この記事の結論:初心者が最初に選ぶなら、長さを調整できるアルミの伸縮式ストック(トレッキングポール)を2本1組で。曲がっても使い続けやすく、登り・下りで長さを変えられます。荷物を軽くしたい人や電車移動が多い人は、30〜40cmほどにたためるカーボンの折りたたみ式。下りで膝が気になる人はアンチショック付きです。この記事では、メーカーの日本の公式サイトで数字を確かめた25モデルを、タイプ別に比べています。
(2026年11月6日更新:紹介する商品を7モデルから25モデルに増やし、すべての重さ・長さ・価格を各メーカーの日本の公式サイト・日本の正規代理店の公式サイトで確かめ直しました。季節ごとの注意、後継モデル・新製品、掲載を見送った商品とその理由を新たに加えています)
トレッキングポール(ストック)は、選び方さえ間違えなければ、登りでは推進力を、下りでは膝への負担を減らしてくれる道具です。ただし、軽量カーボンの折りたたみ式から縦走向けのアンチショック付きまで種類が多く、「1本の重さなのか1組の重さなのか」「長さを変えられるのか」といった表記もメーカーごとにばらばらです。
本記事では、選び方の基本、季節ごとの注意、25モデルの解説と横並びの比較、正しい長さと使い方、安全に使うための注意とお手入れまでを1ページにまとめました。
登山にストック(トレッキングポール)は必要?5つのメリット

結論から言うと、傾斜のある登山道を歩くなら、ポールはあったほうが体への負担と転倒の危険を減らせます。とくに下りが長い山、荷物が重い山行で差が出ます。
メリット①:下りで膝への負担を減らせる
登山中、もっとも膝に負担がかかるのは下りです。自分の体重に加えてザックの重さも膝にかかります。ポールを使えば、その衝撃の一部を腕に分けられるため、下山後の膝の痛みが気になる方ほど効果を感じやすい道具です。

画像出典:シナノ公式サイト(ポールを突いて山道を歩く様子)
メリット②:登りで腕の力を推進力に変えられる
急な登りでは、ポールを地面に突いて押し上げる動作で、本来は脚だけが担っていた仕事を腕にも分担させられます。最後まで脚に余力を残しやすくなります。
メリット③:不整地でのバランス保持と転倒防止
ガレ場、湿った木の根、雨で濡れた岩など、登山道には足を取られやすい場面がたくさんあります。ポールは「もう一本の足」として体を支え、転倒の予防に役立ちます。

画像出典:シナノ公式サイト(石の多い稜線をポールで歩く様子)
メリット④:渡渉・残雪で安全の余裕が増える
沢沿いの道や残雪の斜面では、水深や雪の硬さを確かめたり、体を支える支点にしたりと活躍します。
メリット⑤:疲れたときのサポート
長時間歩いた後半、疲労がたまってきたときこそポールの出番です。腕で体重を支えられるので、脚の筋肉を休ませながら歩き続けられます。縦走・テント泊では「あって当然」の装備になっています。
トレッキングポールの選び方|初心者が見るべき6つのポイント
迷ったら「素材→収納方式→長さ→ロック→アンチショック→販売単位」の順に当てはめてください。上から順に決めていけば、25モデルの中から自分に合う数本にしぼれます。
ポイント①:素材で選ぶ|アルミかカーボンか

カーボンは軽くて振動を吸収しやすい一方、横からの強い衝撃で「割れる」ことがあります。アルミは少し重いものの、衝撃で「曲がる」だけで済むことが多く、現場で使い続けやすいのが長所です。軽さ優先・日帰り中心ならカーボン、岩場や縦走で信頼性を重視するならアルミが基本の使い分けです。
- アルミ:伸縮式なら1本200〜270g前後のモデルが多い(今回の25モデルの公式値から)。価格を抑えやすく、曲がっても下山まで使えることが多い
- カーボン:折りたたみ式なら1本100g前後のモデルもある。軽く振りやすいが、岩にはさんでこじる・横から踏むといった力には弱い
- アルミ+カーボン(ハイブリッド):上段をアルミ、中下段をカーボンにしたもの(シナノ FAST カーボンW)や、アルミをカーボンで包んだもの(モンベル アルパイン カーボンポール)がある。軽さと丈夫さの中間
ポイント②:収納方式で選ぶ|伸縮・折りたたみ・長さ固定

- 伸縮式:節を抜き差しして長さを調整。丈夫で修理しやすいが、収納長は今回の25モデルで51〜70cmと大きめ
- 折りたたみ式(長さ固定):3〜4本に折って29〜44cmほどに収納。いちばん軽く小さくできるが、長さは変えられないので身長に合うサイズを選ぶ必要がある
- 折りたたみ式(長さ調整つき):折りたたみに加えて、上段で15〜20cmほど長さを変えられる。携帯性と調整のしやすさの両方がほしい人向けで、重さはその分増える
ポイント③:長さで選ぶ|目安は「身長×0.63」、固定長はメーカーの身長表を優先
ポールの長さは「身長×0.63」が広く使われる目安です。ポールの先を地面に突いたとき、肘が自然に90度くらいに曲がる長さが理想。身長170cmなら約107cmが基準になります。
ただし、長さを変えられない折りたたみ式は、メーカーが出している身長の目安を優先してください。たとえばシナノ フォールダーULは「105cm=身長155〜160cm、110cm=161〜166cm、115cm=167〜172cm」としていて、0.63の計算より少し長めです。T型(1本で杖のように使うタイプ)は考え方が違い、モンベルは平坦地で「身長の2分の1」を目安にしています。

画像出典:シナノ公式サイト(レバーロックとシャフトの長さの目盛り)
ポイント④:グリップとロック方式で選ぶ

グリップは、軽くて汗を吸いにくいEVAフォームがもっとも一般的で初心者にも扱いやすい素材です。グリップの下に柔らかい部分が続く「エクステンショングリップ(ロンググリップ)」は、急な登りでポールを短く持ち替えられるので、トラバース(斜面の横切り)でも便利です。
- レバーロック(カムロック、フリックロック):レバーを倒すだけで固定。手袋のままでも操作しやすく、締まり具合も目で確かめやすい。今の主流
- ツイストロック(回転固定式):シャフトを回して締める。軽く安くできる一方、締め具合が見えにくい。シナノは長さ調節は素手で行うよう案内している
- ボタン・コード式(折りたたみ):内部のコードを引いて連結し、ボタンや結び目で固定する。組み立てが速い
ポイント⑤:アンチショック機能の有無

アンチショックは、ポールを突いたときの衝撃をバネなどで和らげる機構です。シナノは「下りの斜面や硬い岩場で、手首・肘・肩への衝撃を和らげる」と説明しています。関節に不安がある方や、長い下りが多い方に向いています。ただしその分重くなり、登りでは突いた力が少し逃げるため、軽量モデルにはあまり付いていません。
ポイント⑥:「1本の値段・重さ」か「1組の値段・重さ」かを確かめる
見落としやすいのがここです。モンベルやシナノ LT ONEは1本ずつ売られていて、重さも1本の値です。LEKIは重さを1組(2本)で表記し、ヘリテイジは1組と1本の両方の価格を出しています。ブラックダイヤモンドやシナノの多くのモデルは、公式サイトに販売単位の記載がありません。2本で使うなら、1本売りの価格と重さは2倍にして比べてください。この記事の比較では、1本の値を2倍にした「1組の重さ(計算値)」も並べています。

