この記事の結論:登山の服装は「季節」ではなく「山頂の気温」で決めるのがいちばん確実です。初心者が最初にそろえるなら、①汗が乾きやすいベースレイヤー(綿は避ける)、②脱ぎ着しやすいミドルレイヤー(薄手フリースなど)、③雨と風を防ぐレインウェア上下の3つ。選ぶ基準は「素材(速乾・保温)」「重さ(ザックに入れても苦にならない)」「気温帯に合うか」です。
(2026年11月2日更新:紹介している商品の価格・重さ・仕様をメーカー公式サイトで確かめ直し、確認できなかった商品を外して、選び方・比較表・よくある質問を加えました。)
「秋の登山はどんな服装がおすすめ?」「11月の登山には何を着ていけばいい?」など、季節ごとの服装選びに迷う人は多いはずです。実は山の気温は、同じ月でも初旬と下旬、低山と高い山で大きく変わります。
そこでこの記事では、季節よりも具体的な目安になる山頂の気温別(20℃以上・15℃・10℃・5℃・0℃以下)の服装を紹介します。山の気温は「てんきとくらす」など山の天気予報サイトで手軽に確かめられます。
登山の服装の選び方

まずは、初心者が服を選ぶときに押さえたい基準を5つにまとめます。
基準①3枚のレイヤリングで考える
- ベースレイヤー(肌着):汗を肌から離して乾かす。メリノウールか化繊を選ぶ。夏はドライレイヤー(極薄の撥水肌着)を下に重ねると汗冷えしにくい(ベースレイヤーの選び方)。
- ミドルレイヤー(中間着):体温を保つ。山シャツ・フリース・アクティブインサレーションなど(ミドルレイヤーの選び方)。
- アウターレイヤー(外側):雨・風を防ぐ。ウインドシェル、レインウェア、冬はハードシェル(登山用ジャケットの選び方)。
基準②素材は「綿を避ける」が第一歩
綿(コットン)のTシャツやジーンズは汗や雨で濡れると乾きにくく、体温を奪います。登山ではメリノウール(濡れても冷えにくく、においにくい)か、ポリエステルなどの化繊(乾きが速い)を選びましょう。
基準③重さはザックに入れたときで考える
アウターや防寒着は、歩いている間はザックに入れていることが多い服です。同じ機能なら軽くてコンパクトにたためるものほど持ち歩きが楽になります。
基準④価格の目安
メーカー品のベースレイヤーは1万円前後、フリースなどのミドルレイヤーは2万円前後、レインウェアの上着は2万円台からが一つの目安です。最初はレインウェアにいちばん予算をかけ、ほかは手持ちの化繊ウェアで代用して、足りないものから買い足すのがおすすめです。
基準⑤サイズは「重ね着して動ける」もの
ベースレイヤーは体に沿うサイズ、アウターは中にフリースを着ても腕を上げやすいサイズを選びます。試着のときは、腕を前に伸ばす・しゃがむ動きをしてみましょう。
よくある失敗
- 登山口で寒いからと厚着して歩き出し、汗だくになって山頂で冷える
- 綿のTシャツやパーカーで登り、休憩中に一気に体が冷える
- 晴れ予報だからとレインウェアを持たず、夕立や霧で濡れる
- 山頂で休む時間を考えず、防寒着や手袋を持っていかない
山の気温を読むための5つのポイント
①標高が上がると気温が下がる

山の気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるといわれます。街の標高を0mとすると、標高1,000mの山頂は約6℃、2,000mでは約12℃低くなります。3,000m級の山では20℃近く下がるため、夏でも山頂は冬のような寒さです。高い山では、季節が1〜2段階寒い方へずれると考えて服を用意しましょう。
②風で体感温度が下がる

山では風速1m/sで体感温度が約1℃下がるといわれます。たとえば都心の最高気温が25℃の日、八ヶ岳の赤岳(2,899m)の山頂付近は約8℃。そこに風速3mの風が吹けば、体感は約5℃です。汗をかいた肌に風が当たると、さらに急に冷えます。夏でも風を防ぐアウターが必要なのはこのためです。
③月ごとの気温の目安

