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【2025年】登山用ザックを完全網羅!容量・登山スタイル別に厳選モデルを一挙紹介!

【2025年】登山用ザックを完全網羅!容量・登山スタイル別に厳選モデルを一挙紹介!

これだけ見れば登山用ザックの全てが分かるように、日帰り登山から長期縦走まで全登山用ザック844モデルを徹底比較したうえで、容量や登山スタイルに応じて厳選したおすすめモデルを紹介していきます!

日帰り登山から小屋泊、長期縦走、冬季アクティビティやトレランまで、目的や装備量に合わせた最適なザック選びをサポート。各容量帯ごとの特徴も解説しつつ、自分の使い方に合うベストな一品が見つかる記事となっています。

登山初心者から経験豊富な方まで、納得して選べる登山用ザックガイドの決定版です。ぜひ参考にしてみてください!

登山ザックの選び方ガイド

登山ザックを選ぶうえで最も重要なのは、自分の登山スタイルに合った容量とフィット感を見極めることです。容量が合っていない、または背面が体に合わないザックを使うと、体への負担が増し、登山の快適さや安全性に大きく影響します。

登山ザックの選び方|5つのステップで徹底解説

1.登山スタイルに合った容量を選ぶ

登山ザックの選び方-シーン別の容量目安とおすすめ21モデルを紹介

登山ザック選びの最初のポイントは「どんな登山をしたいか」を明確にし、その目的に合った容量を選ぶことです。

容量

主な用途・シーン

荷物量・特徴

20~24L

日帰りの軽ハイキング/低山・公園の散策

最小限の装備(軽食・雨具・ドリンク・防寒着程度)、装備が少ない初心者・夏の短時間登山にオススメ

25~29L

日帰り登山の標準/一般的な標高の山、変化あるコース

防寒着・余分な飲食・ヘッドライト・救急セット等も余裕で収納。天候や標高差への対応力が高まり安心

30~34L

長時間・標高差が大きい日帰り本格登山/軽めの小屋泊

フル装備(日帰り+α)、気温や気象の変化、急な荷物追加でも対応可。サブザックや調理器具持込にも十分

35~39L

山小屋1泊登山・テント泊装備のミニマム/家族やパーティ荷物分担

着替え・非常食・簡易寝具・サブウェアや共同装備の持参も可能。1泊2日小屋泊や荷物多め日帰りで活躍

40~44L

本格的な小屋泊・厳冬季の日帰り/公共装備や焚火・大荷物使用時

寝袋・防寒ウェア・バーナー複数等も収納可。山岳泊デビューや厳しい気象条件にも安心の容量

45L以上

テント泊/縦走・遠征・複数泊/カメラ・重装備

食料や調理器具、テント一式、寝袋など大型装備。テント泊登山や特別な道具を多く持参する場合に。

  • 20~29Lあたりが日帰りには使いやすいレンジ

  • 30L以上で「予備+緊急装備」や「荷物分担」も安心

  • 35L以上は1泊~複数回の宿泊・特殊装備持参で活躍

選ぶ際は山の難易度や季節、同行者数、自身の体格や経験値に合わせてサイズを決めるのがコツです。初めての方や迷った場合は、「一段大きめ」の容量にしておくと安心です。

2.自分の体に合ったサイズ(背面長)を選ぶ

登山ザックの快適性のカギを握るのが「背面長」と呼ばれる、背中の長さに合ったモデルを選ぶことです。自身の背面長を正しく計測し、ザックのサイズ表記(S、M、Lなど)と照合することで、自分の体型に最適なサイズのザックを選べます

○背面長の測り方

背面長は、首の付け根の一番出っ張った骨(第七頸椎)から、腰骨(骨盤)の一番上のラインまでの長さです。自宅で簡単に測る場合は、次の手順で行いましょう。

  1. 鏡の前でまっすぐに立ちます。肩をリラックスして下げましょう。
  2. 首を前に軽く倒したときに一番出っ張る骨(第七頸椎)を見つけます。
  3. 腰に手を当て、一番出っ張っている骨盤(左右の腰骨)の高さを確認します。両手の親指を背中側で水平に合わせ、腰骨の頂点のラインをイメージします。
  4. メジャーを使って、第七頸椎から骨盤の頂点まで背骨に沿わせて測定します。友人や家族に手伝ってもらうと正確です。
  5. 測った数値をメーカーのサイズチャートと照合し、最適なサイズ(S/M/L 等)を選びましょう。服のサイズと背面長サイズは必ずしも一致しませんので注意が必要です。

