高隈山(たかくまやま)は、鹿児島県大隅半島の垂水市と鹿屋市にまたがる高隈山地の山々の総称です。最高峰は大箆柄岳(おおのがらだけ)で、標高は鹿児島県とYAMAPでは1,236m、林野庁九州森林管理局の案内では1,237mです。標高1,000mを超える急峻な峰が南北の主稜線に連なっています。御岳(1,181m)などの峰をめぐる「七岳参詣」の山岳信仰が伝わり、日本三百名山と九州百名山に選ばれています。
山の大部分はスダジイ、イスノキ、ウラジロガシなどの常緑広葉樹林です。山頂付近にはモミ、ツガ、ミズナラ、南限のブナが生え、早春には県内で高隈山系にしか知られていないツクシアケボノツツジが薄いピンクの花を咲かせます。一帯は保存林に指定されており、植物は採取できません。大箆柄岳へは垂水市側の垂桜コース登山口から往復約4時間15分(YAMAP標準、距離6.5km)です。3合目付近から急登が続き、7合目を過ぎると緩やかな稜線になります。山頂からは桜島、開聞岳、霧島を望めます。登山口へ向かう大野原林道は約4kmが未舗装の悪路で、YAMAPは四輪駆動車向きとしています。
出典:鹿児島県(高隈山県立自然公園)/林野庁九州森林管理局/YAMAP(2026年11月4日確認)