人気の山の月別平均気温の目安です。登る山と月が決まったら、この表で気温を確かめ、下の「気温別の服装」の章へ進んでください。
- 1月:高尾山(599m) −0.2℃ / 塔ノ岳(1,491m) −4.9℃ / 大菩薩嶺(2,057m) −8.5℃ / 乗鞍岳(3,026m) −19.5℃ / 読む章(高尾山基準) 0℃以下
- 2月:高尾山(599m) 0.9℃ / 塔ノ岳(1,491m) −4.5℃ / 大菩薩嶺(2,057m) −7.7℃ / 乗鞍岳(3,026m) −15.9℃ / 読む章(高尾山基準) 0℃以下
- 3月:高尾山(599m) 4.4℃ / 塔ノ岳(1,491m) −0.8℃ / 大菩薩嶺(2,057m) −3.9℃ / 乗鞍岳(3,026m) −11.8℃ / 読む章(高尾山基準) 5℃前後
- 4月:高尾山(599m) 9.7℃ / 塔ノ岳(1,491m) 4.8℃ / 大菩薩嶺(2,057m) 1.9℃ / 乗鞍岳(3,026m) −4.8℃ / 読む章(高尾山基準) 10℃前後
- 5月:高尾山(599m) 14.5℃ / 塔ノ岳(1,491m) 8.9℃ / 大菩薩嶺(2,057m) 7.6℃ / 乗鞍岳(3,026m) 0.7℃ / 読む章(高尾山基準) 15℃前後
- 6月:高尾山(599m) 17.8℃ / 塔ノ岳(1,491m) 12.0℃ / 大菩薩嶺(2,057m) 11.1℃ / 乗鞍岳(3,026m) 5.3℃ / 読む章(高尾山基準) 20℃以上
- 7月:高尾山(599m) 21.8℃ / 塔ノ岳(1,491m) 15.7℃ / 大菩薩嶺(2,057m) 14.7℃ / 乗鞍岳(3,026m) 8.9℃ / 読む章(高尾山基準) 20℃以上
- 8月:高尾山(599m) 22.8℃ / 塔ノ岳(1,491m) 17.3℃ / 大菩薩嶺(2,057m) 15.7℃ / 乗鞍岳(3,026m) 9.7℃ / 読む章(高尾山基準) 20℃以上
- 9月:高尾山(599m) 19℃ / 塔ノ岳(1,491m) 14.0℃ / 大菩薩嶺(2,057m) 11.6℃ / 乗鞍岳(3,026m) 5.6℃ / 読む章(高尾山基準) 20℃以上
- 10月:高尾山(599m) 13.3℃ / 塔ノ岳(1,491m) 8.3℃ / 大菩薩嶺(2,057m) 4.3℃ / 乗鞍岳(3,026m) 1.7℃ / 読む章(高尾山基準) 15℃前後
- 11月:高尾山(599m) 7.5℃ / 塔ノ岳(1,491m) 3.1℃ / 大菩薩嶺(2,057m) −0.6℃ / 乗鞍岳(3,026m) −5.3℃ / 読む章(高尾山基準) 10℃前後
- 12月:高尾山(599m) 2.3℃ / 塔ノ岳(1,491m) −1.8℃ / 大菩薩嶺(2,057m) −4.3℃ / 乗鞍岳(3,026m) −11.5℃ / 読む章(高尾山基準) 5℃前後
表の山より高い山に登るときは、100mにつき0.6℃を引いて考えます。夏(7〜8月)は月による差が小さい一方、春(3〜5月)と秋(9〜11月)は月ごとの差が大きく、服装の正解がつかみにくい季節です。
④春と秋は特に気温差が大きい

- 3月:残雪があり、暖かい日と寒の戻りの差が大きい。
- 4月:低山はお花見登山の季節。高い山はまだ雪山装備が必要。
- 5月:上旬と下旬で気温差がある。低山は夏の陽気に近づく。
- 9月:初旬・中旬・下旬で気温差が大きく、日没が早くなる。
- 10月:紅葉の最盛期。登山口は長袖1枚でも、標高1,000mを超えると冷え、山頂付近は冬の寒さのことも。
- 11月:歩き始めから肌寒く、場所によっては登山道に雪や凍結も。高い山は冬山の服装と装備が必要。
⑤標高差の大きい山ほどレイヤリングが大事

同じ5月でも、標高差が約1,200mある塔ノ岳や燕岳では、登山口と山頂で約7℃の差があります。一方、標高差が400m台の高尾山や大菩薩嶺では差は2〜3℃ほど。標高差のある山ほど「薄着で歩き出し、登るにつれて重ねる」ことが大切です。山頂で休むなら、山頂の気温に合った防寒着も忘れずに。
気温20℃以上の服装|18℃〜が目安

