この記事の結論:登山でオーライト(OLIGHT)を使うなら、頭につけて歩く主役には「Perun 3」(150g・120ルーメンで25時間)か、ヘッドバンド型の「Array 2 Pro」(135g・ロック機能つき)。荷物を軽くしたい日帰りでは、ふだんのヘッドライトはそのままにして、ザックのショルダーに挟む「Oclip Pro」(53g)や単4電池1本で点く「i3E EOS」(19.4g)を予備ライトとして足すのがいちばん無駄のない使い方です。54gの「Perun 3 Mini」は1,250ルーメンと明るいものの、100ルーメンでは4.5時間なので、1台だけで夜道を長く歩く使い方には向きません。
(2026年11月6日更新:紹介するモデルを4台から14台に増やし、重さ・明るさ・点灯時間・防水等級・価格をすべてOLIGHTの日本の公式ストア(jp.olight.com)で確かめ直しました。ヘッドライトとの使い分け、予備ライトとしての軽量化、100ルーメンあたりの重さなどの山旅旅の計算値、冬の動作温度と磁石・コンパスの注意、17項目のスペック比較、後継モデル(Oclip 2シリーズ)、掲載を見送ったライトとその理由を新たに加えています)
オーライトは、手のひらに収まる小さな本体で強い光を出すライトで知られるブランドです。L型の懐中電灯にヘッドバンドをつけてヘッドライトにもなる「Perun(ペルン)」、服やザックに挟める「Oclip(オークリップ)」、キーホルダーサイズの「imini」「i3E」など、山で使える形がそろっています。一方で、街での持ち歩き(EDC)や作業、防犯向けのモデルも多く、登山用として選ぶには「どれが山に向くのか」「何g背負うことになるのか」を自分で見分ける必要があります。
この記事では、山旅旅で使い勝手を確かめたOclip Pro・Perun 3 Mini・Perun 3・ArkProの4モデルに、登山で使える現行モデル10台を加えた14モデルを、形ごとに紹介します。数字はすべて公式ストアの仕様表から取り、山旅旅で計算した値には「計算値」と書いています。
登山で使えるオーライト14モデルは、形で4つに分かれる
オーライトの登山向けライトは「L型」「ヘッドバンド型」「クリップ型」「予備・キーライト型」の4つに分けると選びやすくなります。いちばん軽いのはi3E EOS(19.4g)、100ルーメン前後で最も長く点くのはPerun 3(120ルーメンで25時間)です。
- L型(ヘッドバンドで頭にもつけられる懐中電灯):Perun 3 Mini(54g)、Perun 2 Mini(54g)、Perun 3(150g)
- ヘッドバンド型(ふつうのヘッドライトの形):Array 2 Pro(135g)
- クリップ型(服・ザック・帽子に挟む):Oclip Pro(53g)、Oclip Pro S(約53g)、Oclip Ultra(55g)、Oclip 2 Pro(75.5g)、Oclip 2 Ultra(79.5g)
- 予備・キーライト型(ポケットやザックの雨ぶたに入れておく):i3E EOS(19.4g)、imini 2(19.5g)、i3T 2 EOS(41.8g)、Baton 4(52.5g)
- 日常と兼用する薄型ライト:ArkPro Ultra(120g)
目的別に先に答えを書いておきます。
- いちばん軽い:i3E EOS(19.4g・単4電池1本)
- 100ルーメン前後で最も長く点く:Perun 3(120ルーメンで25時間)
- 重さのわりに最も明るい(100ルーメンあたりの重さ・計算値):Baton 4(約4.0g)、次いでPerun 3 Mini(約4.3g)
- ふつうのヘッドライトの形で使いたい:Array 2 Pro(135g・IPX4・ロック機能)
- 乾電池で使える:i3E EOS(単4×1)、i3T 2 EOS(単4または10440電池×1)
- 雨に強い(防水等級IPX8):Perun 3 Mini、Perun 2 Mini、Perun 3、i3T 2 EOS、i3E EOS、Baton 4
オーライトはどこの国のメーカー?保証と日本の公式ストア
オーライト(OLIGHT)は中国・深圳(シンセン)に本社を置く照明ブランドで、日本には日本語の公式ストア(jp.olight.com)とサポート窓口があります。保証期間はモデルによって2年と5年に分かれるので、買う前に仕様表で確かめてください。
公式ストアの仕様表を見ると、Perun 3・Perun 3 Mini・Perun 2 Mini・Baton 4・i3T 2 EOS・i3E EOSは5年、Oclip Pro・Oclip Ultra・Array 2 Pro・imini 2・ArkPro Ultraは2年です(2026/11/06確認)。「どのモデルも5年」ではないので注意が必要です。
評価されている点は、小さな本体からの強い光、アルミの本体、IPX6〜IPX8の防水です。一方で注意したい点も2つあります。
- 最大の明るさは数分しか続かない:小さな本体で強い光を出すため熱がこもり、ターボモードは自動で暗くなります。たとえばPerun 3 Miniの1,250ルーメンは、公式の表で「1,250〜350ルーメン/2〜60分間」と、明るさが段階的に下がる書き方です。登山での実用の明るさは、100ルーメン前後での点灯時間で比べるのが確実です。
- 専用の充電ケーブル・専用電池のモデルがある:Perun 3はMCC3、Perun 3 Mini・Perun 2 Mini・Baton 4はMCC1Aという磁石でつける専用ケーブルで充電します。ふつうのUSB-Cケーブルを本体に挿せないので、山小屋泊やテント泊では専用ケーブルを忘れると充電できません。
登山でのオーライトの使い分け:ヘッドライトの代わりか、予備か
オーライトの多くは「頭にもつけられるライト」で、登山用ヘッドライトの代わりに1台で済ませるより、ヘッドライトと組み合わせて役割を分けたほうが山では使いやすくなります。頭につけて長く歩くならヘッドバンド型、手元・足元・テント内ならクリップ型やL型が得意です。
登山用ヘッドライトは、頭の正面に光を固定し、電池の持ちと防水を優先して作られています。オーライトのL型(Perun)は、ヘッドバンドの台座に本体を差し込んで使う形で、外せば手持ちの懐中電灯、底の磁石で金属に貼れば置き灯にもなります。クリップ型(Oclip)は、ヘッドバンド(別売り・公式ストアで1,036円)をつければ頭にもつけられますが、ふだんはショルダーハーネスや帽子のつばに挟む使い方が中心です。
山旅旅のおすすめの組み合わせは次の3つです。
- 日帰りの基本:ふだんのヘッドライト+予備にOclip Pro(53g)かi3E EOS(19.4g)。ヘッドライトが壊れたり電池が切れたりしても下山できます。
- 夜明け前に歩き出す日・下山が遅れそうな日:メインをPerun 3(120ルーメンで25時間)かArray 2 Pro(ヘッドバンド型)にし、予備にクリップ型。
- 小屋泊・テント泊:ヘッドライト+Perun 3 MiniかPerun 2 Mini。テント内では磁石で貼ったり置いたりして使い、トイレへの行き来は手持ちにできます。
頭につける登山用ヘッドライトそのものの選び方(明るさと点灯時間の読み方、電池の種類、防水等級)は、登山ヘッドライトおすすめ29選の記事でくわしく比べています。オーライトをメインにするか予備にするかを決める前に、あわせて読むと選びやすくなります。
選び方:重さより先に「100ルーメン前後で何時間点くか」を見る
オーライトはどれも最大ルーメンが大きいので、比べるべきは「山道を歩ける明るさ(目安として100ルーメン前後)で何時間点くか」と、その重さです。そのうえで、充電方式と防水等級を山の使い方に合わせて選びます。
明るさ:最大ルーメンより100ルーメン前後の点灯時間
整備された登山道を歩くときの明るさは、一般に100ルーメン前後あれば足りると言われます。公式の表で100ルーメン前後のモードを見ると、Perun 3が120ルーメンで25時間、ArkPro Ultraが100ルーメンで13時間、Perun 3 Miniが100ルーメンで4.5時間、Oclipシリーズは100ルーメンで3.5時間です。最大の明るさが大きくても、山道で使う明るさで長く点くとは限りません。
重さ:主役は150g以下、予備は60g以下を目安に
オーライトの登山向けモデルは19.4g〜150gです。頭につけて長く歩くなら150g(Perun 3)が上限の目安で、それより重いライトは首や頭が疲れやすくなります。予備として持つなら60g以下(Oclip Pro・Perun 3 Mini・Baton 4・i3T 2 EOS・i3E EOS・imini 2)から選ぶと、装備全体への影響は小さく済みます。
充電方式:USB-C直挿しか、専用ケーブルか、乾電池か
- USB-Cを本体に挿せる:Oclip Pro、Oclip Ultra、Oclip 2 Pro・2 Ultra(USB-C/MCC)、Array 2 Pro、ArkPro Ultra(USB-C/MCC)。スマートフォンと同じケーブルで充電でき、山小屋泊でもケーブルを1本にまとめられます。
- 磁石式の専用ケーブル(MCC):Perun 3(MCC3)、Perun 3 Mini・Perun 2 Mini・Baton 4(MCC1A)。端子のふたがないので水やほこりが入りにくい反面、専用ケーブルが必要です。
- USB-A直挿し:imini 2。
- 乾電池:i3E EOS(単4アルカリ電池1本)、i3T 2 EOS(単4電池または10440電池)。コンビニでも電池が手に入り、充電を忘れても使えます。
防水:雨の山ではIPX6以上、沢や大雨ならIPX7以上
IPX6は強い水の噴流に耐える等級、IPX7は一時的に水に沈めても浸水しない等級、IPX8はメーカーが決めた条件で水に沈めても使える等級です。雨の中で使うならIPX6以上で足りますが、沢沿いや大雨の中で落とすことを考えるとIPX7以上が安心です。オーライトの登山向けモデルのうちArray 2 ProだけはIPX4(あらゆる方向からの水しぶきに耐える等級)なので、大雨の日は雨ぶたやポケットにしまうなど扱いに気をつけてください。
L型ライト:頭にもつけられる懐中電灯(Perun)
L型のPerunシリーズは、ヘッドバンドの台座に差せばヘッドライト、外せば手持ちの懐中電灯、底の磁石で貼れば置き灯になる、1台で3役のライトです。軽さならPerun 3 MiniかPerun 2 Mini(どちらも54g)、点灯時間ならPerun 3(150g)を選びます。
オーライト Perun 3 Mini



