃくちゃ便利です。

パタゴニアのダウン・セーター・ベストは252g(女性サイズは201g)と非常に軽くて、着用していて重いと感じることはありません。

素材には20デニールのナイロンリップストップ、ダウンは800フィルパワーで、冷たい風に当たっても体幹を冷やしません。

確か2022年にモデルチェンジをしたのですが、その時からフィット感が改善され、さらに丈が少し長くなって、腰とお腹が冷えづらくずいぶん使いやすくなりました。
セーターやスウェット感覚で着用できる「リツール・ハーフスナップ・プルオーバー」

商品名にリツールとありますが、分かりやすく言えばハイパイルフリースです。もこもことした素材感で、このフリースの上にシェルジャケットを羽織れば、空気を蓄えてポカポカです。

セーターやスウェット感覚で着用でき、プルオーバータイプなので、ポケットは考えるポケットで手を温めることができるアイテムです。ジャケットタイプではないので脱ぎ着がしづらいので、登山におけるレイヤリング調整には向いていませんが、例えばずっと寒いことが想定できる雪山登山、スキー、日常着として活用しやすいアウターにもミドルレイヤーにもなるアイテムです。



僕個人的にはウィメンズタイプのカラーがものすごく可愛らしく、このカラーがメンズタイプにも展開されていたらいいのにと感じました。