山頂の予想気温が18℃以上のときの服装です。25℃を超える真夏の低山は、暑さ対策が中心になるので夏の服装の記事も参考にしてください。
- 薄手で軽く、通気性の良い服
- 汗をすぐに吸って乾かす素材
- 帽子・サングラス・UVカットの服で紫外線対策(紫外線は標高1,000mあたり約15%強くなるといわれます)
- 高い山では風よけのウインドシェル、天気の急変に備えてレインウェア上下
- 18〜20℃:体感 動くと暑い、止まると涼しい / 考え方 半袖+ウインドシェルを出し入れして調節
- 21〜23℃:体感 歩いている間はずっと暑い / 考え方 半袖で通し、休憩時だけ羽織る。水分は多めに
- 24℃以上:体感 平地の夏と変わらない / 考え方 日差しと熱中症の対策が主役
頭と目|日差し対策を最初に決める
つばの深い帽子で顔と首を、サングラスで目を守りましょう。服と違って「暑いから脱ぐ」ができない分、最初に決めておくと迷いません。
ベースレイヤー|ドライレイヤー+メッシュのメリノTシャツ
暑い時期こそ、汗を肌から離すメッシュのドライレイヤーを下に着ると、汗がすぐ上のTシャツへ移り、肌がさらっと保たれます。

出典:ファイントラック
ファイントラックの「ドライレイヤークール タンクトップ」は、ドライレイヤーの中でも薄く涼感のある夏向けモデル。重さは55gです。

上に着るTシャツは、山旅ショップのオリジナル「オールメッシュ・アクティブメリノ・Tシャツ」。メリノウール50%・ポリエステル47%・ポリウレタン3%の生地を全体メッシュにして、通気性と乾きやすさを高めています。メッシュでも透けにくいので1枚で着られ、メリノウールのにおいにくさとポリエステルの速乾性を両方持つため、汗をたくさんかく夏の登山に向いています。
アウターレイヤー|軽いウインドシェル

出典:アークテリクス
アークテリクスの「スコーミッシュ フーディ」は、通気性のある軽いナイロン生地のウインドシェルで、胸ポケットに本体をしまえるパッカブル仕様。変わりやすい天気の日に、稜線で風が当たるときだけ羽織る使い方がしやすい1枚です。税込33,000円。
ボトムス|乾きやすいショーツやパンツ
暑い季節は、乾きやすいナイロンのショーツやストレッチ性のある薄手パンツが快適です。ショーツをはくなら、すり傷や日焼けを防ぐタイツを合わせる方法もあります。パンツの選び方は下の記事にまとめています。
気温15℃前後の服装|13〜17℃が目安

秋なら10月の低山、春なら5月の中級山がこの気温帯です。街ではまだ暑さを感じても、山頂では冷たい風が吹いていると考えて準備します。標高差のある山では、登りで汗をかき、山頂で急に冷えやすいので、汗冷え対策と脱ぎ着での調節が大切です。
- 薄手のベースレイヤーで歩き出し、登るにつれて重ねる
- ベースレイヤーは化繊か薄手のメリノウール
- ミドルレイヤーは薄手の山シャツ(暑い日や1,000m以下の山なら省略してもOK)
- アウターはウインドシェル。雨の多い時期はレインウェア上下を必ず
ベースレイヤー|背中メッシュのメリノ長袖

山旅ショップのオリジナル「バックメッシュ・アクティブメリノ・ロングスリーブシャツ」は、メリノウールとポリエステルを50%ずつ混ぜた速乾性の高いベースレイヤーです。背中と脇がメッシュなので、ザックを背負っても汗がこもりにくいのが特徴(重さは平均140g)。においにくいので、山小屋泊で着替えを減らしたいときにも向いています。
ミドルレイヤー|メリノ混の山シャツ

出典:モンベル
モンベルの「メリノウール ライト ロングスリーブシャツ」は、メリノウール70%・ポリエステル30%の「メリノウールプラス」素材。ウールの湿気を逃がす力とにおいにくさに、化繊の乾きやすさを足したシャツで、ベースレイヤーの上に1枚重ねれば15℃前後の行動中にちょうどよい暖かさです。税込15,400円、平均重量221g。
アウターレイヤー|ウインドシェルを出し入れ
15℃前後では、歩いている間はシャツだけ、稜線で風が当たるときや休憩時にウインドシェルを羽織る、という使い分けが基本です。上で紹介したスコーミッシュ フーディのような軽いウインドシェルが活躍します。
ボトムス|定番のトレッキングパンツ