画像出典:LEKI(キャラバン)公式サイト(何組ものポールを並べたところ)
よくある失敗
- 長さが合わない:固定長の折りたたみ式で、身長に合わないサイズを選んでしまう。メーカーの身長目安と「身長×0.63」の両方で確認を
- 1本だけ買う:登山では両手で使うI型(2本)が基本。1本だと下りで体を支えにくい
- トレラン専用モデルを重い荷物で使う:ヘリテイジ ULトレイルポールは「重装備の登山などには使用できません」、モンベル U.L.フォールディングポールは「体重をあずけるような使い方はお避けください」と、メーカーが用途を限っている
- 価格の安さだけで選ぶ:ロックが緩みやすいと、体重をかけた瞬間に縮んで転倒につながる
作る側から見た、お店で確かめたい5か所
カタログの重さや長さが同じでも、つなぎ目・ロック・先端・ストラップ・グリップの作りで、使い心地と長持ちの度合いは変わります。山旅旅はベトナム・中国の工場で自社の登山用品を作っており、その立場から「作る側が気にする所」を、どのメーカーのポールにも当てはまる確かめ方としてまとめました。

画像出典:LEKI(キャラバン)公式サイト(折りたたみポールの節をつなぐ手元)
- つなぎ目にガタがないか:店で組み立てて(伸ばして)グリップを持ち、先端を床に付けたまま軽く前後左右にゆすってみます。継ぎ目でカタカタ鳴る、指で触ると遊びがわかる場合は、使ううちに広がることがあります。折りたたみ式は、差し込む側の長さと、内部のコードを引いたときにしっかり張って節どうしが密着するかを見てください。差し込みが浅いと、横からの力が継ぎ目の1か所に集まりやすくなります。
- ロックの締め具合を自分で直せるか:レバーロックの多くは、レバーの軸に締め具合を調整するねじやダイヤルが付いています。使っているうちにゆるんだとき、指で回せるのか工具が要るのかを店で確かめておくと、山で縮むトラブルを防ぎやすくなります。
- 先端とバスケットの交換部品があるか:石突き(先端の金属)とゴムキャップは消耗品です。交換用の先端・キャップ・スノーバスケットがメーカーから出ているかを聞いてから買うと、長く使えます。山旅 3Kカーボン-ULは、山旅ショップで専用の交換用プロテクターを扱っています。
- ストラップの縫い目と幅:ストラップの付け根の縫い目にほつれや糸の飛びがないか、縫い終わりが返し縫いになっているかを見ます。体重を手首であずける部分なので、幅が狭すぎて手首に食い込まないか、手袋をしたまま長さを調整できるかもあわせて確かめます。
- グリップの境目と長さ:グリップとシャフトの境目に段差や接着剤のはみ出しがないか、エクステンショングリップが持ち替えたい位置まであるかを見ます。冬にも使うなら、冬用の手袋をはめて握ってみてください。
季節ごとの注意|残雪期・夏・秋・冬で変わること
同じポールでも、季節によって付け替える部品と気をつける点が変わります。とくに雪の上では、バスケットを替えられないモデルがある点に注意してください。

画像出典:モンベル公式サイト(先端の小さな固定式バスケット)
- 春の残雪期:小さなバスケットのままだと雪に深く刺さって支えになりません。面積の広いスノーバスケットに付け替えます。シナノはスノーバスケット(PB-F2)を別売で用意し、ブラックダイヤモンド トレイルバックはスノーバスケット付属、トレイルはパウダーバスケット付属です。一方、シナノ フォールダーULとモンベル U.L.フォールディングポールはスノーバスケットを付けられません。
- 夏:汗で手が滑りやすくなります。EVAなど水を吸いにくいグリップが快適です。木道や湿原では先端のゴムキャップを必ず付け、植生や木道を傷めないようにします。
- 秋:落ち葉の下の濡れた石や木の根で滑りやすい季節です。下りでは長めに調整し、早めにポールで体を支えます。日没が早いので、ポールの収納・組み立てに手間取らないよう、出発前に一度練習しておきます。
- 冬(雪山・低山の凍結路):手袋のまま操作できるレバーロックが扱いやすくなります。凍った斜面では石突き(金属の先端)を出して刺します。気温が低いとアルミのシャフトは冷たくなるので、グリップの下まで握れるロンググリップのモデルが便利です。チェーンスパイクや軽アイゼンと組み合わせて使います。
2本か1本かはルートを見て決める|日帰りでこの1組で足りる人・足りない人
買うのは2本1組、持っていく本数は歩くルートを見て決める、というのが荷物を増やさずに安全を保つ考え方です。筆者(峰 一歩・山歩き15年)も、山行のたびにルートを見て2本持つか1本にするかを決めています。

画像出典:シナノ公式サイト(2本のポールを持って山を見渡す登山者)
地図やコースタイムで次の点を見ておくと、本数を決めやすくなります(地形ごとの一般的な目安です)。
- 2本にしたいルート:標高差の大きい下りが長く続く、ザレ場や木の根の段差が多い、渡渉や残雪がある、小屋泊・テント泊で荷物が重い。左右で体を支えられるので、下りの膝の負担と転倒の両方に効きます。
- 1本で足りるルート:道がよく整備されていて下りが短い、鎖場・岩場・ハシゴが多くてポールをしまっている時間が長い、地図や写真のために片手を空けておきたい。出し入れの手間も1本分で済みます。
- 持たなくてよいルート:平坦な遊歩道や短い散策路。
日帰りでこの1組で足りる人・足りない人
- 伸縮式アルミの1組(シナノ LT ONE、モンベル トレールポール カムロックなど)で足りる人:雪のない季節の日帰りが中心で、車で登山口まで行く人。登りと下りで長さを変えられ、曲がっても下山まで使いやすいので、最初の1組としてはこれで足ります。
- それだけでは足りない人:電車やバスで登山口へ向かう人や、岩場の手前で何度もしまう人は、収納長60cm前後の伸縮式だとザックの外に大きくはみ出します。収納長30〜40cm前後の折りたたみ式を検討してください。春の残雪期にも使う人は、スノーバスケットに付け替えられるモデルかを先に確かめます。
- 長さ固定の超軽量モデル1組で足りる人:身長に合うサイズがあり、日帰りの軽い荷物で、雪の季節には使わない人。小屋泊・テント泊の重い荷物や残雪期まで1組で済ませたい人には向きません。
登山ストック・トレッキングポールおすすめ25選【2026年版】
ここからは、メーカーの日本の公式サイト、または日本の正規代理店の公式サイトで価格と仕様を確かめた25モデルを、タイプ別に紹介します。価格は税込のメーカー希望小売価格・公式販売価格で、2026年11月6日時点の情報です。重さは各社の公式値で、付属品(キャップやバスケット)を含むかどうかはメーカーによって違うため、目安として比べてください。
- 超軽量・コンパクト(カーボンの長さ固定・折りたたみ):山旅 3Kカーボン-UL、モンベル カーボンフォールディングポール、シナノ フォールダーUL、ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンZ
- 軽量アルミの長さ固定・折りたたみ:ヘリテイジ ULトレイルポール、モンベル U.L.フォールディングポール
- 折りたたみ+長さ調整:シナノ フォールダーTWIST、LEKI マカルー FX TA、LEKI マカルー FX カーボン
- はじめの1組(アルミの伸縮式):モンベル トレールポール カムロック、シナノ LT ONE、シナノ ロングトレイル115、LEKI マカルーライト、LEKI ジャーニーライト、ブラックダイヤモンド トレイル、ブラックダイヤモンド トレイルバック、コロンビア ロックウェルブラフポール
- 軽い伸縮式(カーボン・ハイブリッド):シナノ FAST-130/FAST-115 カーボンW、Naturehike カーボンファイバートレッキングポール
- 膝が気になる人に(アンチショック付き):LEKI マカルー ライト AS、LEKI レガシーライト PRO AS、シナノ FAST-115A/S、モンベル アルパイン カーボンポール アンチショック
- 用途を広げる(カメラ一脚・T型):モンベル アルパイン カーボン フォトポール、モンベル Tグリップ カムロック
【超軽量・コンパクト】カーボンの長さ固定・折りたたみ
いちばん軽く、小さくたためるタイプです。電車やバスで登山口へ向かう人、岩場の手前でザックにしまうことが多い人に向きます。長さは変えられないので、サイズ選びがすべてです。軽量モデルをもっと深く比べたい方は軽量なトレッキングポール比較の記事もご覧ください。
山旅 3Kカーボン-ULトレッキングポール