3.重量で選ぶ(耐久性・負担バランスも考慮

ザックの重量は登山ザックの容量によって異なります。以下は様々なメーカーの登山ザックを確認してその平均値を調査したものです。

容量

平均重量

推奨する装備重量

~20L(ハイキング)

500g

~10kg

21~29L(日帰り)

800g

~10kg

30~39L(小屋泊)

1.2kg

11kg以上

40L~(テント泊

1.5kg

11kg以上

軽量化モデルは快適性や耐久性・収納力が犠牲になる場合もあるので、全体のバランスを重視しましょう。

○軽量化による注意点
  • クッション性の低下

  • フレーム無し/腰荷重力の低下

  • ポケットやジッパーが少ない

  • 素材が薄い

4.機能性で選ぶ

機能や特徴で差別化されているので、下記のポイントを押さえて選ぶと失敗しません。

  • 腰荷重機能:ウエストベルトで重さを腰に分散。肩3:腰7でバランス良く担ぐのが理想。

  • フレーム構造:重い装備や40L以上はフレーム入りがおすすめ。

  • 通気性:背中へのムレ対策。

  • 気室構造:1気室/2気室(内部アクセス性向上だが重量増に注意)。

  • 雨蓋/ロールトップ:雨対策やアクセス性の違い。

  • 耐久性素材:岩場や擦れに強い生地選び。

  • サイズ調整機構:ショルダーストラップや背面長調整。

  • 外部ポケット配置:サイド/フロント/ウエストベルトなど用途ごとの収納。

より詳しいザックの選び方については、こちらの記事で分かりやすく丁寧に解説しています!ぜひ参考にしてみてください!

容量別!タイプ別!おすすめ登山用ザック総まとめ!

① 20-29L ~日帰りハイキングにおすすめの小型ザック~

日帰り登山や高原ハイキングに最適な20〜29Lクラスの小型ザックを特集。必要十分な収納力と軽快な背負い心地を両立し、初心者からベテランまで幅広く活躍します。

より詳しくじっくり検討して選びたい方は、20~24L、25~29Lの登山用ザック全モデルを比較紹介している記事もありますので、ぜひこちらもご覧ください!

【20-29L】初心者にもおすすめの定番モデル3選!

メーカー

モンベル

ドイター

ザ・ノース・フェイス

モデル

ガレナパック 20

フューチュラ 23

テルス25

イメージ

ブルー(ORBL)

出典:モンベル

FUTURA 23

出典:ドイター

おすすめポイント

軽量かつシンプルな構造で、日帰り登山に最適です。凹凸を持たせた背面パッドの通気性が良く、汗ムレを感じにくい設計。ポケットの配置が直感的で使いやすく、価格も約1.7万円とコストパフォーマンスに優れます。国内ブランドならではの安心感もあり、初心者の方にもおすすめです。

荷重バランスと通気性に優れた"背面エアコンフォートシステム"を採用し、初心者でも重さを感じにくい快適な背負い心地を実現しています。背中に熱がこもらない設計なので夏の低山登山に最適。耐久性も高く、初めての登山用ザックとして長く使える一台です。

初心者から中級者まで評価が高い実力派。EVAフォームとメッシュによる成形パネルで通気性とフィット感が高く、快適性・耐久性ともに折り紙付き。登山専用設計で安定した背負い心地があり、日帰り登山におすすめちょうどいい25L容量です。

価格

(税込)

¥16,000

¥23,100

¥22,000

容量

20L

23L

25L

重量

759g

1200g

910g

背面長

50cm

不明

不明

フレーム

なし

あり

なし

素材

100デニール・バリスティック®ナイロン・トリプルリップストップ

210DナイロンRECYCLED、600Dポリエステル

260Dリサイクルドビーナイロン、315Dリサイクルスモールドビーナイロン

直接アクセス

ハイドレーション対応

レインカバー付属

×

【20-29L】UL志向派に!とにかく軽量ランキング3選!

メーカー

Mountain Laurel Designs

マタドール

エクスペド

モデル

CORE 25L

フリーレイン22

Cloudburst 25

イメージ

おすすめポイント

究極の軽量性を誇るウルトラライトパック。サイドポケットもないミニマルなデザインながら十分な容量があり、強度の高い素材で耐久性も確保。荷物を厳選してパッキングするUL志向の登山者におすすめです。

折りたたみ可能なパッカブル仕様で汎用性抜群のウルトラライトザックきわめて高い耐久性に加え防水性が高く雨天でも安心して使えます荷重分散とフィット調整が可能でアクティブな動きにもフィットする設計予備ザックやサブバッグにもなる万能モデルです。

