登山やアウトドアで欠かせないレインウェアですが、使っていくうちに撥水性が落ちてしまい、メンテナンス方法に悩む方も多いのではないでしょうか。今回は「YOSHIKI & P2」の吉野時男さんをお迎えし、愛用のレインウェアや撥水性能が落ちてしまう仕組みについてお話を伺いました。
撥水スプレーを使っても効果が戻らない理由や、洗濯・熱処理といった状態ごとの正しいメンテナンス手順、さらに撥水加工を新品同様に復活させる専門サービスまで詳しく語っていただきました。
この記事の要点
- レインウェアの撥水低下は「汚れ」「撥水基の倒れ」「撥水剤の剥がれ」の3つが原因で、それぞれ適した対処をしないと撥水性は戻らない
- 表面に汚れが付着しているだけの場合は、適切に洗濯して汚れを落とすことで撥水性が回復する
- 撥水基が倒れている状態なら、洗うだけでなく熱を加えることで元の状態に立ち上がる
- 撥水剤が剥がれ落ちている場合は、撥水剤の再塗布や専門の撥水再加工クリーニングが効果的
登山用レインウェアの選び方と愛用モデル
まずは、それぞれが山行で愛用しているレインウェアの特徴や、選ぶ際のポイントについて紹介します。
インタビュアー
僕の下のパンツはゴアテックスのパックライトを使ったレインパンツで、ジッパーがガバッと開いて登山靴履いた状態でも着用できる、スムースな脱ぎ履きができるタイプのものを選んでます。昔売ってたホグロフスのリムシリーズっていうもののパンツなんですね。
レインジャケットは暑い季節の長期縦走なんで、ラブのファントムジャケット、非常に軽量なものをチョイスしてます。
吉野
ティートンブロスで、フェザーレインジャケットっていうのが軽くてちっちゃくなるっていうもので、同じ生地を使ってるんですけど、それはヘルメット対応のフードだったりだとか、薄くてもコーデュラを使った表地なのですごく強いと。
レインウェアの撥水が効かなくなる「3つの原因」とは?
レインウェアの水を弾く力が弱まったと感じたとき、原因に合わない手入れをしても効果は得られません。低下の要因は大きく3つに分けられます。
インタビュアー
これって3つの原因があって、その3つの原因に対してそれぞれ対応があって、その原因に対してちゃんとした対応しないと撥水って戻らないんですよね。
その3つの原因としては、汚れと、撥水剤の剥がれと、撥水剤って撥水基と言われる細いたわしみたいな毛が入ってるんですけど、それが倒れちゃってるだけという状況の、その3つがあるんですよね。
撥水性能を取り戻す正しいメンテナンス手順
撥水性を元に戻すには、ウェアがどの状態にあるかを見極めて正しくケアすることが重要です。
インタビュアー
汚れがついてるだけだと、汚れを取らない限り撥水剤使っても熱を加えても関係なく撥水は効かない。ただ汚れに対しては、洗えば撥水戻るってことですよね。
それを直すためには熱をかける。熱をかけると元に戻る性質があるので、熱を出す。それに対していっぱい洗っても、撥水剤をかけてもそれもダメなんですよね。それはもう戻らないです。
そこも地が出ちゃってるので染みちゃいますよね。それこそ汚れを取るために洗っても熱をかけても戻らないので、そこで初めて撥水剤が役に立つ。
撥水が完全に落ちたウェアを復活させるクリーニングサービス
自宅でのメンテナンスでは対応が難しい、撥水剤が完全に剥がれてしまったウェアに向けて、新しいクリーニングの選択肢も登場しています。
吉野
一旦古い撥水加工を全部取っちゃって、新しい強い撥水加工をかけるクリーニングを始めたんですよ。実際これやってみたら、ほぼ新品のように弾く。
そこはシームテープの部分的な補修もしてくれるんですよ。
今回の撥水のコーティングだと、そういうのを全部剥がして全部また付け直すコーティングなので、ムラもないし撥水剤が剥がれることのリスクも少ないのでめちゃめちゃいいです。
撥水加工をかけ直すメンテナンスの選択肢
ウェアの状態や撥水性能の維持に悩んでいる場合、専門的な撥水加工を利用するのもひとつの方法です。
吉野
撥水弱くてすぐダメになっちゃうんだよっていう人は、それでもちょっとお金はかかりますけど、撥水加工かけるのはめっちゃありだと思います。
よくある質問
レインウェアの撥水が落ちる原因には何がありますか?
その3つの原因としては汚れと水剤の剥がれとあと発水剤って撥水木と言われる細いまですわしみたいな怪が入ってるんですけどそれが倒れちゃってるだけという状況のその3つがあるんですよね。
撥水スプレーをかけても撥水性が戻らないのはなぜですか?
汚れがついてるだけだと汚れを取らない限り撥水剤しても熱を加えても関係なく撥水は効かない。ただ汚れに対しては洗えば発線戻るてことですよね。
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まとめ
レインウェアの撥水性能が落ちたときは、やみくもに撥水スプレーを使うのではなく、「汚れ」「撥水基の倒れ」「撥水剤の剥がれ」という3つの原因のどれに当てはまるかを見極めることが大切です。汚れなら洗濯、撥水基の倒れなら熱処理、そして剥がれてしまった場合は撥水剤や専門の再加工クリーニングを活用し、大切なウェアを長く快適に使い続けましょう。