山旅旅の自社製品です。3Kカーボン平織りのシャフトを使った、長さ固定の4段折りたたみモデルで、1組約262g(120cm)、収納長は30cm。カーボン繊維を格子状に平織りした「3Kカーボン」で横からの衝撃にも配慮し、ジョイントの内部にはアルミチューブを入れて剛性を高めています。長さは105/110/115/120cmの4サイズから選びます。
- 素材:3Kカーボン
- 収納方式:4段折りたたみ
- 長さ調整:なし(サイズ選択)
- 使用長(サイズ):105/110/115/120cm
- 収納長:30cm
- 重さ(公式値):約262g(1組・120cm)
- 1組の重さ(計算値):約262g(公式値が1組)
- 価格(税込):19,780円(1組)/9,890円(1本)
- 販売単位:1組・1本
- ロック方式:ラチェットボタン
- グリップ:EVA
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:収納の小ささと軽さを最優先したい人、電車やバスで登山口に向かうことが多い人。長さ調整ができないので、購入前に身長に合うサイズを確かめてください。
出典:山旅ショップ 商品ページ(2026/11/02確認)
モンベル カーボンフォールディングポール

モンベルの、カーボン製の長さ固定の4本継ぎ折りたたみポールです。1本単位で売られていて、100サイズは1本115g(ポイントプロテクター込み125g)、収納長29cmと、今回の25モデルでいちばん短くたためます。長さは100/105/113/120の4サイズで、長いほど少し高くなります。内部の紐を引いて結び目を上部のスリットにかける固定方法です。全国のモンベルストアで実物を確かめてから買えるのも安心材料です。
- 素材:カーボン繊維強化プラスチック
- 収納方式:4本継ぎ折りたたみ
- 長さ調整:なし(サイズ選択)
- 使用長(サイズ):100/105/113/120
- 収納長:29cm(100)
- 重さ(公式値):115g(1本・100、プロテクター込み125g)
- 1組の重さ(計算値):230g(100・本体×2)
- 価格(税込):9,900円(1本・100)〜10,200円(1本・120)/2本で19,800円〜20,400円(計算値)
- 販売単位:1本
- ロック方式:紐を引いて結び目をスリットにかける方式
- グリップ:EVA
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:とにかく短くたたみたい人、店舗で実物を確認してから買いたい人。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
シナノ フォールダーUL

1919年創業の国内ポールメーカー・シナノが「最も軽量なULモデル」としている、長さ固定のカーボン折りたたみポールです。105cmで1本約99g(代表値)と、今回の25モデルで1本あたりの公式値がもっとも軽いモデルです。ワンアクションで組み立てる「UL-LOCK」を採用し、ショックコードはダイニーマで補強されています。専用の小型バスケットで、スノーバスケットは付けられません。
- 素材:カーボン(φ12)
- 収納方式:折りたたみ
- 長さ調整:なし(サイズ選択)
- 使用長(サイズ):105/110/115cm(身長目安 155〜160/161〜166/167〜172cm)
- 収納長:39cm(105)/40cm(110)/42cm(115)
- 重さ(公式値):約99g(1本・105)/約101g(110)/約104g(115)
- 1組の重さ(計算値):約198g(105)〜約208g(115)
- 価格(税込):14,300円(1本)/2本で28,600円(計算値)
- 販売単位:1本
- ロック方式:UL-LOCK
- グリップ:公式記載なし
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:グラム単位で軽くしたい人、ULハイクやファストハイクで荷物を軽く保てる人。雪の上で使う予定がある人は別のモデルを。
出典:シナノ公式サイト(2026/11/06確認)
ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンZ

アメリカのブラックダイヤモンドの、長さ固定のフルカーボン折りたたみポールです。105〜130cmの6サイズがあり、収納長は35〜44cm。グリップ下にエクステンションが付いたEVAフォームグリップで、カーバイドティップとラバーティップ、交換できるバスケットが付きます。公式サイトの重さは105cmで256gですが、1本か1組かの記載はありません。
- 素材:100%カーボンファイバー
- 収納方式:折りたたみ(Zポール)
- 長さ調整:なし(サイズ選択)
- 使用長(サイズ):105/110/115/120/125/130cm
- 収納長:35cm(105)〜44cm(130)
- 重さ(公式値):256g(105)〜296g(130)、本数の記載なし
- 1組の重さ(計算値):計算できず(公式に本数の記載なし)
- 価格(税込):32,340円
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:公式記載なし(長さ固定の折りたたみ)
- グリップ:EVAフォーム(エクステンション付き)
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:海外の定番ブランドの長さ固定カーボンを選びたい人、サイズを細かく選びたい長身の人。
出典:ブルーシープ(ブラックダイヤモンド日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
【軽量アルミ】長さ固定・折りたたみ
カーボンより割れにくいアルミで、折りたたみの軽さを取ったタイプです。どちらもメーカーが用途を限っているので、重い荷物の山行には向きません。
ヘリテイジ ULトレイルポール(PROを含む)

国内のアウトドアメーカー・ヘリテイジの、アルミ製の長さ固定の折りたたみポールです。シャフトは7001-T6のアルミ合金で、ポール径は10.2mm。ペアで231g(105cm)〜243g(120cm、バスケット・キャップ除く)と、アルミとしてはとても軽い1組です。グリップ先端のコードでジョイントを連結する「コード固定式」で、走りながらでも組み立てられます。
バリエーションの「ULトレイルポール PRO」は、グリップがロングタイプのEVAフォームになり、中間部にラバーグリップが付いて傾斜に応じて持ち位置を変えられます。ペアで249g(105cm)〜267g(120cm)、1組17,050円/1本9,350円です。どちらもメーカーはトレイルランニング専用で、重装備の登山などには使用できないとしています。
- 素材:アルミ合金 7001-T6(ポール径10.2mm)
- 収納方式:折りたたみ
- 長さ調整:なし(サイズ選択)
- 使用長(サイズ):105/110/115/120cm
- 収納長:34cm(105・110)/35cm(115)/36cm(120)
- 重さ(公式値):231g(1組・105)〜243g(1組・120)、バスケット・キャップ除く
- 1組の重さ(計算値):231〜243g(公式値が1組)
- 価格(税込):13,970円(1組)/7,700円(1本)、PROは17,050円(1組)/9,350円(1本)
- 販売単位:1組・1本
- ロック方式:コード固定式
- グリップ:EVAフォーム(PROはロングタイプ+ラバーグリップ)
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:トレランや軽装の日帰りハイクで、軽いアルミポールを使いたい人。テント泊など重い荷物には使わないでください。
出典:ヘリテイジ公式サイト(ULトレイルポール)・ヘリテイジ公式サイト(ULトレイルポール PRO)(2026/11/06確認)
モンベル U.L.フォールディングポール