軽量・コンパクトながら明るさも十分なヘッドライト/ハンドライトです。重さは54gで、最大1,250ルーメン。公式の表では、100ルーメンで4.5時間、10ルーメンで30時間、2ルーメンで10日間点灯します。別売りの「Baton 4とPerun 3 Mini用充電ケース」(5,000mAh・142g)を使えば、本体を5回フル充電できます。

ほかのヘッドライトとの違いは、何といっても54gの小さな本体で1,250ルーメンの明るさを備えていることです。注意点として、Perun 3 Miniの本体にはUSBケーブルを挿す口がなく、磁石でつける専用ケーブル(MCC1A)か充電ケースで充電します。

デザインはユニークで、クリップが付いているだけでなく、手に持ちやすいL型です。ハンドライトとしてだけでなく、付属のヘッドバンドに装着すればヘッドライトになります。Oclip Proとほとんど同じ重さながら、Perun 3 Miniは上部のボタンを押す回数で光を切り替えるタイプです。
ボタンを押し続けると明るさが3段階で切り替わっていきます。明かりがついた状態でボタンを2回押すと最大と最小を切り替えることができます。明かりが消えた状態でボタンを2回押すと赤色ライトが点灯し、赤色ライトがついた状態でボタンを長押ししているとロー、ハイ、点滅とモードが切り替わります。

登山の場面では、シュラフから出てトイレに行くときのハンドライトとして、ヘッドバンドにつけてヘッドライトとして、また地面に置いて食事や片付けをするときに便利です。赤色ライトは周りの人の目をくらませにくく、テント場や山小屋で重宝します。

底の部分は磁石になっていて、金属に貼りつけて上下左右を照らせます。Oclip Proも磁石で固定できますが、Perun 3 Miniのように光の向きを自由に変えることはできません。
充電ケースに入れたまま充電でき、ケースのボタンで電池の残りもひと目で確認できます。ただしケースは142gあり、本体と合わせると196gで、Perun 3(150g)より重くなります(計算値)。長い縦走で「充電ケースごと持つ」よりは、1泊程度ならPerun 3を選ぶほうが軽く済みます。