出典:ゴールドウィン
ザ・ノース・フェイスの「バーブパンツ」は、伸縮性があって動きやすい定番のトレッキングパンツ。ハイキングから縦走まで幅広く使えます。価格やサイズはザ・ノース・フェイス公式ストアで確認してください。
気温10℃前後の服装|8〜12℃が目安

秋の登山でいちばん多い気温帯で、11月の低山もこのあたり。登山口では長袖1枚で心地よくても、山頂では冬のような寒さになり、風が強ければ体感はさらに下がります。ベース・ミドル・アウターの3枚を、寒ければ着る・暑ければ脱ぐを繰り返して、汗をかきすぎないようにしましょう。手袋・ネックウォーマー・ニット帽などの防寒小物も持っていきます。
- ドライレイヤー+メリノウールの長袖
- ミドルレイヤーは薄手フリースのジャケットタイプ
- アウターはソフトシェルかレインジャケット
- ボトムスはトレッキングパンツ。寒ければレインパンツを重ねる
ベースレイヤー|メリノウールの長袖
ゆっくり乾いて気化熱による冷えを抑えるメリノウールの長袖が向いています。上で紹介したバックメッシュ・アクティブメリノ・ロングスリーブシャツや、メリノ混の山シャツも使えます。選び方はベースレイヤーの記事へ。
ミドルレイヤー|通気性の高いフリース

出典:パタゴニア
パタゴニアの「R1 エア・ジャケット」は、リサイクル・ポリエステル100%の中空糸を使った通気性の高いテクニカルフリースです。着たまま歩いても蒸れにくく、秋から春まで長く使えます。脱ぎ着が多い季節は、フードなしのジャケットタイプが便利。23,650円、重さ340g。
秋の低山で着る薄手と、稜線で着る中厚手を分けて選びたいときは、こちらもどうぞ。
アウターレイヤー|コスパの良いレインウェア

出典:モンベル
モンベルの「ストームクルーザー ジャケット」は、防水透湿素材「スーパー ドライテック」の3レイヤー構造で、雨も風も防ぐ定番のレインウェアです。税込22,000円、平均重量254g。機能と価格のバランスが良く、最初の1着にも向いています。モンベルのレインウェアは上下別売りなので、色を変えて組み合わせることもできます。
ボトムス|フルジップのレインパンツを重ねる

出典:モンベル
モンベルの「ドライテック レインパンツ フルジップ」は、両サイドが全開するジッパー付きで、登山靴を履いたまま脱ぎはきできます。トレッキングパンツだけでは寒いときのアウターパンツとしても役立ちます。税込18,000円、平均重量216g。
気温5℃前後の服装|3〜7℃が目安

11月の中級山や初冬の低山がこの気温帯です。風や日差しの有無で体感が大きく変わるため、しっかりした防寒の準備が必要です。ただし暖かくしすぎると汗をかき、稜線で一気に冷えるので、行動中は保温と通気のバランスが良い服を選びます。首・手首・足首を冷やさないよう、ネックゲイター、手首まで覆う手袋、厚手の靴下、ニット帽も用意しましょう。山頂での休憩用に、軽いダウンや化繊のジャケットも必要です。
- ベースレイヤーは体温調節しやすいハーフジップの長袖
- ミドルレイヤーは薄手フリースかアクティブインサレーション
- 冷たい風にはハードシェル
- 休憩用に軽量ダウンか化繊ジャケット(ダウンジャケットの選び方)
ベースレイヤー|ハーフジップのメリノ長袖

出典:ゴールドウィン
アイスブレーカーの「200 メリノオアシス LS ハーフジップ」は、メリノウールの中厚手ベースレイヤー。ハーフジップを開け閉めして手軽に体温調節できます。価格はアイスブレーカー公式ストアで確認してください。
ミドルレイヤー|濡れても保温力が落ちにくい化繊