防水仕様で急な悪天候でも中身をしっかり守る超軽量ザック。非常に軽量ながら背面パッド付きで快適性もあり使い勝手良好。デイハイクはもちろん、沢登りなど幅広いアウトドアシーンに対応できる高コスパックです。

価格

(税込)

¥33,000

\17,600

¥14,300

容量

25L

22L

25L

重量

235g

300g

312g

背面長

46-48cm

不明

不明

フレーム

なし

なし

なし

素材

UltraGrid

70デニールUHMWPEリインフォーストリップストップロービックナイロン、50デニールUTSウォータープルーフミニリップストップナイロン、210デニールボンデッドナイロンスレッド

不明

直接アクセス

×

×

ハイドレーション対応

×

×

レインカバー付属

×

×

×

メーカー名

ブラックダイヤモンド

グラナイトギア

マタドール

プロダクト名

スピード22

DAGGER

ビースト28 2.0

イメージ

おすすめ

ポイント

耐久性と軽量性を両立したメインファブリックで、シンプルな構造ながらフレーム入りで安定した背負い心地を実現。クライミング向けザックのため機能性抜群で、本格的な日帰り登山からクライミングまで幅広く活躍する機能性ザックです。

超軽量ながらアルミフレームで荷重分散による背負い心地が優秀。細身シルエットとシンプル設計で行動中の引っ掛かりなどのストレスが少なく、タフな素材で耐摩耗性も向上。フルオープンアクセスが可能でギア収納が楽なため、軽量登山やスピードハイクにおすすめザックです。

独自のフレームサスペンションシステム採用で背負いやすく、耐水性を持つリップストップ生地で急変する天候にも対応。コンパクトながらポケット多数で整理しやすく、海外遠征やマルチアクティビティにも使える汎用性の高さが特徴のザック。超軽量ながら快適性を損なわない設計が魅力です。

価格(税込)

\23,870

\16,500

¥25,850

容量

22L

22L

28L

重量

610g

680g

680g

背面長

46-53cm

フレーム

あり

あり

あり

素材

210dXリップナイロン+UTSコーティング

100D&210Dロビック®ハイテナシティーリップストップナイロン

UTSコーティング、DWRフィニッシュ210デニールロービックハイテナシティナイロン

直接アクセス

×

ハイドレーション対応

×

レインカバー付属

×

×

×

メーカー名

サロモン

モンベル

モンベル

プロダクト名

TRAILBLAZER 20

バランスライト 20

ガルワールパック20

イメージ

TRAILBLAZER 20
出典:サロモン

レッド(RD)
出典:モンベル

イエロー(YL)
出典:モンベル

おすすめ

ポイント

シンプルな作りと必要最小限の機能に絞り込んでいることで1万円以下を実現した超低価格ザックです。フレームレス構造で特殊なバックパネルなし、素材や付属パーツを厳選する中でも通気性と背負い心地の快適さを高めたコストパフォーマンスの高いザックとなっています。

極限まで機能をシンプルにし、収納ポケットや細かい付加機能を排除し価格を抑えています。高価なパッドや複雑な背面構造を省き、余計な装飾も削減必要なパーツだけ後付けできる自由度の高さと、モンベル独自のコスト意識で実現したエントリーモデルです。

エントリーモデルとして設計され、エントリーモデルとして設計され、軽量性と耐久性、そして通気性をバランスよく兼ね備えています。生産工程の簡略化と、全国展開による大量販売により価格が抑えられており、初心者の日帰りハイキング用の初ザックとしておすすめで

す。

価格(税込)

\9,900

\11,000

\12,500

容量

20L

20L

20L

重量

434g

443g

533g

背面長

48cm

46cm

48cm

フレーム

なし

なし

なし

素材

100%ナイロン

100デニール・バリスティック®ナイロン・トリプルリップストップ

100デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ

直接アクセス

×

ハイドレーション対応

レインカバー付属

×

×

×

② 30-39L ~ 本格日帰りから小屋泊まで使える万能ザック~

日帰りの本格登山から、1泊の山小屋泊までマルチに活躍する30~39Lクラスの万能ザックを特集。十分な容量と携帯性を兼ね備え、多様なシーンや装備に対応可能です。

さらに全モデルを徹底比較したい方は、30~34L、35~39Lの登山用ザックを軽量順に紹介した詳細記事もぜひご覧ください。

【30-39L】初心者にもおすすめの定番モデル3選!