出典:OLIGHT Japan公式ストア/充電ケース(2026/11/06確認)
オーライト Perun 2 Mini

Perun 3 Miniの前の世代にあたるL型ライトで、重さは同じ54g。最大の明るさは1,100ルーメンとPerun 3 Miniより少し控えめですが、公式の表に「60ルーメンで7時間」「赤色ライト40ルーメンで150分」という、山で使いやすい中くらいの明るさのモードが載っているのが特徴です。電池はOLIGHT専用のIMR16340(650mAh)で、取り外して予備電池と交換できます。
100ルーメン以上で長く照らしたい人にはPerun 3 Mini、60ルーメン程度で足元を照らしながら長く使いたい人や、電池を交換したい人にはPerun 2 Miniが向きます。防水はIPX8、耐衝撃は2m。充電はPerun 3 Miniと同じMCC1Aの専用ケーブルです。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
オーライト Perun 3

Perun 3は、Perun 3 Miniを大きくして、より強い光と長い点灯時間を持たせたL型ライトです。重さは150g(電池込み)で、オーライトの登山向けモデルの中では重いほうですが、公式の表では120ルーメンで25時間、30ルーメンで89時間点灯します。100ルーメン前後での点灯時間は14モデルの中でいちばん長く、2番目のArkPro Ultra(100ルーメンで13時間)のおよそ2倍です。

ヘッドライトと懐中電灯の使い方を兼ね備えた万能型で、最大3,000ルーメン。電池は21700型の専用リチウムイオン電池(5,000mAh)です。操作方法やデザインはPerun 3 Miniと同じです。

登山の場面では、夜明け前の出発の準備、山小屋から外に出るときの移動など、暗い時間帯に「しっかり明るく」使えます。付属のヘッドバンドで両手を空けることも、ポケットやベルトループに取り付けることもできます。底の磁石で金属に貼りつけて置き灯にもできるので、荷物の整理やトイレへの行き来の足元を照らすのにも便利です。設営や撤収の作業にも十分な明るさがあります。

家での停電にも使えます。壁や家具の金属部分に磁石で貼れば、部屋の明かりの代わりになります。充電は磁石式のMCC3ケーブルで、USB-Aの電源から充電できます。防水はIPX8で、雨や雪、濃い霧の中でも使えます。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
ヘッドバンド型:ふつうのヘッドライトの形(Array 2 Pro)
オーライトの中で、登山用ヘッドライトと同じく「ヘッドバンドと一体の形」になっているのがArray 2 Proです。L型やクリップ型より頭の上で安定しやすく、ロック機能もあるので、オーライトを主役にしたい人の第一候補です。
オーライト Array 2 Pro

ランプヘッド・ヘッドバンド・バッテリーパックが一体になったヘッドライトで、重さは135g。最大1,500ルーメン、照射距離150m、最大の連続点灯時間は27.5時間です。広く照らす光・遠くを照らすスポット光・赤色灯の3つの光を持ち、手をかざして点灯を切り替えるモーションセンサーと、ザックの中で勝手に点くのを防ぐロック機能(解除して使うこともできる)がついています。充電はUSB-Cを本体に挿すだけです。
気をつけたいのは防水がIPX4であること。水しぶきには耐えますが、オーライトの他のモデル(IPX6〜IPX8)より控えめです。100ルーメン前後のモードでの点灯時間は公式の表に載っていないため、1晩通して使えるかは確かめられませんでした。夜明け前の出発や下山遅れの備えには、予備ライトを1つ足して使うのがおすすめです。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
クリップ型:服・ザック・帽子に挟むライト(Oclip)
Oclipシリーズは、ショルダーハーネスや帽子のつばに挟んで胸元や足元を照らすクリップライトです。予備ライトとして持つなら、いちばん軽いOclip Pro(53g)かOclip Pro S(約53g)が向いています。2026年には首振りできる後継のOclip 2シリーズが出ました。
オーライト Oclip Pro

Oclip Proは、持ち運びしやすいクリップライトの形に、広い範囲を照らすフラッドライト・スポットライト・赤色灯の3種類の光を備えた多機能ライトです。重さは53g(バッテリー含む)で、最大500ルーメン、照射距離120m。公式の表では、100ルーメンで3.5時間、10ルーメンで27時間、1ルーメンで144時間点灯し、赤色ライトは40ルーメンで4時間、4ルーメンで29時間です。




ほかのヘッドライトとの違いは、クリップ式であること、別売りのヘッドバンドを使えばヘッドライトにもなること、明るく多用途に使えることです。また、ボタンを押す回数で光を切り替えるのではなく、側面の回転式セレクターでフラッドライト・スポットライト・赤色灯の3種類を切り替えるシンプルな作りも特徴です。

それぞれの光でボタンを2回押すと、明るさを段階的に変えられます。

登山の場面では、ザックのショルダーハーネスやキャップのつば、ベルトループ、テントの張り綱などに簡単に取り付けられ、照らしたい所に光を向けられるのが魅力です。赤色灯はほかの登山者の目をくらませにくく、夜の移動や星空を見るときにも便利です。

地震や台風で停電したときの防災ライトにもなります。磁石つきのクリップで、棚やブレーカーまわりの金属部分に固定して、間接照明のように使えます。

充電はUSB-Cケーブル1本で、満充電まで1.5時間。防水はIPX6で、雨の中でも使えます。旧モデルのOclip(公式ブログでは30g・最大30時間)より重くなった分、最大の点灯時間は144時間と大きく延びました。なお公式の仕様表では動作温度が0〜40℃となっているため、冬山では外に挟みっぱなしにせず、使わないときは服の内ポケットで温めておきましょう。
出典:OLIGHT Japan公式ストア/Oclipシリーズ比較(公式ブログ)(2026/11/06確認)
オーライト Oclip Ultra

Oclip Proの白色の光2つ(フラッド・スポット)はそのままに、赤色灯の代わりにUVライト(365〜370nm)を載せたモデルです。重さは55g、最大530ルーメン、照射距離130m。100ルーメンで3.5時間、10ルーメンで27時間、1ルーメンで144時間と、点灯時間はOclip Proとほぼ同じです。本体はOAL(O-Aluminum)というオーライト独自のアルミ合金で、防水はIPX6、耐衝撃1.5mです。
登山で考えると、Oclip Proとの違いは「赤色灯がない」ことです。テント場や山小屋でまわりに気をつかう場面が多い人はOclip Pro、UVライトで汚れや染みを確かめたい人はOclip Ultraを選びます。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
オーライト Oclip Pro S