出典:ファイントラック
ファイントラックの「ポリゴンULジャケット」は、立体保温素材「ファインポリゴン」を使った行動用のミドルレイヤー。着たまま歩いても熱がこもりにくく、汗や雪で濡れても保温力が落ちにくいのが特徴です。重さ185g、税込26,686円。
アウターレイヤー|ハードシェル
冷たい風が強い稜線では、防水透湿のハードシェルを着ます。秋〜初冬なら上で紹介したレインウェアでも代用できますが、雪や強風の多い山ではより丈夫なハードシェルが安心です。
ボトムス|冬まで使えるソフトシェルパンツ

出典:アークテリクス
アークテリクスの「ガンマ パンツ」は、二重織りのストレッチ素材Fortius DW 2.0を使ったソフトシェルパンツ。伸びがよく丈夫で、小雨や風にも対応します。寒い日はタイツを下に履いたり、レインパンツを重ねたりして調節します。税込33,000円、重さ355g。
気温0℃以下の服装|2℃以下が目安
0℃前後かそれ以下では、冬山の装備が必要です。レイヤリングの基本は同じですが、一枚一枚を保温力のあるものにしたり、ミドルレイヤーを2枚重ねたりと防寒寄りに組み、下半身もレイヤリングします。雪や強風に備え、防水・防風の手袋など小物もしっかり準備しましょう。
- ドライレイヤー+汗離れが良く保温性もあるベースレイヤー
- ミドルレイヤーは蒸れにくいアクティブインサレーション
- アウターは防水透湿のハードシェル
- 休憩用にダウンか化繊ジャケット
- ボトムスはタイツ+パンツ+ハードシェルパンツ
- 手袋はインナーとアウターの重ね使い(登山用手袋の選び方)
ベースレイヤー|保温と通気を両立した長袖
汗をすばやく逃がしつつ保温もする、グリッド構造のフリース素材やメリノウールの長袖が向いています。冬のベースレイヤーは下の記事でも詳しく紹介しています。
ミドルレイヤー|超軽量アクティブインサレーション

山旅ショップのオリジナル「POLARTEC アルファダイレクト90 ULジャケット」は、行動中に必要な暖かさと通気性だけを追求したフルジップのアクティブインサレーションです。素材はPolartec Alpha Direct 90で、汗をかいても乾きが速く、濡れてもつぶれにくいので着たまま歩いても保温を保ちやすいのが特徴。襟を約4cmと低めにして、シェルを重ねてもオーバーヒートしにくくしています(重さ133g)。1年を通して使えます。
アウターレイヤー|冬山用ハードシェル
0℃以下の稜線では、雪と強風に耐える丈夫なハードシェルが必要です。冬山用ハードシェルの選び方とおすすめはハードシェルの記事にまとめています。
ボトムス|ハードシェルパンツ

出典:アークテリクス
アークテリクスの「ベータ パンツ」は、80デニールの3層GORE-TEX ePEを使った、軽くて汎用性の高いハードシェルパンツです。下には汗をよく逃がすタイツを合わせると快適です。税込49,500円、重さ308g。
インナータイツ|超軽量のアクティブインサレーション・タイツ