モンベルの、アルミ製の長さ固定の折りたたみポールです。120サイズで1本153g(ポイントプロテクター込み163g)、収納長39cm。1本8,000円前後と、折りたたみ式の中では手ごろです。折りたたみ時に干渉しない半円形の固定式バスケットで、スノーバスケットは付けられません。メーカーは超軽量化のため「あくまで、バランスを補う目的で使用し、体重をあずけるような使い方はお避けください」としています。
- 素材:アルミニウム合金
- 収納方式:折りたたみ
- 長さ調整:なし(サイズ選択)
- 使用長(サイズ):100/105/113/120
- 収納長:39cm(120)
- 重さ(公式値):153g(1本・120、プロテクター込み163g)
- 1組の重さ(計算値):306g(120・本体×2)
- 価格(税込):7,800円(1本・100)〜8,100円(1本・120)/2本で15,600円〜16,200円(計算値)
- 販売単位:1本
- ロック方式:オートロック
- グリップ:EVA
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:折りたたみ式を手ごろな価格で試したい人、平坦な区間が多いハイキングでバランス補助として使いたい人。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
【携帯性+長さ調整】長さを変えられる折りたたみ
折りたたんで小さくでき、上段で長さも変えられるタイプです。登りと下りで長さを変えたい、家族で貸し借りしたいという人に向きます。そのぶん、長さ固定の折りたたみより重くなります。
シナノ フォールダーTWIST 125/115/110

シナノのカーボン製折りたたみポールで、折りたたみはツイストロック、長さ調節はレバー固定式です。身長に合わせて3つの長さがあり、125は身長約155〜181cm、115は約141〜167cm、110は約133〜160cmが目安。収納長は36〜37cmで、収納袋が付きます。バスケットはPB-03で、スノーバスケット(PB-F2)は別売で付けられます。
- 素材:カーボン(φ18+φ16+φ13.7)
- 収納方式:折りたたみ(ツイストロック)
- 長さ調整:あり(レバー固定式)
- 使用長(サイズ):125:110〜125cm/115:100〜115cm/110:95〜110cm
- 収納長:125:37cm/115・110:36cm
- 重さ(公式値):125:約219g/115:約212g/110:約206g(いずれも1本)
- 1組の重さ(計算値):125:約438g/115:約424g/110:約412g
- 価格(税込):30,250円
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:ツイストロック(折りたたみ)+レバー固定(長さ調節)
- グリップ:公式記載なし
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:国内メーカーで、携帯性と長さ調整の両方がほしい人。小柄な人や女性は110・115が選びやすいサイズです。
出典:シナノ公式サイト(125)・(115)・(110)(2026/11/06確認)
LEKI マカルー FX TA

ドイツのポール専門メーカー・LEKIの折りたたみ式で、たたんだ状態から長さも調整できるモデルです。シャフトは上段18mmからの太めのアルミ(18/16/14/14/14mm)です。長さは110〜130cm、収納長は40cmで、フォールディング ポールバッグが付きます。重さは1組約596gと、今回の折りたたみ式でいちばん重い作りです。
- 素材:アルミ(18/16/14/14/14mm)
- 収納方式:折りたたみ
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):110〜130cm
- 収納長:40cm
- 重さ(公式値):約596g(組)
- 1組の重さ(計算値):約596g(公式値が組)
- 価格(税込):25,850円
- 販売単位:公式記載なし(重さは組で表記)
- ロック方式:エクスターナル・ロッキングデバイス、スピードロック2プラス
- グリップ:エルゴン サーモロング
- アンチショック:公式記載なし
こんな人におすすめ:折りたたみの携帯性と長さ調整の両方がほしく、軽さより丈夫さを取りたい人。縦走やテント泊向きです。
出典:キャラバン(LEKI日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
LEKI マカルー FX カーボン

マカルー FX TAと同じ折りたたみ+長さ調整の構造を、フルカーボンのシャフトにしたモデルです。長さ110〜130cm、収納長40cmは同じで、重さは1組約508gとTAより約88g軽くなります。アンチショックを省いたバリエーションモデルで、ポールスタッフサックが付きます。
- 素材:カーボン(18/16/14/14/14mm)
- 収納方式:折りたたみ
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):110〜130cm
- 収納長:40cm
- 重さ(公式値):約508g(組)
- 1組の重さ(計算値):約508g(公式値が組)
- 価格(税込):30,800円
- 販売単位:公式記載なし(重さは組で表記)
- ロック方式:エクスターナル・ロッキングデバイス、スピードロック2プラス
- グリップ:エルゴン サーモロング
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:LEKIの折りたたみ式で、TAより軽いものがほしい人。
出典:キャラバン(LEKI日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
【はじめの1組】アルミの伸縮式
これから登山を始める方、日帰り中心で使いたい方向けです。アルミの伸縮式は、多少ぶつけても使い続けやすく、登りと下りで長さを変えられるので、最初の1組として選びやすいタイプです。初心者向けの選び方は初心者向けトレッキングポールの選び方の記事でもくわしく紹介しています。
モンベル トレールポール カムロック

モンベルのアルミ製伸縮ポールです。1本6,000円(2本で12,000円)と手ごろで、初めての1組に選びやすいモデル。上段・下段の2カ所をレバーで固定するカムロック式で、手袋をしたままでも長さを変えやすいのが特長です。短めのS(1本5,900円)もあります。
- 素材:アルミニウム合金
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):105〜130cm
- 収納長:60cm
- 重さ(公式値):262g(1本、プロテクター・バスケット込み277g)
- 1組の重さ(計算値):524g(本体×2)
- 価格(税込):6,000円(1本)/2本で12,000円(計算値)
- 販売単位:1本
- ロック方式:カムロック(上段・下段)
- グリップ:EVA、エラストマー、ポリプロピレン
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:予算を抑えて国内ブランドの1組をそろえたい人、レバー式の確実な操作性を求める人。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
シナノ LT ONE

シナノの「ベーシックな1本モデル」で、2本買えばダブルで使えます。1本5,720円と、今回の25モデルでもっとも安いモデルです。シャフトを回して締める回転固定式で、使用長は95〜125cm、対応身長の目安は約134〜181cmと幅広く、家族で共用しやすい長さです。
- 素材:アルミ合金(φ18/φ16/φ14)
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):95〜125cm
- 収納長:60cm
- 重さ(公式値):約209g(1本)
- 1組の重さ(計算値):約418g
- 価格(税込):5,720円(1本)/2本で11,440円(計算値)
- 販売単位:1本
- ロック方式:回転固定式(ツイストロック)
- グリップ:EVA(I型)
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:まず安く試してみたい人、1本だけ持ってバランス補助に使いたい人。
出典:シナノ公式サイト(2026/11/06確認)
シナノ ロングトレイル115

シナノの、ワンタッチで長さを変えられるレバーロック式のアルミ伸縮ポールです。超軽量アルミのシャフトで1本約230g、使用長90〜115cm、収納長55cm。対応身長は約126〜167cmで、小柄な人や子どもとの山行にも合わせやすいサイズです。長いサイズのロングトレイル125もあります。
- 素材:超軽量アルミ(φ16/φ14/φ12)
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):90〜115cm
- 収納長:55cm
- 重さ(公式値):約230g(1本)
- 1組の重さ(計算値):約460g
- 価格(税込):15,400円
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:レバーロック
- グリップ:公式記載なし
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:身長が低めで、短めに調整できるレバーロック式がほしい人。
出典:シナノ公式サイト(2026/11/06確認)
LEKI マカルーライト