Oclip Proと同じ大きさ(57×28×27mm)・約53gの本体に、白色光・紫色光(UV)・RGB(赤・緑・青)の5つの光を詰め込んだモデルです。最大600ルーメン、最大144時間、防水はIPX6、耐衝撃1.5m。クリップは厚さ14mmまでのものを挟めると公式に書かれていて、スイッチ中央のバッテリー残量表示と、キーロックの設定もあります。
ザックの中で勝手に点いて電池が切れる失敗を防げるキーロックは、予備ライトとして持つうえで大きな利点です。一方、100ルーメン前後のモードでの点灯時間は公式ページに記載がありませんでした。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
オーライト Oclip 2 Pro

2026年に出たOclip Proの後継で、ライトの頭が最大115°傾き、クリップが360°回るようになりました。ショルダーハーネスに挟んだまま光を足元へ向けられるので、クリップ型の弱点だった「光の向きが服の角度で決まってしまう」問題が解消されています。フラッド・スポット・赤色光の3つの光で、最大530ルーメン、照射距離125m。100ルーメンで3時間30分、10ルーメンで25時間、1ルーメンで144時間です。
防水は防じん性能もあるIP66、耐衝撃は2mと、Oclip Pro(IPX6・1.5m)より丈夫になりました。ただし重さは75.5gと、Oclip Proより22.5g重くなっています。充電ドック(1,000mAh)がつくPremium版は136gです。軽さ優先ならOclip Pro、首振りと丈夫さ優先ならOclip 2 Proです。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
オーライト Oclip 2 Ultra

Oclip 2 ProにUVライトを加えた4つの光(スポット・フラッド・赤色光・UV)のモデルで、重さは79.5g(電池込み)。最大580ルーメン、照射距離130m、IP66、耐衝撃2.0m。ヘッドの115°チルトと360°回転クリップはOclip 2 Proと同じです。100ルーメンで3時間30分、赤色光は40ルーメンで3時間、4ルーメンで22時間点灯します。
初代のOclip Ultraには赤色灯がありませんでしたが、Oclip 2 Ultraには赤色光が加わったので、テント場でも使いやすくなりました。14モデルのクリップ型の中ではいちばん重いので、予備ライトというより「胸元の作業灯」として考えるのが合っています。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
予備・キーライト型:ポケットに入れておく小さなライト
ヘッドライトの予備として持つなら、20g前後のi3E EOS・imini 2、乾電池式で長く点くi3T 2 EOS、52.5gで明るいBaton 4の4つから選びます。予備ライトの役目は「メインが使えなくなっても下山できること」なので、軽さだけでなく点灯時間も見てください。
オーライト i3E EOS

単4アルカリ電池1本で点く、キーホルダーサイズのライトです。重さは19.4gで、14モデルの中でいちばん軽い。明るさは90ルーメンの1段階だけで、点灯時間はアルカリ電池で45分、ニッケル水素電池で1時間10分。防水はIPX8、保証は5年です。
45分という点灯時間は、メインのヘッドライトの電池を交換する間や、ザックの中を探すときには十分ですが、これだけで1時間以上の下山を歩き切るには短めです。予備の単4電池を1本足すと、点灯時間を倍にできます。メインのヘッドライトが単4電池のモデルなら、予備電池を共用できるのも利点です。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
オーライト imini 2

長さ5.5cm・重さ19.5gの、充電池を内蔵した超小型ライトです。明るさは50ルーメンで、点灯時間は60分、照射距離21m。USB-Aの端子が本体についていて、ケーブルなしでパソコンやモバイルバッテリーに直接挿して充電できます(満充電60分)。防水はIPX6、耐衝撃1.5mです。
i3E EOSとほぼ同じ重さですが、明るさは50ルーメンと控えめです。夜道を歩く予備としては力不足なので、テント内で物を探す、鍵穴を照らすなど、ごく短い用途の「もう1つの予備」と考えるのがよいでしょう。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
オーライト i3T 2 EOS

単4電池(または10440充電池)1本で使える細身のライトで、重さは41.8g(電池込み)。単4電池では最大200ルーメン・照射距離62m、5ルーメンなら21時間点灯します。10440電池なら最大300ルーメン・80m、5ルーメンで22.5時間。防水はIPX8、保証は5年です。
明るいモードは「200ルーメンで7分→100ルーメンで28分」と短いので、明るく照らし続ける用途には向きません。そのかわり5ルーメンで20時間以上点くため、道に迷って日が暮れたときに「足元だけを照らして朝まで電池を持たせる」予備として役立ちます。i3E EOSより22.4g重いぶん、明るさを2段階で使い分けられるのが違いです。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
オーライト Baton 4

長さ63mm・重さ52.5g(電池込み)の筒形の懐中電灯で、最大1,300ルーメン、照射距離170m。公式の表では60ルーメンで8時間、12ルーメンで35時間、0.5ルーメンで30日間点灯します。防水はIPX8、耐衝撃1.5m、保証5年。充電はMCC1Aの専用ケーブルです。
100ルーメンあたりの重さ(計算値)は約4.0gと、14モデルの中で最も小さく、重さのわりに明るいライトです。ヘッドバンドはつかないので頭にはつけられませんが、ポケットに入れておく予備としては、i3E EOSより33.1g重いかわりに、60ルーメンで8時間と長く使えます。Perun 3 Miniと同じ充電ケースが使えます。
出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
日常と兼用する薄型ライト:ArkProシリーズ
ArkProは、日常の持ち歩きを主な目的にした薄型ライトです。山で使えなくはありませんが、仕様表が公開されているArkPro Ultraは120gあり、予備ライトにするならクリップ型や予備・キーライト型のほうが軽く済みます。
オーライト ArkProシリーズ(ArkPro Ultra)

ArkProシリーズは、ポケットやベルトループに収まりやすい薄型の本体に、白色光・UVライト・緑色のレーザーという複数の光をひとつにまとめたライトです。シリーズはLite・Pro・Ultraの3つで、公式ストアで仕様表が公開されているArkPro Ultraは、重さ120g(バッテリー含む)、最大1,700ルーメン、照射距離205m、防水IPX7。100ルーメンで13時間(フラッド)・10時間(スポット)、1ルーメンで14日間点灯します。LiteとProの重さは、公式ページで確認できませんでした。