山旅ショップのオリジナル「POLARTEC アルファダイレクト90 ULタイツ」は、Mサイズ99g・Lサイズ105gの軽いアクティブインサレーションタイツ。保温・通気・速乾のバランスが良く、ハードシェルパンツのインナーにも、テント泊や山小屋でのくつろぎ着にも使えます。
防寒小物も忘れずに
気温が下がるほど、手・頭・首の冷えが体力を奪います。山旅ショップのポッサムメリノ・グローブは、手袋の重ね使いのインナーにも、晩秋の低山の1枚目にも使いやすい手袋です。
おすすめ
この記事で紹介した主なウェアを、気温帯・重さ・価格で比べました(価格は税込、2026年11月2日にメーカー公式サイトで確認。山旅ショップの商品はショップページで確認してください)。
- ファイントラック ドライレイヤークール タンクトップ:種類 ドライレイヤー / 向く気温 20℃以上 / 重さ 55g / 価格 6,127円 / 特長 汗を肌から離す極薄の肌着
- 山旅 オールメッシュ・アクティブメリノ・Tシャツ:種類 ベース / 向く気温 20℃以上 / 重さ — / 価格 ショップで確認 / 特長 全面メッシュで涼しく速乾
- アークテリクス スコーミッシュ フーディ:種類 ウインドシェル / 向く気温 15〜20℃ / 重さ — / 価格 33,000円 / 特長 パッカブルの軽いウインドシェル
- 山旅 バックメッシュ・アクティブメリノ・ロングスリーブシャツ:種類 ベース / 向く気温 10〜15℃ / 重さ 平均140g / 価格 ショップで確認 / 特長 背中メッシュで汗がこもりにくい
- モンベル メリノウール ライト ロングスリーブシャツ:種類 ミドル / 向く気温 15℃前後 / 重さ 221g / 価格 15,400円 / 特長 ウール70%の山シャツ
- パタゴニア R1 エア・ジャケット:種類 ミドル(フリース) / 向く気温 5〜10℃ / 重さ 340g / 価格 23,650円 / 特長 通気性の高い行動用フリース
- モンベル ストームクルーザー ジャケット:種類 レインウェア / 向く気温 通年 / 重さ 254g / 価格 22,000円 / 特長 3レイヤーの定番レインウェア
- モンベル ドライテック レインパンツ フルジップ:種類 レインパンツ / 向く気温 通年 / 重さ 216g / 価格 18,000円 / 特長 靴を履いたまま脱ぎはき
- ファイントラック ポリゴンULジャケット:種類 ミドル(化繊) / 向く気温 3〜7℃ / 重さ 185g / 価格 26,686円 / 特長 濡れても保温力が落ちにくい
- アークテリクス ガンマ パンツ:種類 ソフトシェルパンツ / 向く気温 0〜10℃ / 重さ 355g / 価格 33,000円 / 特長 伸縮性と耐久性
- 山旅 POLARTEC アルファダイレクト90 ULジャケット:種類 ミドル(化繊) / 向く気温 0℃以下〜通年 / 重さ 133g / 価格 ショップで確認 / 特長 着たまま歩ける超軽量保温着
- アークテリクス ベータ パンツ:種類 ハードシェルパンツ / 向く気温 0℃以下 / 重さ 308g / 価格 49,500円 / 特長 3層GORE-TEX ePE
- 山旅 POLARTEC アルファダイレクト90 ULタイツ:種類 インナータイツ / 向く気温 0℃以下 / 重さ 99g(M) / 価格 ショップで確認 / 特長 軽くて蒸れにくいタイツ
初心者が最初にそろえるなら、化繊かメリノのベースレイヤー+薄手フリース+レインウェア上下の組み合わせが、春・夏・秋の低山まで幅広く使えて失敗が少ない選び方です。季節別の詳しい服装は、秋の登山の服装、冬の登山の服装もあわせてどうぞ。持ち物全体は登山の持ち物リスト、靴は登山靴の選び方で紹介しています。
よくある質問
Q:登山初心者は、まず何を買えばいいですか?
A:最優先はレインウェア上下と登山靴です。服は、化繊やメリノウールのTシャツ・長袖と薄手のフリースがあれば、春〜秋の低山はほぼ対応できます。手持ちのスポーツウェア(化繊)で代用し、足りないものから買い足しましょう。
Q:ジーンズや綿のTシャツで登山してもいいですか?
A:おすすめしません。綿は汗や雨で濡れると乾きにくく、体を冷やします。ジーンズは伸びにくく足も上げにくいので、ストレッチ性のある登山用パンツを選びましょう。
Q:11月の低山はどんな服装がいいですか?
A:高尾山くらいの低山なら、11月の山頂は10℃前後が目安です。長袖のベースレイヤー+薄手フリース+レインウェアに、手袋とニット帽を持っていきましょう。標高の高い山では0℃を下回ることもあり、冬の装備が必要です。
Q:夏の登山でも防寒着は必要ですか?
A:標高の高い山では必要です。気温は100mで約0.6℃下がり、風が吹けばさらに冷えます。山頂で休む時間やご来光を見る予定があるなら、薄手のダウンや化繊ジャケットを持っていきましょう。
Q:レインウェアとウインドシェルはどちらが必要ですか?
A:まずはレインウェアです。雨だけでなく風よけや防寒にも使えます。ウインドシェルは通気性が高く蒸れにくいので、晴れた日の風対策用に2枚目として持つと便利です。
体感に合った服装を選んで安全な登山を
今回の気温別レイヤリングは、あくまで一例です。同じ10℃でも寒いと感じる人もいれば、ちょうどよいと感じる人もいます。寒がりの人は1段階暖かく、暑がりの人は1段階薄く調整し、自分の体感に合った服装で登山を楽しんでください。
※本記事の作成にはAIを活用し、製品の仕様は各公式サイトの掲載情報(確認日時点)と照合しています。