LEKIの定番マカルーシリーズから、アンチショックを省いて軽くしたバリエーションモデルです。アルミの3段伸縮で、使用長100〜135cmと長めまで伸ばせます。固定と解放がしやすいスピードロック・プラスを採用し、グリップはエルゴン サーモロングです。
- 素材:アルミ(16/14/12mm)
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):100〜135cm
- 収納長:67cm
- 重さ(公式値):約500g(組)
- 1組の重さ(計算値):約500g(公式値が組)
- 価格(税込):19,800円
- 販売単位:公式記載なし(重さは組で表記)
- ロック方式:スピードロック・プラス
- グリップ:エルゴン サーモロング
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:身長が高めで長く伸ばしたい人、ポール専門メーカーの定番を選びたい人。
出典:キャラバン(LEKI日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
LEKI ジャーニーライト

LEKIのアルミ伸縮ポールで、アンチショックを省いたシンプルなモデルです。上中段にスピードロック・プラスを採用し、グリップは頭が丸い「エボコンソフト」。LEKIの中では手ごろな価格帯のモデルです。公式の長さ表記は66〜135cmで、収納長は別に記載がありません。
- 素材:アルミ(16/14/12mm)
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):66〜135cm(公式の表記)
- 収納長:公式記載なし
- 重さ(公式値):約510g(1組)
- 1組の重さ(計算値):約510g(公式値が1組)
- 価格(税込):13,750円(定価)
- 販売単位:公式記載なし(重さは1組で表記)
- ロック方式:スピードロック・プラス(上中段)
- グリップ:エボコンソフト(ラウンドトップ)
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:LEKIのポールを手の届きやすい価格で選びたい人。
出典:キャラバン(LEKI日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
ブラックダイヤモンド トレイル

ブラックダイヤモンドの定番アルミ伸縮ポールの現行モデル(型番BD82505)です。レバー式のフリックロック2で、使用長は100〜140cmと長めまで伸ばせます。エクステンション付きのEVAフォームグリップに、ソフトタッチのグリップトップ。トレッキングバスケット、パウダーバスケット、ティッププロテクターが付きます。
- 素材:全段アルミ合金
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):100〜140cm
- 収納長:65cm
- 重さ(公式値):480g(本数の記載なし)
- 1組の重さ(計算値):計算できず(公式に本数の記載なし)
- 価格(税込):18,700円
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:フリックロック2
- グリップ:EVAフォーム(エクステンション付き)
- アンチショック:公式記載なし
こんな人におすすめ:長身の人、パウダーバスケット付きで冬の低山まで1組で済ませたい人。
出典:ブルーシープ(ブラックダイヤモンド日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
ブラックダイヤモンド トレイルバック

トレイルより手ごろな、ブラックダイヤモンドのアルミ伸縮ポールです。ロックは初代のフリックロックで、使用長100〜140cm、収納長は70cmと長め。エクステンション付きのEVAフォームグリップで、付属のスノーバスケットに替えればスノーハイクにも使えます。
- 素材:全段アルミ合金
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):100〜140cm
- 収納長:70cm
- 重さ(公式値):534g(本数の記載なし)
- 1組の重さ(計算値):計算できず(公式に本数の記載なし)
- 価格(税込):15,290円
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:フリックロック
- グリップ:EVAフォーム(エクステンション付き)
- アンチショック:公式記載なし
こんな人におすすめ:海外ブランドのレバー式を手ごろな価格で選びたい人、スノーバスケット付きがほしい人。
出典:ブルーシープ(ブラックダイヤモンド日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
コロンビア ロックウェルブラフポール(L/M)

コロンビアのアルミ伸縮ポールで、ワンタッチで調整できる「ハングストップ仕様」の2段階調整です。グリップは傾斜に対応しやすいミドルグリップ仕様。身長165cm以上はL(105〜125cm)、165cm以下はM(90〜110cm)がメーカーの推奨です。
- 素材:アルミ合金
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり(2段階調整)
- 使用長(サイズ):L:105〜125cm/M:90〜110cm
- 収納長:L:57cm/M:55cm
- 重さ(公式値):L:約260g/M:約230g(いずれも1本)
- 1組の重さ(計算値):L:約520g/M:約460g
- 価格(税込):16,500円
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:ハングストップ仕様(ワンタッチ)
- グリップ:ミドルグリップ
- アンチショック:公式記載なし
こんな人におすすめ:ウェアと同じブランドでそろえたい人、身長に合わせてサイズを選びたい人。
出典:コロンビア公式サイト(L)・(M)(2026/11/06確認)
【軽い伸縮式】カーボン・ハイブリッドの伸縮ポール
伸縮式の調整のしやすさはそのままに、カーボンで軽くしたタイプです。アルミの伸縮式より1本あたり数十g軽く、振り出しが楽になります。
シナノ FAST-130/FAST-115 カーボンW

シナノの伸縮ポールで、上段に超軽量アルミ、中下段にカーボンを使い、FAST-130は1本約213g、FAST-115は1本約201gと軽く仕上げています。長さはレバーロックで調整でき、130は105〜130cm、115は90〜115cm。115は「女性にフィットするサイズ感」とされ、ネイビーとワインの2色です。
- 素材:超軽量アルミ(上段)+カーボン(中下段)、φ16/φ14/φ12
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):130:105〜130cm/115:90〜115cm
- 収納長:130:60cm/115:55cm
- 重さ(公式値):130:約213g/115:約201g(いずれも1本)
- 1組の重さ(計算値):130:約426g/115:約402g
- 価格(税込):26,400円
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:レバーロック
- グリップ:公式記載なし
- アンチショック:なし
こんな人におすすめ:長さを調整できる軽いポールがほしい人、国内メーカーの上位モデルを選びたい人。なお、2018年3月〜8月に販売された一部(130のネイビー、115のグリーン・マゼンタ)は回収・無償修理の対象です。中古で買う場合は「安全に使うための注意点」の節を確認してください。
出典:シナノ公式サイト(FAST-130)・(FAST-115)(2026/11/06確認)
Naturehike カーボンファイバートレッキングポール

アウトドアブランド・Naturehikeの、100%3Kカーボンファイバー製の伸縮ポールです。重さは公式サイトで「1本あたり0.44ポンド」(約200g、グラムへの換算は山旅旅)。天然コルクのグリップに延長EVAフォームスリーブを組み合わせ、クイックロックで62〜135cmまで調整できます。収納長と販売単位は公式サイトに記載がありません。
- 素材:3Kカーボンファイバー100%
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):62〜135cm
- 収納長:公式記載なし
- 重さ(公式値):0.44ポンド(1本、約200g)
- 1組の重さ(計算値):約400g
- 価格(税込):11,400円(公式サイトの通常価格)
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:クイックロック
- グリップ:天然コルク+延長EVAフォーム
- アンチショック:公式記載なし
こんな人におすすめ:カーボンの伸縮式を手の届きやすい価格で選びたい人、汗を吸うコルクグリップが好みの人。
出典:Naturehike公式サイト(2026/11/06確認)
【膝が気になる人に】アンチショック付き
下りの衝撃をバネで和らげるタイプです。長い下りが多い山、膝や手首に不安がある人に向きます。同じシリーズのアンチショックなしと比べると、重さと価格が少し上がります。
LEKI マカルー ライト AS

LEKI マカルーライトに、アンチショックシステムを加えたモデルです。アルミの3段伸縮で使用長100〜135cm、重さは1組約506g。マカルーライト(約500g)との差は公式値で約6gで、価格は3,850円高くなります。
- 素材:アルミ(16/14/12mm)
- 収納方式:伸縮(3段)
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):100〜135cm
- 収納長:67cm
- 重さ(公式値):約506g(組)
- 1組の重さ(計算値):約506g(公式値が組)
- 価格(税込):23,650円
- 販売単位:公式記載なし(重さは組で表記)
- ロック方式:スピードロック・プラス
- グリップ:エルゴン サーモロング
- アンチショック:あり(ASシステム)
こんな人におすすめ:長く伸ばせるアンチショック付きがほしい長身の人。
出典:キャラバン(LEKI日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
LEKI レガシーライト PRO AS