ほかのライトとの違いは、薄い形でいろいろな場所にしまっておいてもかさばらないこと、複数の光でさまざまな場面に使えることです。

明かりをつけてボタンを押し続けると明るさを段階的に変えられ、3回押すとストロボモードに切り替わります。スポットライトは遠くまで届き、ピュアフラッド(広く均一な光)は近くの作業に向いています。

UVライトは、ふつうの光では見えにくいものを浮かび上がらせる光です。テントの生地やザックの汚れ・染みの確認などに使えます。旧版の記事を書いた柳原 一信は、生魚を食べるときにアニサキスがいないかを確かめるのに使っていました。UVの光は目に向けないでください。

緑色のレーザーは、夜に仲間へ場所や物を指し示すときに使えます。ただし人の目や航空機、車には絶対に向けないでください。

出典:OLIGHT Japan公式ストア(2026/11/06確認)
ここまでの4モデル(Oclip Pro・Perun 3 Mini・Perun 3・ArkPro)の使い方は、YouTubeの「山旅旅チャンネル」の動画でも紹介しています。
山旅旅の計算値:100ルーメンあたりの重さと「1時間点けるのに背負う重さ」
公式の重さとルーメン、点灯時間から、山旅旅で2つの指標を計算しました。最大の明るさで比べると軽くて明るいのはBaton 4とPerun 3 Miniですが、山道を歩く明るさで長く使えるかで比べると、いちばん効率がよいのはPerun 3です。
100ルーメンあたりの重さ(計算値=重さ÷最大ルーメン×100)
数字が小さいほど、重さのわりに明るいライトです。ただし最大の明るさは数分で自動的に下がるので、「瞬間的な明るさの効率」と考えてください。
- Baton 4:約4.0g
- Perun 3 Mini:約4.3g
- Perun 2 Mini:約4.9g
- Perun 3:約5.0g
- ArkPro Ultra:約7.1g
- Oclip Pro S:約8.8g
- Array 2 Pro:約9.0g
- Oclip Ultra:約10.4g
- Oclip Pro:約10.6g
- Oclip 2 Ultra:約13.7g
- Oclip 2 Pro:約14.2g
- i3T 2 EOS:約20.9g(単4電池・200ルーメン)
- i3E EOS:約21.6g
- imini 2:約39.0g
100ルーメン前後で1時間点けるのに背負う重さ(計算値=重さ÷点灯時間)
山道を歩ける明るさで、1時間ぶんの光のために何gを背負っているかの目安です。数字が小さいほど、長く歩くのに向いています。
- Perun 3:約6.0g(150g÷120ルーメンで25時間)
- Perun 3 Mini+充電ケース:約7.3g(196g÷100ルーメンで27時間。本体の4.5時間に、ケースでの5回のフル充電を足して計算)
- ArkPro Ultra:約9.2g(120g÷100ルーメンで13時間)
- Perun 3 Mini(本体だけ):約12.0g(54g÷4.5時間)
- Oclip Pro:約15.1g(53g÷3.5時間)
- Oclip Ultra:約15.7g(55g÷3.5時間)
- Oclip 2 Pro:約21.6g(75.5g÷3.5時間)
- Oclip 2 Ultra:約22.7g(79.5g÷3.5時間)
- 参考・60ルーメンのモード:Baton 4は約6.6g(52.5g÷8時間)、Perun 2 Miniは約7.7g(54g÷7時間)
この計算からわかるのは、「1晩を通して歩く」ならPerun 3が最も軽い選択肢で、Perun 3 Miniに充電ケースを足すと、かえって46g重くなるということです。逆に、使うのが数十分〜2時間程度の予備なら、Oclip ProやPerun 3 Miniの軽さが効いてきます。
日帰り装備の中での重さ(計算値)
日帰り装備一式を5kgとすると、予備ライトとして足す重さの割合は、i3E EOSで約0.4%、i3T 2 EOSで約0.8%、Oclip Proで約1.1%です。一方、Perun 3 Miniと充電ケースを一緒に持つと約3.9%になります。予備ライトを持つかどうかで迷う重さではありません。
予備ライトとしての軽量化:削っていい所・削ってはいけない所
ライトで軽量化するなら、削っていいのは「最大の明るさ」と「便利な光の種類」、削ってはいけないのは「予備のライトそのもの」と「下山に必要な点灯時間」です。日が短い季節や冬の山では、軽くしすぎると危険です。
- 削っていい所:1,000ルーメンを超える最大の明るさ(山道では数分しか使わない)、UVやレーザー、RGBなどの特殊な光、充電ケースなどの大きな付属品。
- 削ってはいけない所:予備のライト(メインが壊れる・電池が切れる・落とすことは起こり得ます)、下山にかかる時間ぶんの点灯時間、雨に耐える防水(IPX6以上が目安)、ザックの中で勝手に点かない工夫(ロック機能、または電池を逆さに入れる・ケースに入れる)。
- 軽くしすぎると危ない場面:日没が早い秋から冬の日帰り、気温が0℃を下回る山、道迷いしやすい樹林帯や霧の出やすい稜線、コースタイムに余裕のない長い行程。こうした日は、予備をimini 2(50ルーメン・60分)のような短時間用だけにせず、Oclip ProやBaton 4のように数時間使えるものにしてください。
日帰りで「この1台で足りる人・足りない人」
日帰りの夜道を想定すると、オーライト1台だけで足りるのはPerun 3かArray 2 Proを頭につける人だけです。それ以外のモデルは、ヘッドライトの予備として持つのが前提になります。
- Perun 3の1台で足りる人:日帰りで、日没後に1〜3時間歩く可能性がある人。120ルーメンで25時間点くので、下山が大きく遅れても電池が持ちます。ただし予備ライトは別に1つ持ってください。
- Perun 3 Miniの1台では足りない人:日没後に4時間以上歩く可能性がある人。100ルーメンで4.5時間なので、明るさを10ルーメンまで落として歩く(30時間)か、予備を持つ必要があります。
- Oclipシリーズの1台では足りない人:頭につけて夜道を歩く予定がある人。ヘッドバンドは別売りで、100ルーメンでは3.5時間です。日帰りの予備、テント内や手元の明かりとして使うのが向いています。
- i3E EOS・imini 2だけでは足りない人:予備として1時間以上の下山を照らしたい人。どちらも1時間前後で切れるので、予備電池を足すか、Oclip ProやBaton 4にしてください。
季節ごとの注意:冬は0℃、夏は熱、梅雨は防水
季節で気をつけたいのは、冬の低温と、夏の高出力時の熱です。とくに公式の仕様表に動作温度が0℃からと書かれているモデルは、冬山では体温で温めながら使う前提で考えてください。
- 冬(気温0℃以下):Oclip Proは0〜40℃、Oclip 2 ProとArkPro Ultraは0〜45℃と、公式の仕様表に動作温度が書かれています。リチウムイオン電池は低温で力が落ちるので、外に挟みっぱなしにせず、使わないときは服の内ポケットに入れておきましょう。厳冬期の雪山では、寒さに強いリチウム乾電池を使える登山用ヘッドライトをメインにするのが安心です(ヘッドライトの選び方の記事で電池の種類を比べています)。
- 夏:小さな本体で強い光を出すと熱を持ちます。ターボモードは自動で暗くなる作りですが、ポケットの中で点きっぱなしになると熱がこもるので、ロック機能のあるモデル(Array 2 Pro・Oclip Pro S)や、しまう前に消灯を確かめる習慣が大切です。