メーカー名

ミレ

モンベル

オスプレ

プロダクト名

サースフェー NX 30+5

チャチャパック35

タロン33

イメージ

HYDRO
出典:ミレー

ブラウン(BN)
出典:モンベル

おすすめ

ポイント

進化した定番モデル。高いフィット感と安定感、耐水性を備え、+5L拡張が可能なため小屋泊登山にも対応します。背面やショルダーのクッション性も優れ、初心者でも疲れにくい設計。豊富なポケットで収納力も高くおすすめです。

背面長調整・豊富なサイドポケットや雨蓋付きでパッキングがしやすい設計。ほどよい軽量性と耐久性、背負い心地の良さが両立していて、山小屋泊や荷物量が多めな日帰り登山でも安心です。初心者が使いやすいシンプルな構造で、値段も比較的リーズナブルな点も魅力です

背面長調整機能付きで様々な体型にフィットし、通気性・快適性も高いザック。コンパートメントやポケットが充実していて整理しやすく、軽量ながら適度なフレームで荷物も安定します。日帰り~1泊小屋泊まで十分対応できる容量と機能性を備え、登山初心者にも使いやすい定番モデルです。

価格(税込)

¥28,050

¥28,600

¥31,900

容量

30+5L

35L

33L

重量

1500g

1330g

1260g

背面長

48/51cm

53cm

46~56cm

フレーム

なし

ステ

あり

素材

コーデュラ®オックス210D ナイロン100% / 耐水1,500

100デニール・バリスティック®・ナイロン・リップストップ

100Dハイテナシティナイロンドビーチェックリップストップ

直接アクセス

×

×

×

ハイドレーション対応

レインカバー付属

×

×

メーカー名

ハイパーライトマウンテンギア

トレイルバム

モンベル

プロダクト名

サミットパック

BUMMER

バーサライトパック30

イメージ

イエロー(CYL)
出典:モンベル

おすすめ

ポイント

超軽量ダイニーマ素材とミニマル構造で圧倒的な軽さを実現。必要最低限の機能に特化しつつ耐久性と防水性を両立し、本格的なUL縦走やピークアタックにおすすめです。パッキング技術を活かしたい経験者向けの、攻めた軽量志向モデルです。

シンプルながら高強度ナイロンを使用し、軽量性とコストパフォーマンスを両立。余計なパーツを省略し容量感も十分で、日帰りからライトな小屋泊まで幅広く対応。軽快な行動とパッキング自由度を求めるハイカーにおすすめです。

本体わずか約400gと抜群の軽さで、防水性の高い素材を採用。最低限の背面パッドとシンプルな設計で、スピーディな山行やUL志向の小屋泊にピッタリ。サブバッグや遠征用の予備としても重宝する汎用性の高いコスパに優れたザックです。

サイズ

white、black

価格(税込)

¥37,400

¥19,800

¥14,300

容量

30L

30L

30L

重量

360g、402g

370g

395g

背面長

53cm

フレーム

なし

なし

なし

素材

50DDyneema®/Poly hybrid、150DDyneema®/Poly hybrid

ナイロン

30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ

直接アクセス

×

×

×

ハイドレーション対応

×

×

レインカバー付属

×

×

×

メーカー名

ハイパーライトマウンテンギア

ブラックダイヤモンド

ドイタ

プロダクト名

ウェイポイント35(S、M)

ベータライト30(XS、S、M、L)

ガイド34+8

イメージ

ドイター ガイド 34+8 ウェーブ×インク
出典:ドイター

おすすめ

ポイント

軽量かつ高耐久なDCH素材とシンプル設計で、重量わずか約670g。剛性を保つカーボンフレームを内蔵し、長時間の行動でも疲れにくい背負い心地。防水性が高く、UL志向の本格縦走やスピーディな登山におすすめです。

フレーム内蔵で安定した荷重分散を実現しつつ、約700gからと驚異的な軽さ。トップローディングのシンプルな構造でスピーディなパッキングが可能。アルパインや小屋泊縦走にも十分な容量と快適性を備えています。

伝統のフレーム構造による優れた背負い心地と高耐久性を両立。拡張可能な容量設計で小屋泊や雪山装備にも対応。必要十分な機能だけに絞ることで比較的軽量化しており、安定性・安心感を重視する登山者におすすめです。

価格(税込)

¥67,100

¥63,030

¥35,200

容量

35L

30L

34+8L

重量

666g

695g

845g

背面長

38.1-43.18、43.18-48.26cm

36-41、39-44、44-50、50-55cm

フレーム

あり

あり

あり

素材

DCH50, DCH150, 100DDyneema®Gridstop

Ultra200

420DナイロンFD RIPS

直接アクセス

×

×

ハイドレーション対応

×

レインカバー付属

×

×

×

メーカー名

サロモン

モンベル

モンベル

プロダクト名

TRAILBLAZER 30

バランスライト30

ストームパック30

イメージ

TRAILBLAZER 30
出典:サロモン

ライトグレー(LGY)
出典:モンベル

ネイビー(DKNV)
出典:モンベル

おすすめ

ポイント

シンプルなデザインとフレームレス構造で主材料や部品を最小限に抑えています。機能を絞ることでコストを大幅に削減し、高額な技術や特殊素材を用いていないため、初心者から幅広いユーザーに手に取りやすい低価格を実現しています。