LEKIの、アンチショック機能付きのアルミ伸縮モデルです。シャフトは16/14/12mmのアルミニウム、グリップはEVA素材の「エボコンサーモ」。1組約456gと、今回のLEKIのアンチショック付きでは軽く、使用長も90〜125cmと短めまで縮められます。
- 素材:アルミ(16/14/12mm)
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):90〜125cm
- 収納長:64cm
- 重さ(公式値):約456g(組)
- 1組の重さ(計算値):約456g(公式値が組)
- 価格(税込):18,150円
- 販売単位:公式記載なし(重さは組で表記)
- ロック方式:公式記載なし
- グリップ:エボコンサーモ(EVA)
- アンチショック:あり
こんな人におすすめ:下りで膝への負担を少しでも減らしたい人、小柄な人でアンチショック付きを探している人。
出典:キャラバン(LEKI日本の販売元)公式サイト(2026/11/06確認)
シナノ FAST-115A/S

シナノの、グリップ内部にアンチショック機構を入れたアルミ伸縮ポールです。アルミ製のレバーロックで、使用長95〜115cm、対応身長は約134〜167cm。小柄な人向けのアンチショック付きは選択肢が少なく、その中で国内メーカーの1本です。長いサイズのFAST-125A/Sもあります。
- 素材:超軽量アルミ(φ16+φ14+φ12)
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):95〜115cm
- 収納長:62cm
- 重さ(公式値):約255g(1本)
- 1組の重さ(計算値):約510g
- 価格(税込):21,450円
- 販売単位:公式記載なし
- ロック方式:レバーロック(アルミ製)
- グリップ:公式記載なし
- アンチショック:あり(グリップ内部)
こんな人におすすめ:身長が低めで、下りの衝撃を減らしたい人。
出典:シナノ公式サイト(2026/11/06確認)
モンベル アルパイン カーボンポール アンチショック

アルミニウム合金をカーボン繊維で包んだ多層構造の「ハイブリッドシャフト」に、内蔵スプリングのアンチショックを組み合わせたモンベルの伸縮ポールです。1本195g(プロテクター・バスケット込み210g)と、今回のアンチショック付きの中でもっとも軽い公式値です。上下段はツイストロックで、ストラップは超軽量のモノフィラメント・メッシュ製。
- 素材:アルミニウム合金+カーボン繊維のハイブリッドシャフト
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):105〜130cm
- 収納長:63cm
- 重さ(公式値):195g(1本、プロテクター・バスケット込み210g)
- 1組の重さ(計算値):390g(本体×2)
- 価格(税込):10,340円(1本)/2本で20,680円(計算値)
- 販売単位:1本
- ロック方式:ツイストロック(上下段)
- グリップ:I型(素材は公式記載なし)
- アンチショック:あり(内蔵スプリング)
こんな人におすすめ:軽さとアンチショックの両方がほしい人。レバー式がよい人は、同じシリーズのカムロック版(1本11,800円)もあります。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
【用途を広げる】カメラ一脚・T型
山で写真を撮る人や、平らな道を1本で歩きたい人向けのモデルです。
モンベル アルパイン カーボン フォトポール

グリップ上部のキャップを外すと、カメラの三脚穴(1/4-20UNC)に取り付けて一脚として使えるモンベルのポールです。シャフトはカーボン繊維強化樹脂とアルミニウム合金で、上下段はカムロック。使用長は95〜145cmと、一脚としての使いやすさも考えて長くまで伸ばせます。キャップは半回転で脱着でき、紛失防止のリーシュが付いています。
- 素材:カーボン繊維強化樹脂、アルミニウム合金
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):95〜145cm
- 収納長:66cm
- 重さ(公式値):209g(1本、プロテクター・バスケット込み224g)
- 1組の重さ(計算値):418g(2本使う場合・本体×2)
- 価格(税込):12,100円(1本)
- 販売単位:1本
- ロック方式:カムロック(上下段)
- グリップ:EVA(I型)
- アンチショック:公式記載なし
こんな人におすすめ:三脚を持たずに山で写真や動画を撮りたい人。1本をフォトポール、もう1本を普通のポールにする組み合わせもできます。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
モンベル Tグリップ カムロック

T字のグリップに手のひらを乗せて、杖のように1本で使うT型のポールです。上段はカムロック、下段はオートロックで、使用長80〜100cm。モンベルは長さの目安を「平坦地で身長の2分の1」としています。グリップはゴム成分を含まないエラストマー製。短めのS(1本9,200円)もあります。
- 素材:アルミニウム合金
- 収納方式:伸縮
- 長さ調整:あり
- 使用長(サイズ):80〜100cm
- 収納長:51cm
- 重さ(公式値):223g(1本、プロテクター・バスケット込み238g)
- 1組の重さ(計算値):T型は1本で使うため計算しない
- 価格(税込):9,300円(1本)
- 販売単位:1本
- ロック方式:上段カムロック・下段オートロック
- グリップ:T型(エラストマー)
- アンチショック:公式記載なし
こんな人におすすめ:整備された遊歩道や平坦なハイキングで、杖のように1本だけ使いたい人。傾斜のある登山道では、I型の2本使いをおすすめします。
出典:モンベル公式サイト(2026/11/06確認)
25モデルのスペック早見|重さ・収納長・価格を横並びで比較
1組の重さ(2本使うときの重さ)でもっとも軽いのはシナノ フォールダーUL(105cmで約198g・計算値)、いちばん短くたためるのはモンベル カーボンフォールディングポール(29cm)、もっとも安いのはシナノ LT ONE(1本5,720円)です。下の早見は、各モデルの節の数字を「1組の重さ/収納長/価格(税込)」の順に並べたものです。1組の重さのうち「計算値」は1本の公式値を2倍にしたもので、ブラックダイヤモンドは公式に本数の記載がないため公式値をそのまま載せています。
折りたたみ(長さ固定)
- シナノ フォールダーUL:約198〜208g(計算値)/39〜42cm/14,300円(1本)
- モンベル カーボンフォールディングポール:230g(100・計算値)/29cm/9,900〜10,200円(1本)
- ヘリテイジ ULトレイルポール:231〜243g(1組)/34〜36cm/13,970円(1組)
- ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンZ:256〜296g(本数の記載なし)/35〜44cm/32,340円
- 山旅 3Kカーボン-UL:約262g(1組・120)/30cm/19,780円(1組)
- モンベル U.L.フォールディングポール:306g(120・計算値)/39cm/7,800〜8,100円(1本)
折りたたみ(長さ調整つき)
- シナノ フォールダーTWIST:約412〜438g(計算値)/36〜37cm/30,250円
- LEKI マカルー FX カーボン:約508g(組)/40cm/30,800円
- LEKI マカルー FX TA:約596g(組)/40cm/25,850円
伸縮式
- モンベル アルパイン カーボンポール アンチショック:390g(計算値)/63cm/10,340円(1本)
- Naturehike カーボンファイバー:約400g(換算・計算値)/公式記載なし/11,400円
- シナノ FAST-115 カーボンW:約402g(計算値)/55cm/26,400円
- シナノ LT ONE:約418g(計算値)/60cm/5,720円(1本)
- モンベル アルパイン カーボン フォトポール:418g(計算値)/66cm/12,100円(1本)
- シナノ FAST-130 カーボンW:約426g(計算値)/60cm/26,400円
- LEKI レガシーライト PRO AS:約456g(組)/64cm/18,150円
- シナノ ロングトレイル115:約460g(計算値)/55cm/15,400円
- コロンビア ロックウェルブラフポール:M 約460g・L 約520g(計算値)/55・57cm/16,500円
- ブラックダイヤモンド トレイル:480g(本数の記載なし)/65cm/18,700円
- LEKI マカルーライト:約500g(組)/67cm/19,800円
- LEKI マカルー ライト AS:約506g(組)/67cm/23,650円
- LEKI ジャーニーライト:約510g(1組)/公式記載なし/13,750円
- シナノ FAST-115A/S:約510g(計算値)/62cm/21,450円
- モンベル トレールポール カムロック:524g(計算値)/60cm/6,000円(1本)
- ブラックダイヤモンド トレイルバック:534g(本数の記載なし)/70cm/15,290円
- モンベル Tグリップ カムロック(T型・1本使用):223g(1本)/51cm/9,300円(1本)
目的別に選ぶなら
- いちばん軽くしたい:シナノ フォールダーUL、ヘリテイジ ULトレイルポール(ただしどちらも重い荷物・雪には向かない)
- いちばん小さくたたみたい:モンベル カーボンフォールディングポール(29cm)、山旅 3Kカーボン-UL(30cm)
- 予算を抑えて1組そろえたい:シナノ LT ONE(2本で11,440円・計算値)、モンベル トレールポール カムロック(2本で12,000円・計算値)
- 長身で長く伸ばしたい:ブラックダイヤモンド トレイル/トレイルバック(〜140cm)、LEKI マカルーライト(〜135cm)
- 小柄・女性・子ども:シナノ ロングトレイル115(90cm〜)、FAST-115 カーボンW(90cm〜)、コロンビア ロックウェルブラフポールM(90cm〜)
- 膝が心配:モンベル アルパイン カーボンポール アンチショック(軽さ重視)、LEKI レガシーライト PRO AS(定番)
- 携帯性と長さ調整の両立:シナノ フォールダーTWIST、LEKI マカルー FX カーボン
1g軽くするのにいくらかかる?|山旅旅の計算値と、削っていい所・削ってはいけない所
いちばん安いアルミの伸縮式(シナノ LT ONE、2本で約418g・11,440円)から軽い折りたたみ式に替えると、1組で約110〜220g軽くなり、1g軽くするのにかかる値段は約14〜78円です(いずれも計算値)。ただし、いちばん安く軽くなるモデルほど用途が限られているので、値段だけで選ばないでください。