- 梅雨・秋雨:IPX4のArray 2 Proは、大雨の中ではフードの下で使うなど水がかかり続けないようにします。IPX8のPerunシリーズ・Baton 4・i3T 2 EOS・i3E EOSは、雨の日の予備に向いています。
安全面の注意:磁石とコンパス、SOSとホイッスル
オーライトのライトは磁石つきのモデルが多いので、コンパスの近くに置かないことが山ではいちばん大事な注意点です。また、SOSの点滅は「見える相手」にしか届かないので、音で知らせるホイッスルと一緒に持ちましょう。
- 磁石とコンパス:Perunシリーズの底やOclipのクリップには磁石が入っています。磁石はコンパスの針を狂わせるので、ショルダーハーネスでコンパスをぶら下げている人は、ライトを反対側につけるか、地図とコンパスで方角を見るときはライトを離してください。
- SOSとホイッスル:Perun 3・Oclip Pro・Oclip Ultraなどは、公式の表にSOSやビーコン(点滅)のモードがあります。筆者(峰 一歩)は、山では必ずホイッスルを持つようにしています。光の点滅は見通しのきく場所で遠くまで届き、ホイッスルの音は樹林帯や霧の中でも届くので、両方を持っておくと自分の位置を知らせる手段が増えます。
- レーザー・UV:ArkProの緑色レーザーやOclip UltraのUVライトは、人や動物の目に向けないでください。
- 最大の明るさを人に向けない:1,000ルーメンを超える光は、すれ違う登山者の目をしばらく見えなくすることがあります。人に会ったら明るさを落とすか、赤色灯に切り替えましょう。
お店で・届いたときに確かめたい所(作り手の目線)
山旅旅は自社で登山用品を作っているので、作る側として「ここは手に取って確かめてほしい」という所を挙げます。ライトは仕様表に出ない部分の差が、山での使いやすさを大きく左右します。
- クリップの強さと挟める厚さ:Oclip Pro Sは厚さ14mmまでと公式に書かれています。自分のザックのショルダーハーネスや帽子のつばの厚さに合うか、挟んだまま歩いてずれないかを確かめてください。
- グローブをはめたままの操作:回転式セレクター(Oclip Pro)や小さなボタンは、冬用グローブでも回せるか・押せるかで使い勝手が変わります。
- 充電端子とパッキン:USB-Cの差し込み口のふたがしっかり閉まるか、磁石式(MCC)の端子に砂や鉄粉がついていないかを見ます。磁石式は砂鉄を吸い寄せやすいので、使った後は拭いておきましょう。
- ヘッドバンドの台座:Perunはヘッドバンドの台座に本体を差し込む作りです。歩いて頭を振っても本体が抜けないか、角度を変えたときに止まるかを確かめてください。
- 電池を替えられるか:Oclipシリーズは電池が内蔵で交換できません。Perun 3・Perun 2 Mini・i3T 2 EOS・i3E EOSは電池を交換できるので、長く使うなら電池の入手しやすさも見ておきましょう。
- ザックの中で点かないか:ロック機能がないモデルは、ボタンが出っ張っていないか、ケースやポーチに入れてもボタンが押されないかを確かめます。
スペック比較(14モデル・17項目)
14モデルを同じ17項目でそろえました。数字はすべてOLIGHT Japan公式ストアの仕様表と各モードの表(2026/11/06確認)で、公式に書かれていない項目は「公式記載なし」としています。100ルーメンあたりの重さは山旅旅の計算値です。
Perun 3 Mini
- 形:L型(ヘッドバンドつき)
- 重さ:54g
- 最大の明るさ:1,250ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:100ルーメンで4.5時間
- 最長の点灯時間:2ルーメンで10日間(仕様表の最大値は60日間で、充電ケースの説明と同じ値)
- 最大照射距離:155m
- 光の種類:白色(赤色ライトは本文の操作説明を参照。仕様表には記載なし)
- 充電・電源:本体はMCC1A磁石式、充電ケースはUSB-C
- 電池の交換:公式記載なし
- 防水:IPX8
- 耐衝撃:1.5m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:8,895円
- 保証:5年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約4.3g
- 向いている使い方:小屋泊・テント泊のサブライト、短時間の夜道
Perun 2 Mini
- 形:L型(ヘッドバンドつき)
- 重さ:54g
- 最大の明るさ:1,100ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:60ルーメンで7時間(250ルーメンで100分)
- 最長の点灯時間:2ルーメンで10日
- 最大照射距離:150m
- 光の種類:白色・赤色(40ルーメンで150分)
- 充電・電源:MCC1A磁石式
- 電池の交換:できる(OLIGHT専用IMR16340・650mAh)
- 防水:IPX8
- 耐衝撃:2m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:7,895円
- 保証:5年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約4.9g
- 向いている使い方:中くらいの明るさで長く使うサブライト、電池を交換したい人
Perun 3
- 形:L型(ヘッドバンドつき)
- 重さ:150g(電池込み)
- 最大の明るさ:3,000ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:120ルーメンで25時間
- 最長の点灯時間:5ルーメンで20日間
- 最大照射距離:160m
- 光の種類:白色(SOS・ビーコンあり)
- 充電・電源:MCC3磁石式
- 電池の交換:できる(21700専用電池・5,000mAh)
- 防水:IPX8
- 耐衝撃:1.5m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:13,395円
- 保証:5年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約5.0g
- 向いている使い方:オーライト1台で夜道を長く歩く人、夜明け前の出発
Array 2 Pro
- 形:ヘッドバンド型
- 重さ:135g
- 最大の明るさ:1,500ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:公式記載なし
- 最長の点灯時間:27.5時間
- 最大照射距離:150m
- 光の種類:ワイド・スポット・赤色(モーションセンサーあり)
- 充電・電源:USB-C(満充電5時間)
- 電池の交換:公式記載なし(バッテリーパック3,350mAh)
- 防水:IPX4
- 耐衝撃:1m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:あり(解除もできる)
- 価格:11,395円
- 保証:2年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約9.0g
- 向いている使い方:オーライトをメインのヘッドライトにしたい人
Oclip Pro
- 形:クリップ型
- 重さ:53g(バッテリー含む)
- 最大の明るさ:500ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:100ルーメンで3.5時間