必要最低限の機能とシンプルな造りが特徴。軽量性と強度を両立した生地を採用し、しっかりとした作りでありながら、追加ポケットなどの付加要素を減らすことで生産コストを低減。日本製ながらコストパフォーマンス抜群のエントリーモデルです。

防水性の高い素材を活かしつつも一気室&シンプルな設計、パッド類も最小限で装飾を抑えています。フレームレス構造で素材コストを低減し、登山やアウトドア全般に使いやすい低価格を実現しています。

価格(税込)

¥11,550

¥12,100

¥13,750

容量

30L

30L

30L

重量

580g

510g

505g

背面長

52cm

53cm

53cm

フレーム

なし

なし

なし

素材

100%ナイロン

100デニール・バリスティック®ナイロン・トリプルリップストップ

100デニール・バリスティック®タフコート・ナイロン・リップストップ

直接アクセス

×

×

ハイドレーション対応

レインカバー付属

×

×

×

 40-64L ~テント泊装備に十分な容量の大型ザック~

テント泊登山に必要な装備をしっかり詰め込める40〜64Lクラスの大型ザックを特集。テント・シュラフ・マットに加え、防寒着や食料まで無理なく収められ、テント泊デビューから本格縦走まで幅広く対応できる容量帯です。

さらに全モデルを徹底比較したい方は、40~44L、4554L、55〜64Lの登山用ザックを軽量順に紹介した詳細記事もぜひご覧ください。

40-64L】初心者にもおすすめの定番モデル3選!

メーカー名

ミレ

オスプレ

グレゴリ

プロダクト名

サースフェー NX 40+5

ケストレル48(S/M、L/XL )

スタウト55

イメージ

HYDRO

出典:ミレー

おすすめ

ポイント

1〜2泊のテント泊や縦走にちょうどよい容量で、40Lベースに+5L拡張できるため、季節や荷物量の変化に柔軟に対応できます。 シリコン耐久撥水を施したCORDURA素材とシンプルな筒形構造により、軽さと耐候性・パッキングのしやすさを両立しているのが特徴です。 背面「SAAS FEE BACK」と厚みのあるヒップベルトが腰まわりで荷重をしっかり受け止め、細身でも安定しやすい設計で、日本の一般的な体格にもフィットしやすい万能ザックです。

48Lという絶妙な容量で、2,3泊のテント泊まで守備範囲が広く、「とりあえず1本持つならこれ」として長く定番扱いされているモデルです。 調整幅の広い背面長、厚みのあるヒップベルト、通気性の良いメッシュバックパネルにより、適切にフィッティングできれば15kg前後の荷重でも快適に背負いやすいのが強みです。 トップ+サイドジッパーによるメインアクセス、豊富なポケットや外付けストラップなど、1本でさまざまなスタイルに対応したい初心者にも分かりやすい機能構成になっています。

55Lクラスの中では比較的軽量かつ価格も抑えめで、「初めての本格テント泊用大型ザック」として選びやすい王道モデルです。 VersaFitによる背面長調整と、囲むようなヒップベルト、3Dフォームの背面パネル、合金フレームの組み合わせで、20kg超の荷重でも安定して支えられるよう設計されています。 U字型フロントジッパーやレインカバー標準装備、大型ストレッチポケットなど実用的な機能も充実しており、テント泊〜小屋泊縦走まで幅広く使い回せるザックです。

価格(税込)

¥29,700

¥37,400

¥37,400

容量

40+5L

46L、48L

55L

重量

1560g

2010g、2090g

1620g

背面長

48/51cm

43-53、48-58g

不明

フレーム

なし

なし

なし

素材

コーデュラ®オックス210D ナイロン100% / 耐水1,500

420Dリサイクルナイロン

ナイロン100%

直接アクセス

×

×

ハイドレーション対応

レインカバー付属

×

40-64L】UL志向派に!とにかく軽量ランキング3選!

