
日本中から「スキー・スノボ馬鹿」が集う聖地・月山へ。
出羽三山の主峰であり、日本百名山にも数えられる月山は、国内屈指の豪雪地帯ゆえに「春(4月)にオープンし、夏まで滑れる」という全国でも極めて稀なスキー場。レポートは6月の最終週、月山ペアリフトを回して滑る大斜面のシーズンは終わりを告げたものの、滑走のステージはペアリフトより上のTバーエリア、この時期の月山には、残雪のライディングと咲き誇る高山植物を同時に楽しむという、贅沢な魅力が詰まっています。
【1日目】ニッコウキスゲを眼下に、聖地でのセッション

山麓からリフトに乗り込むと、足元には黄色いニッコウキスゲが咲き誇る新緑の景色が広がります。

しかしリフト山頂駅を降りれば、そこは銀世界。Tシャツ一枚でも過ごせるほどの陽気の中、残雪を踏みしめるハイクアップが始まります。

今回のメインエリアは姥ヶ岳のTバー周辺。リフト山頂駅からTバー乗り場まではしっかりとした急斜面を登るため、この時期はアイゼン持参が正解です。

斜面には見事なモーグルラインやポールが刻まれ、多くの滑り手たちが初夏のザラメ雪を堪能していました。Tバーの乗車待ち中も、雪上に座り込んでギアや滑りについて熱く語り合う仲間たちで溢れており、まさに聖地ならではの熱気です。






夕方、再び満開のニッコウキスゲを見下ろしながらリフトでのんびりと下山。最高のハイク&ライドで1日目が締めくくられました。

【アフター】ロッヂやつなみで「山菜尽くし」の極上ディナー
一日の疲れを癒やすのは快適な、スキー・登山の宿「ロッヂやつなみ」さん。

お待ちかねの夕食は、まさに月山の恵みを凝縮したような「山の幸尽くし」のフルコースです。サクサクの山菜天ぷらに川魚の塩焼き、香ばしい焼き筍(根曲がり竹)が次々とテーブルへ。




さらに、デザートにはツヤツヤと輝くみずみずしいサクランボは人生1美味しかった。疲れた身体に染み渡る、これ以上ない贅沢な時間を過ごしました。


【2日目】極上の朝食から、姥ヶ岳の天空お花畑へ
ロッヂやつなみさんの美しい朝食からエネルギーをチャージしてスタート。




この日は、Tバー終点からほど近い「姥ヶ岳(標高1,670m)」エリアを中心にハイクを楽しみます。月山山頂(1,984m)まで行かずとも、この姥ヶ岳の稜線沿いは初夏になると見事な高山植物が咲き乱れる「天空のお花畑」として知られるスポット。木道が整備されており、気軽に絶景ハイクができるのも魅力です。
歩き出せば、そこには息をのむような美しい初夏の山肌と残雪のコントラストが広がっています。


滑走の合間に木道を歩けば、可憐な高山植物たちが一斉に出迎えてくれます。岩肌に群生する白いチングルマ、そして鮮やかなピンク色のイワカガミ。姥ヶ岳周辺だけでもこれほど豊かな生態系に出会えるのは月山ならではです。






ベンチに座って、残雪の山々を眺めながらお弁当を食べるひとときは、まさに至福の瞬間です。







最後は再び、ニッコウキスゲが咲き乱れるリフトに揺られて下山へ。


心地よいハイクの疲労感、初夏のザラメ雪、そして心を癒やす姥ヶ岳のお花畑。これらすべてを一度に味わえるからこそ、この季節の月山旅はやめられません。

道の駅 にしかわ(山形県西川町)
道の駅 にしかわは、山形県の月山(がっさん)のふもとに位置する、ドライブの休憩にぴったりのスポット。
温泉が楽しめる! 敷地内に日帰り温泉施設「水沢温泉館」があり、ドライブや登山、スキー帰りにサクッと温泉でリフレッシュできます。
月山の恵みがたっぷり! 地元の新鮮な山菜やキノコ、地元の名水で仕込まれた「月山地ビール」など、西川町ならではの特産品やお土産がズラリと並んでいます。
美味しいグルメ レストランでは、名物の山菜そばや地ビールに合うメニューを堪能できます。
月山へのアクセス拠点としても非常に便利な道の駅です。