画像出典:モンベル公式サイト(軽さと剛性をうたうカーボンのシャフト)
シナノ LT ONE(2本)から替えたときの差(計算値)
- ヘリテイジ ULトレイルポール(105・1組):187g軽い/2,530円高い/1gあたり約14円
- モンベル U.L.フォールディングポール(120・2本):112g軽い/4,760円高い/1gあたり約43円
- モンベル カーボンフォールディングポール(100・2本):188g軽い/8,360円高い/1gあたり約44円
- 山旅 3Kカーボン-UL(120・1組):156g軽い/8,340円高い/1gあたり約53円
- シナノ フォールダーUL(105・2本):220g軽い/17,160円高い/1gあたり約78円
- モンベル アルパイン カーボンポール アンチショック(2本):28g軽い/9,240円高い/1gあたり330円
計算には各モデルの節にある公式の重さ(1本売りは2倍)と税込価格を使い、「高くなった金額÷軽くなった重さ」で出しました。長さのサイズはモデルごとに違い、付属品を含むかどうかもメーカーで違うため、目安として見てください。アンチショック付きは軽くするための選択ではなく、膝や手首を守る機能にお金を払うモデルです。
もう一つの見方として、ポールはザックに入れて運ぶ荷物と違い、一歩ごとに手で持ち上げて前に出す道具です。LT ONE(1本約209g)とフォールダーUL(105で1本約99g)では片手あたり約110gの差があり、1組の重さは約47%と半分以下になります(いずれも計算値)。
削っていい所
- 長さ調整:身長に合う固定長のサイズがあり、エクステンショングリップの持ち替えで足りる人は、長さ調整の機構を省いた折りたたみ式で軽くできます。
- アンチショック:膝や手首に不安がなく、下りが短い日帰りなら、付いていないモデルで十分です。
- 本数:前の「ルートを見て決める」の節のとおり、ルートによっては1本にできます。
削ってはいけない所
- 荷物の重さに合った強さ:1gあたりの値段がいちばん安いヘリテイジ ULトレイルポールは、メーカーが重装備の登山には使えないとしています。モンベル U.L.フォールディングポールも体重をあずける使い方を避けるよう案内されています。小屋泊・テント泊で荷物が重い山や、下りで体重をかけたい人は、軽さより強さを残してください。
- 雪の上で支えになるバスケット:シナノ フォールダーULとモンベル U.L.フォールディングポールはスノーバスケットを付けられません。春の残雪期や冬の低山では、軽さを理由にこれらを選ばないようにします。
- 体重をかけても縮まないロック:軽さや値段のためにロックの確かさを妥協すると、下りの一歩で縮んで転倒につながります。
軽くしすぎると危ないのは、残雪の斜面、雨で長い下りが続く日、重い荷物での縦走、カーボンのシャフトを岩のすき間にはさみやすい岩稜帯です。こうした山では、少し重くてもアルミやハイブリッドの伸縮式を選ぶほうが安全です。
トレッキングポールの正しい使い方|4つのコツ

ストラップの通し方と、登り・下りで長さを変えることの2つを押さえるだけで、ポールの効き方は大きく変わります。
コツ①:ストラップは下から手を通して握る
下から手を入れて、ストラップごとグリップを握るのが基本です。力を抜いてもポールが落ちず、手首で体重を支えやすくなります。

画像出典:モンベル公式サイト(ストラップに手を通して握った様子)
コツ②:登りは短め・下りは長めに
登りでは基準より少し短く、下りでは少し長めにすると使いやすくなります。伸縮式なら場面ごとに切り替えやすく、長さ固定のモデルは基準の長さのまま、エクステンショングリップがあれば持つ位置を上下させて調整します。
コツ③:2本は左右交互に突く
歩くリズムは「右足と左手」「左足と右手」を同時に出すのが基本です。急な斜面では両手のポールを同時に突いて体を持ち上げると安定します。
コツ④:先端ゴムキャップは原則つけたまま
先端のゴムキャップ(ラバープロテクター)は、登山道や木道、植物を傷めないよう原則として付けたまま歩きます。凍った斜面や雪の上など、石突きを刺さないと危ない場面だけ外しましょう。外れやすいので予備を持つと安心です。無雪期は小さなバスケット、雪の上では面積の広いスノーバスケットに替えます。
山旅ショップでは、3Kカーボン-ULトレッキングポール専用の交換用プロテクターも扱っています。キャップは歩いているうちに外れてなくすことがあるので、予備を1組持っておくと安心です。
I型(2本)とT型(1本)の違い
- I型(2本使用):まっすぐなグリップで、左右の手で2本使う。登りの推進力と下りのバランスが取りやすく、一般的な登山道や縦走に向く。長さの目安は身長×0.63
- T型(1本使用):T字のグリップに手のひらを乗せ、杖のように使う。平らなハイキングや遊歩道向き。長さの目安は平坦地で身長の2分の1(モンベル)
安全に使うための注意点と持ち運びマナー
ポールは便利な反面、使ってはいけない場面と、使う前に確かめるべき点があります。とくにロックの締め忘れと、メーカーが用途を限っているモデルの使い方に注意してください。