- 最長の点灯時間:1ルーメンで144時間
- 最大照射距離:120m
- 光の種類:フラッド・スポット・赤色(SOS・ビーコンあり)
- 充電・電源:USB-C(満充電1.5時間)
- 電池の交換:できない(580mAh内蔵)
- 防水:IPX6
- 耐衝撃:1.5m
- 動作温度:0〜40℃
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:6,695円
- 保証:2年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約10.6g
- 向いている使い方:日帰りの予備ライト、テント場の手元灯
Oclip Ultra
- 形:クリップ型
- 重さ:55g(バッテリー含む)
- 最大の明るさ:530ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:100ルーメンで3.5時間
- 最長の点灯時間:1ルーメンで144時間
- 最大照射距離:130m
- 光の種類:フラッド・スポット・UV(SOS・ビーコンあり)
- 充電・電源:USB-C(満充電1.5時間)
- 電池の交換:できない(580mAh内蔵)
- 防水:IPX6
- 耐衝撃:1.5m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:7,795円
- 保証:2年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約10.4g
- 向いている使い方:UVライトも使いたい人の手元灯
Oclip Pro S
- 形:クリップ型
- 重さ:約53g
- 最大の明るさ:600ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:公式記載なし
- 最長の点灯時間:144時間
- 最大照射距離:公式記載なし
- 光の種類:白色・紫色(UV)・RGB(赤・緑・青)
- 充電・電源:USB-C
- 電池の交換:公式記載なし
- 防水:IPX6
- 耐衝撃:1.5m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:あり(キーロック)
- 価格:6,695円
- 保証:公式記載なし
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約8.8g
- 向いている使い方:ザックの中で点かない予備ライトがほしい人
Oclip 2 Pro
- 形:クリップ型(ヘッド115°チルト・クリップ360°回転)
- 重さ:75.5g(Premium版は136g)
- 最大の明るさ:530ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:100ルーメンで3時間30分
- 最長の点灯時間:1ルーメンで144時間
- 最大照射距離:125m
- 光の種類:スポット・フラッド・赤色
- 充電・電源:USB-C/MCC(Premium版は充電ドックつき)
- 電池の交換:公式記載なし(600mAh)
- 防水:IP66
- 耐衝撃:2m
- 動作温度:0〜45℃
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:8,595円(スタンダード)
- 保証:公式記載なし
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約14.2g
- 向いている使い方:胸元から足元へ光を向けたい人
Oclip 2 Ultra
- 形:クリップ型(ヘッド115°チルト・クリップ360°回転)
- 重さ:79.5g(電池込み)
- 最大の明るさ:580ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:100ルーメンで3時間30分
- 最長の点灯時間:1ルーメンで144時間
- 最大照射距離:130m
- 光の種類:スポット・フラッド・赤色・UV
- 充電・電源:USB-C/MCC/専用充電ドック
- 電池の交換:公式記載なし(600mAh)
- 防水:IP66
- 耐衝撃:2.0m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:11,595円(スタンダード)
- 保証:公式記載なし
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約13.7g
- 向いている使い方:赤色光とUVの両方を1台で使いたい人
i3E EOS
- 形:キーライト型
- 重さ:19.4g
- 最大の明るさ:90ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:90ルーメンで45分(アルカリ電池)・1時間10分(ニッケル水素電池)
- 最長の点灯時間:1時間10分(ニッケル水素電池)
- 最大照射距離:44m
- 光の種類:白色(1段階)
- 充電・電源:単4アルカリ電池1本
- 電池の交換:できる(単4電池)
- 防水:IPX8
- 耐衝撃:公式記載なし
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:1,695円
- 保証:5年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約21.6g
- 向いている使い方:いちばん軽い予備、単4電池のヘッドライトと電池を共用したい人
imini 2
- 形:キーライト型
- 重さ:19.5g
- 最大の明るさ:50ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:50ルーメンで60分
- 最長の点灯時間:60分
- 最大照射距離:21m
- 光の種類:白色(1段階)
- 充電・電源:USB-A直挿し(満充電60分)
- 電池の交換:できない(10180・80mAh内蔵)
- 防水:IPX6
- 耐衝撃:1.5m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:3,895円
- 保証:2年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約39.0g
- 向いている使い方:テント内や手元の短時間用
i3T 2 EOS
- 形:予備ライト型(細身の懐中電灯)
- 重さ:41.8g(電池込み)
- 最大の明るさ:200ルーメン(単4電池)・300ルーメン(10440電池)
- 100ルーメン前後での点灯時間:200ルーメン7分→100ルーメン28分(単4電池)
- 最長の点灯時間:5ルーメンで21時間(単4電池)・22.5時間(10440電池)
- 最大照射距離:62m(単4電池)・80m(10440電池)
- 光の種類:白色(2段階)
- 充電・電源:単4電池または10440電池
- 電池の交換:できる
- 防水:IPX8
- 耐衝撃:1.5m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:3,095円
- 保証:5年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約20.9g(単4電池)
- 向いている使い方:暗い光で長く持たせる非常用の予備
Baton 4
- 形:予備ライト型(筒形の懐中電灯)