メーカー名

モンベル

トレイルバム

PA'LANTE

プロダクト名

バーサライトパック 40

STEADY SPECTRA

デザートパック

イメージ

ブルーグリーン(BLBK)

出典:モンベル

Pine  Gridstop / Black uhmwpe Grid Mesh
出典:PA'LANTE

おすすめ

ポイント

40Lで約480gからと極めて軽量ながら、チェストサポートや3Dメッシュ背面など、通常の登山ザックに近い背負い心地を備えたUL寄りモデルです。 モンベル独自の薄手バリスティックナイロンを使い、軽さと必要十分な耐久性を両立しているため、「普通の装備をそのまま軽くしたい」UL入門にも扱いやすいのが魅力です。

オーバーナイト〜ロングディスタンスを想定した40〜50Lクラスで、本体約435g+背面パッド約50gという超軽量ながら、スペクトラ混ナイロンで耐久性も高いULバックパックです。 幅広ショルダーと取り外し可能な背面パッドで荷重を面で受け止め、筒型ロールトップ+大型メッシュポケットというミニマル構成により、「シンプルで壊れにくいザック」を求める方におすすめです。

フレームレスながら550gの軽量性と、ロングハイクを想定した十分な容量・外付けポケット類を併せ持つULバックパックです。 底部・サイド・ショルダーまで多彩なスタッシュポケットと収納式ヒップベルトにより、行動中に水・行動食・レインウェアへ素早くアクセスでき、荷物を厳選したテント泊やロングトレイルで効率よく歩き続けたい人に向いています。

価格(税込)

¥16,000

¥23,100

¥49,500

容量

40L

50L

43L

重量

480g

485g

549g

背面長

53cm

不明

48.26cm

フレーム

なし

なし

なし

素材

30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ

ナイロン

210d uhmwpe グリッドストップ

直接アクセス

×

×

×

ハイドレーション対応

×

×

レインカバー付属

×

×

×

【40-64L】フレーム付きの本格登山モデルから軽量ランキング3選!

メーカー名

ハイパーライトマウンテンギア

ハイパーライトマウンテンギア

ブラックダイヤモンド

プロダクト名

2400 ポーター(S、M)

2400 サウスウエスト(S、M)

ベータライト45

イメージ

おすすめ

ポイント

外付けポケットを省き、ダイニーマコンポジット主体の防水ボディ+4本のデイジーチェーンだけという非常にミニマルな構成で、軽さと汎用性を両立したモデルです。 同じ2400サウスウエストに比べて外ポケットが無い代わりに、ストラップや別売りポケットでスキー・ロープ・パックラフトなどを自在に括り付ける「自分でレイアウトを作る」スタイルに向きます。2本のアルミステーとフォームパッドを備えたフレーム入りULパックで、40Lながらテント泊装備をしっかり支えられる背負い心地が評価されています。 ポーターと違い、前面・サイドの立体ソリッドポケットを標準装備し、藪や岩に強いハードライン生地で外ポケットの中身を守れるため、日本の縦走や藪歩きには2400シリーズ中もっとも扱いやすいモデルです。

45Lで約870〜930g、フレームと2本のアルミステーを備えつつULクラスの重量を実現した本格テント泊ザックです。 Ultra200/400と高耐久かつ高い耐水性をもつ生地を使い、簡素なロールトップ・シンプルなストラップ構成で軽量化しているため、「軽さと耐久性のバランスをとりつつ、しっかりした背負い心地も欲しい」人におすすめです。

価格(税込)

¥67,100

¥69,300

¥68,200

容量

40L

40L

45L

重量

862g、953g

870g

890g

背面長

38.1-43.18、43.18-48.26cm

38.1-43.18、43.18-48.26cm

36-41、39-44、44-50、50-55cm

フレーム

あり

あり

あり

素材

DCH50,DCH150

150D Dyneema®/Poly hybrid

Ultra200

直接アクセス

×

×

×

ハイドレーション対応

×

×

レインカバー付属

×

×

×

40-64L】コスパ重視!低価格ランキング3選!

メーカー名

モンベル

モンベル

トレイルバム

プロダクト名

バランスライト 40

バーサライトパック 40

STEADY SPECTRA

イメージ

ブルーグリーン(BGN)

出典:モンベル

ブルーグリーン(BLBK)

出典:モンベル

おすすめ

ポイント

40Lで780gと軽量ながら、価格を抑えたモンベルの定番エントリーモデルです。 フレームレス簡易構造・シンプルなロールトップ・ポケット少なめといった割り切りによりコストを抑えつつ、強度と軽さを両立した生地を使うことで「安いのに実用十分」なパックとして評価されています。

最軽量クラスの40Lザックである一方、本格ULザックとしては価格がかなり抑えめなのが大きな魅力です。 薄手30Dクラスの生地とシンプルなフレームレス構造でコストと重量を削りつつ、チェストサポートやウエストベルトポケットなど必要機能は残しており、「できるだけ軽く・安くUL寄り装備を試したい人」に向きます。

