翁峠(おきなとうげ)は、山形県尾花沢市と宮城県の県境にある標高1,075mの山です。翁峠は宮城県側の呼び名で、山形県側では翁山(おきなさん)と呼ばれ、国土地理院は2012年11月に地形図の山名を「翁峠」から「翁山」に改めました。白い鹿を追った男が宝寿峰で春日大明神に仕える翁に出会ったという伝説が名の由来とされ、出羽三山に対する「東の三山」として信仰されてきました。山頂には翁山神社の祠と三角点があります。
登山口は山形県側の翁山小屋(ハリマ小屋)で、ブナ林から笹原の稜線へ抜ける直登コースは片道1時間30分ほどです。黒倉山との鞍部を回る周回路は湧水地やお花畑を通りますが、直登路より急な坂があります。翁橋から先の道は未舗装で狭く、駐車場にトイレはありません。開山期間は6月中旬〜10月です。11月に入ると積雪や凍結が始まり、初夏の残雪期は滑落に注意が要ります。
出典:山と溪谷オンライン 翁山(翁峠)/やまがた山 翁山(2026年10月30日確認)