- 重さ:52.5g(電池込み)
- 最大の明るさ:1,300ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:60ルーメンで8時間
- 最長の点灯時間:0.5ルーメンで30日間
- 最大照射距離:170m
- 光の種類:白色
- 充電・電源:MCC1A磁石式
- 電池の交換:公式記載なし(3.6V・650mAhバッテリー付属)
- 防水:IPX8
- 耐衝撃:1.5m
- 動作温度:公式記載なし
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:8,695円
- 保証:5年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約4.0g
- 向いている使い方:数時間使える手持ちの予備
ArkPro Ultra
- 形:薄型ライト
- 重さ:120g(バッテリー含む)
- 最大の明るさ:1,700ルーメン
- 100ルーメン前後での点灯時間:100ルーメンで13時間(フラッド)・10時間(スポット)
- 最長の点灯時間:1ルーメンで14日
- 最大照射距離:205m
- 光の種類:ピュアフラッド・スポット・UV・緑色レーザー
- 充電・電源:USB-C/MCC
- 電池の交換:公式記載なし
- 防水:IPX7
- 耐衝撃:1m
- 動作温度:0〜45℃
- ロック機能:公式記載なし
- 価格:18,595円(ArkPro Liteは10,095円)
- 保証:2年
- 100ルーメンあたりの重さ(計算値):約7.1g
- 向いている使い方:日常の持ち歩きと山を1本で兼ねたい人
価格はOLIGHT Japan公式ストアの表示価格です(2026/11/06確認。時期によって変わることがあります)。
後継モデル・新製品:Oclip 2シリーズとPerun 3世代
2026年の大きな変化は、クリップライトのOclipが「Oclip 2」になり、光の向きを変えられるようになったことです。L型のPerunは、Perun 2・Perun 2 MiniからPerun 3・Perun 3 Miniへ世代が進んでいます。
- Oclip Pro → Oclip 2 Pro:ヘッドが115°傾き、クリップが360°回るようになり、防水はIPX6からIP66へ、耐衝撃は1.5mから2mへ。そのかわり重さは53gから75.5gへ増えました。
- Oclip Ultra → Oclip 2 Ultra:赤色光が加わり4つの光に。重さは55gから79.5gへ。
- Oclip(初代):公式ブログで30g・最大300ルーメン・最大30時間と紹介されていましたが、2026/11/06時点で公式ストアの商品ページは見つかりませんでした。
- Perun 2 → Perun 3:重さは161gから150gへ軽くなり、最大の明るさは2,500ルーメンから3,000ルーメンへ。
- Perun 2 Mini → Perun 3 Mini:重さは同じ54gで、最大の明るさは1,100ルーメンから1,250ルーメンへ。Perun 2 Miniは現在も公式ストアで扱われているため、本記事では両方を紹介しています。
掲載を見送ったライトとその理由
競合記事に載っていたもの、公式ストアの登山・ハイキング特集に並んでいたものの中で、次のライトは山旅旅の基準(登山向けで軽いもの・数字を公式で確かめられるもの)に合わないため外しました。
- WARRIORシリーズ(WARRIOR Mini 3など):公式で「タクティカルライト」とされる、防犯・戦術用途のライトのため。
- Seeker Ultra・Javelot Mini・Marauder 3などの大型・遠距離照射ライト:遠くを照らすための大型の懐中電灯で、山道を歩くための明かりとしては大きすぎるため(重さは比べていません)。
- Perun 2:161gと重く、後継のPerun 3(150g)のほうが軽く明るいため(後継モデルの節で比較)。
- ArkPro Lite・ArkPro(Pro):公式ページで重さを確かめられなかったため(ArkPro Ultraで紹介)。
- WUBEN G2・RovyVon Aurora A7・Nitecore TINI3(競合記事に掲載):オーライトではないため(この記事のテーマ外)。
よくある質問
オーライトは登山のメインのヘッドライトになりますか?
なります。ただし向いているのはPerun 3(120ルーメンで25時間)とArray 2 Pro(ヘッドバンド型・ロック機能つき)です。Perun 3 MiniやOclipシリーズは100ルーメンで3.5〜4.5時間なので、夜道を長く歩くメインにするには短く、予備やテント内の明かりとして使うのが向いています。どちらにしても予備ライトは1つ持ってください。
オーライトはどこの国のメーカーですか?保証は何年ですか?
中国・深圳に本社がある照明ブランドで、日本語の公式ストアとサポート窓口があります。保証はモデルによって違い、Perun 3・Perun 3 Mini・Baton 4などは5年、Oclip Pro・Oclip Ultra・Array 2 Proなどは2年です(公式の仕様表、2026/11/06確認)。
冬山でもオーライトは使えますか?
使えますが、Oclip Proは0〜40℃、Oclip 2 ProとArkPro Ultraは0〜45℃と、公式の仕様表に動作温度が書かれています。気温が0℃を下回る山では、使わないときは服の内ポケットで温め、厳冬期は寒さに強い電池を使える登山用ヘッドライトをメインにするのが安心です。
充電ケーブルを忘れたらどうなりますか?
Perun 3・Perun 3 Mini・Perun 2 Mini・Baton 4は、磁石でつける専用のMCCケーブルでしか本体を充電できません。山小屋泊やテント泊では専用ケーブルを忘れないようにするか、USB-Cを本体に挿せるOclip Pro・Oclip Ultra・Array 2 Proを選ぶと、スマートフォンとケーブルを共用できます。
予備ライトにはどれがいちばん向いていますか?
日帰りなら、53gで100ルーメン3.5時間のOclip Proか、60ルーメンで8時間のBaton 4がバランスのよい選択です。とにかく軽くしたいならi3E EOS(19.4g)ですが、点灯時間は45分(アルカリ電池)なので予備の単4電池を1本足してください。
まとめ
登山でオーライトを使うなら、頭につけて長く歩く主役はPerun 3かArray 2 Pro、ザックに挟む予備はOclip Pro、ポケットの予備はi3E EOSかBaton 4、テント内や小屋ではPerun 3 Miniという分け方がわかりやすい選び方です。
- 比べるべきは最大ルーメンではなく「100ルーメン前後で何時間点くか」と重さ。
- 1晩通して歩く明かりは、1時間あたりの重さ(計算値)が約6.0gのPerun 3が最も効率的。
- 予備ライトは日帰り装備5kgの0.4〜1.1%(計算値)。削るべき重さではない。
- 冬は動作温度、山では磁石とコンパスの距離、充電は専用ケーブルの有無に注意。
- 2026年の新製品Oclip 2シリーズは首振りと丈夫さが加わったかわりに、20g以上重くなった。
メインのヘッドライト選びに迷ったら、登山ヘッドライトおすすめ29選もあわせてご覧ください。
(数値はすべてOLIGHT Japan公式ストアで2026年11月6日に確認しました)
※本記事の作成にはAIを活用し、製品の仕様は各公式サイトの掲載情報(確認日時点)と照合しています。