国内ULブランド製としては2万円台前半と価格が抑えめで、「ガレージ系ULバックパックの入門機」的な立ち位置のモデルです。 フレームレスの筒型ロールトップと大きなメッシュポケットという伝統的UL構成に徹することでコストを抑えつつ、スペクトラ混ナイロンで耐久性を補っており、最軽量3選にも入る軽さと価格バランスの良さが光ります。

価格(税込)

¥15,400

¥16,000

¥23,100

容量

40L

40L

50L

重量

780g

480g

485g

背面長

53cm

53cm

不明

フレーム

なし

なし

なし

素材

100デニール・バリスティック® ナイロン・トリプルリップストップ

30デニール・バリスティック®ナイロン・リップストップ

ナイロン

直接アクセス

×

×

×

ハイドレーション対応

×

レインカバー付属

×

×

×

④ 雪山登山・バックカントリー用ザック

雪山登山やバックカントリースキーで安心して行動するための専用ザックを特集。雪が付きにくいシンプルな背面構造や高い耐久性、ピッケル・スコップ・プローブなど冬山装備の収納性に優れたモデルを中心にセレクトしています。

さらに全モデルを徹底比較したい方は、雪山登山・バックカントリー用ザック全39モデルを軽量順に紹介した詳細記事もぜひご覧ください。

※なお、こちらでは雪山登山やバックカントリーにおいて一般的に使用されるであろう25L以上の容量のザックに限って紹介しています。

【雪山・BC】初心者にもおすすめの定番モデル3選!

メーカー名

ブラックダイヤモンド

ドイター

ザ・ノース・フェイス

プロダクト名

サーク35(S/M、M/L)

フリーライダー プロ 32+

チュガッチガイド45

イメージ

FREERIDER PRO 32+10

出典:ドイター

おすすめ

ポイント

軽量でシンプルな設計ながら、アバランチギア用コンパートメント、スキーのAフレーム/ダイアゴナルキャリー、アイスアックス用ピックポケットなど、雪山に必要な機能をしっかり備えたモデルです。 ロールトップ式で容量調整がしやすく、日帰り〜1泊程度のBC・アルパインに幅広く対応しつつ、行動を邪魔しない取り回しの良さが魅力です。

マルチデイの冬山ツアーも想定したフルスペック系のBCザックで、容量拡張ロールトップにより+約10Lの余裕が持てるのが大きな魅力です。 背面アクセスで雪上でも荷物を出し入れしやすく、強化されたアバランチギアコンパートメントなど滑りと安全管理に必要な機能が一通り揃います。 ドイターらしい背負い心地で滑走時の一体感を重視するユーザーにも勧めやすいモデルです。

多くの山岳ガイドも使用したザックで、アバランチギア収納、スキー・スノーボードキャリー、背面パネルアクセスなどを備えたフル装備モデルです。 雪が付きにくい背面パッド構造や、大容量ながらバランスよく背負える設計により、ラッセルや長時間のハイクでも扱いやすく、日帰り〜やや長めのBC・雪山縦走までカバーできるおすすめザックです。

価格(税込)

¥37,400

¥34,100

¥41,800

容量

35L

32+10L

45L

重量

980g、1080g

1100g

1950g

背面長

41-48、47-55cm

不明

不明

フレーム

なし

なし

あり

素材

210Dダイネックス®グリッドナイロン

不明

330Dストライプドビーナイロン、630Dコーデュラバリスティックナイロン

直接アクセス

ハイドレーション対応

レインカバー付属

×

×

×

雪山・BC】UL志向派に!とにかく軽量ランキング3選!

メーカー名

ミレー

ドイター

マムート

プロダクト名

ピエラメント 25

アップデイズ26

エナジー エスティー 20-25

イメージ

SKY DIVER

出典:ミレー

UPDAYS 26

出典:ドイター

エナジー エスティー 20-25 white-black

出典:マムート

おすすめ

ポイント

約580gと非常に軽量ながら、アバランチギア用オーガナイザー、ダイアゴナルのスキーキャリー、アイスアックスホルダーなどスキーツーリングに必要な装備を一通り備えたモデルです。 25Lで日帰り雪山・スキーツアーに最適な容量のうえ、堅牢なROBICナイロンとダイニーマ混生地で軽量性と耐久性のバランスがよく、「軽快に動き回りたい人」におすすめできます。

アップデイズ26は約710gの軽量スキーツーリングザックで、ドイターらしい背負い心地の良さと、スキーキャリーやシール専用ボトムコンパートメントなど実用的な機能を両立しています。 通気性の高いショルダーハーネスとヒップフィンにより登りで汗をかいても快適で、クイックリリース式スキーアタッチメントで着脱もスムーズなため、ラップを重ねるBCツアーにおすすめです。