画像出典:モンベル公式サイト(カムロックで長さを調節する手元)
- 岩場・鎖場・ハシゴでは収納:両手と両足で体を支える場所では、ポールを持ったままだと岩や鎖をしっかりつかめません。手首からストラップを外し、手前で畳んでザックにしまいます。
- 歩き出す前にロックを確かめる:体重をかけたときに縮むと転倒につながります。伸縮式は1段ずつ体重をかけて確かめます。シナノは、先端のシャフトを「ストップ」の表示より先まで出して固定すると折れる危険があると注意しています。
- メーカーの用途の制限を守る:ヘリテイジ ULトレイルポールはトレイルランニング専用で重装備の登山には使えず、モンベル U.L.フォールディングポールは体重をあずける使い方を避けるよう案内されています。
- 中古品は回収対象かを確かめる:シナノは2018年9月、2018年3月〜8月に販売した「Fast-130カーボンW」(ネイビー)と「Fast-115カーボンW」(グリーン、マゼンタ)の一部について、レバーロック部品が外れるおそれがあるとして無償点検・修理を案内しています。レバーロック上部の刻印が「AHZB」「AHZC」なら対象で、グリップ直下に「INS」の刻印があれば対策済みです。
- 町歩きの杖は専用品を:シナノは、トレッキングポールを町歩き用の杖として使ってけがをした場合はSGマークの補償対象外になるとしています。
- ザックに付けるときは先を下に:石突きが上を向いていると後ろの人に当たるおそれがあります。先端を下に向けて固定するか、プロテクターを付けて収納します。
- 電車やバスでは先端を覆う:キャップを付け、できればザックの中かカバーに入れて持ち運びましょう。
長く使うためのお手入れと保管
使ったあとに分解して乾かすことと、ロック部分に油をささないことが、長持ちさせるための2つの基本です。

画像出典:モンベル公式サイト(ツイストロックを素手で回して調節する手元)
- 分解して乾かす:使ったあとは節を抜く・連結を外すなどしてシャフトの内外の汚れを拭き、風通しのよい日陰で内部まで乾かします。湿気が残るとアルミの腐食やカーボンの固着の原因になります。
- ロック部分に油をささない:レバーロックや内部の固定部に潤滑油を吹き付けると、固定する力が弱まり、体重をかけた瞬間に縮む危険があります。汚れは乾拭きで落とします。
- ツイストロックは素手で調節:シナノは、手袋をしたままだと滑りや締めすぎで故障するおそれがあるため、長さ調節は素手で行うよう案内しています。
- 保管時はレバーを緩める:レバーを閉じたまま長く保管すると樹脂パーツに負担がかかるので、保管中は緩めておきましょう。
- 壊れたら節ごとの交換を相談:シナノはシャフトやストラップを破損した節だけ交換して修理できる場合があるとしています(仕様や発売時期により修理できない商品もあります)。ブラックダイヤモンドも、トレイルシリーズなどの交換用シャフトを公式に用意しています。
後継モデル・新製品と、今回掲載を見送った商品
他の記事で紹介されている型番のなかには、すでに旧モデルになっているものがあります。買う前に、公式サイトで現行の型番かを確かめてください。

画像出典:ブラックダイヤモンド(ブルーシープ)公式サイト(現行のトレイルのフリックロック)
- ブラックダイヤモンド トレイル:他サイトで紹介されている型番BD82380は旧モデルで、現行は型番BD82505(ロックはフリックロック2)です。この記事では現行モデルを紹介しています。
- LEKIの折りたたみカーボン:他サイトで紹介されている「ブラックシリーズ FX カーボン」「マイクロバリオカーボン」は、LEKI日本の販売元キャラバンの現行のポール一覧に見当たらず、この記事では現行のマカルー FX カーボンを紹介しています。LEKIには、伸縮式を短くたためるようにした「マカルー ライト AS コンパクト」「ジャーニーライト コンパクト」などの新しいバリエーションもあります。
- シナノ フォールダーUL:シナノが「最も軽量なULモデル」としている折りたたみポールで、今回新たに加えました。
- ブラックダイヤモンド ディスタンスカーボンFLZ:長さ調整つきの折りたたみカーボン(公式一覧の価格は35,750円)ですが、今回は商品ページを開いて重さなどを確かめられなかったため、掲載を見送りました。
- ヘリノックス(Ridgeline LB135、LBB-120):日本の正規販売の商品ページで仕様を確かめられなかったため、掲載を見送りました。
- マジックマウンテン(クワトロショートSLSⅡ、ペアーライトアルファ)・キザキ(KTBC-125AIなど):公式サイトで重さや価格の数字を確かめられなかったため、掲載を見送りました。
よくある質問
登山にストックは何本必要ですか?
傾斜のある一般的な登山道なら、2本1組(I型)がおすすめです。登りで腕の力を使え、下りでも左右でバランスを取れます。平坦なハイキングや散策なら1本(T型)でも十分です。1本売りのモデルは、2本分の価格と重さで比べてください。
初心者はアルミとカーボン、どちらを選べばいいですか?
迷ったらアルミの伸縮式がおすすめです。衝撃で割れにくく、長さを調整できるので、使いながら自分に合う長さを見つけられます。荷物を軽くしたい、電車移動が多いという人はカーボンの折りたたみ式を選びましょう。
ストックの長さはどう決めればいいですか?
目安は「身長×0.63」です。身長160cmなら約100cm、170cmなら約107cm、180cmなら約113cmが基準になります。ポールを突いたときに肘が90度くらいに曲がれば合っています。長さを変えられない折りたたみ式は、メーカーの身長目安表を優先してください。
先端のゴムキャップは外して歩いてもいいですか?
登山道や植物、木道を傷めないため、原則として付けたまま歩きます。凍った斜面や雪の上など、石突きを直接刺さないと滑る危険がある場面だけ外しましょう。
雪の上でも使えますか?
スノーバスケットに付け替えられるモデルなら使えます。シナノは多くのモデルでスノーバスケット(PB-F2)を別売で用意し、ブラックダイヤモンド トレイルバックはスノーバスケットが付属します。シナノ フォールダーULとモンベル U.L.フォールディングポールはスノーバスケットを付けられないので、雪の季節には向きません。
まとめ
最初の1組は、アルミの伸縮式(モンベル トレールポール カムロック、シナノ LT ONE、ブラックダイヤモンド トレイルなど)が選びやすく、軽さと携帯性を求めるならカーボンの折りたたみ式(山旅 3Kカーボン-UL、モンベル カーボンフォールディングポール、シナノ フォールダーUL)、膝が気になるならアンチショック付きが候補です。選ぶときは、長さが身長に合うか、価格と重さが1本か1組か、メーカーが用途を限っていないかの3点を必ず確かめてください。数字は2026年11月6日に各メーカーの日本の公式サイト・日本の正規代理店の公式サイトで確認したもので、価格や仕様は変わることがあります。
あわせて読みたい登山道具の記事
- 登山靴の選び方とおすすめ:ポールと合わせて足元から下りを楽に
- 登山リュック・ザックの選び方:ポールを外付けできるザック選び
- 登山の持ち物チェックリスト:日帰りから小屋泊まで
- 登山初心者の始め方:最初にそろえる道具と最初の山
- チェーンスパイク・軽アイゼン:冬の低山でポールと一緒に使う滑り止め
※本記事の作成にはAIを活用し、製品の仕様は各公式サイトの掲載情報(2026年11月6日確認)と照合しています。
※本記事の作成にはAIを活用し、製品の仕様は各公式サイトの掲載情報(確認日時点)と照合しています。