トレイルランニングベスト発想のショルダーハーネスを採用し、身体へのフィット感と安定性が高い軽量スキーツーリングパックです。 ロールトップで20〜25Lに容量調整でき、クイックなスキーキャリー、アバランチギア用コンパートメント、ヘルメット・ロープ・ピッケルホルダーなどを備えることで、「軽量・高速系」の雪山&BCスタイルにマッチします。

価格(税込)

¥31,900

¥26,400

¥26,400

容量

25L

26L

25L

重量

580g

590g

740g

背面長

46cm

不明

不明

フレーム

なし

なし

なし

素材

ブラック ダイニーマ® 300D ナイロン100% x ダイアモンドロビックナイロン100%

100Dナイロンリップストップ・70Dナイロン

不明

直接アクセス

ハイドレーション対応

×

レインカバー付属

×

×

×

雪山・BC】フレーム付きの本格登山モデルから軽量ランキング3選!

メーカー名

ハイパーライトマウンテンギア

ハイパーライトマウンテンギア

マムート

プロダクト名

2400 アイスパック(S、M)

3400 アイスパック

エナジー エスティー 32

イメージ

エナジー エスティー 32 mammut red-black

出典:マムート

おすすめ

ポイント

約40Lで1kg以下とは思えない高い耐久性と防水性を備えた、ダイニーマコンポジット製アルパインパックです。 シンプルな1気室+ロールトップに、アイゼンパッチやアックスホルダー、圧縮ストラップを配し、冬季アルパイン〜BCまで対応しつつ「UL的な軽さ」を最大限に活かせる点が魅力です。

55Lクラスながら約1kg未満という驚異的な軽さを実現した大型アルパインパックで、雪山テント泊や遠征レベルの荷物も軽快に運べます。 ダイニーマコンポジット素材とシンプルな構造により、耐久性・防水性・軽量性のバランスが非常に高く、「重装でも軽く行きたい」雪山クライマーに最適なモデルです。

1100gの軽量フレームザックで、アルミフレームが荷重をしっかり支えつつ快適な背負い心地を生み出します。 フルジップアクセス、アバランチギア用コンパートメント、スキー/スノーボードキャリー、アイスアックスループなど機能が充実しており、「軽さと本格装備の両立」を求めるスキーツアラーにおすすめのザックです。

価格(税込)

¥66,000

¥73,700

¥28,600

容量

40L

55L

32L

重量

817g、823g

817g

1100g

背面長

38.1-43.18、43.18-48.26cm

38.1-43.18cm

不明

フレーム

あり

あり

あり

素材

50D Dyneema®/Poly hybrid

50D Dyneema®/Poly hybrid

不明

直接アクセス

×

×

ハイドレーション対応

×

×

×

レインカバー付属

×

×

×

雪山・BC】コスパ重視!低価格ランキング3選!

メーカー名

ドイター

マムート

ドイター

プロダクト名

アップデイズ26

エナジー エスティー 20-25

フリーライダー 30

イメージ

UPDAYS 26

出典:ドイター

エナジー エスティー 32 mammut red-black

出典:マムート

FREERIDER 30

出典:ドイター

おすすめ

ポイント

軽量3選でも挙げたモデルで、機能を「必要最低限+α」に絞った設計のため価格も抑えめです。 背面フレームを省いたLiteバックシステムとシンプルなポケット構成により、同社のフリーライダーシリーズより低価格ながら、日帰りBCに十分な機能を備えた入門用としておすすめできます。

こちらも軽量3選で紹介したモデルで、剛性感の高い本格フレームパックではなく、ベスト型サスペンションとシンプルなボディ構造を採用することで価格を抑えています。 それでもアバランチギアポケットやスキーキャリーなど必要機能は押さえており、「まずは比較的手頃な価格で軽量BCパックを試したい人」におすすめです。

フリーライダーシリーズの中でも、エアバッグ非搭載&シンプルな30Lモデルのため価格が比較的安く抑えられています。 背面アクセス、スキー/ボードキャリー、アバランチギア用フロントポケットなど「本格BC装備」はしっかり備えており、コストを抑えつつも雪山1Dayツアー用の定番パックが欲しい人に適しています。

価格(税込)

¥26,400

¥26,400

¥27,500

容量

26L

25L

30L

重量

590g

740g

1000g

背面長

不明

不明

不明

フレーム

なし

なし

なし

素材

100Dナイロンリップストップ・70Dナイロン

不明

330D ナイロン リップストップ

直接アクセス

ハイドレーション対応

×

レインカバー付属

×

×

×

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