蛇円山(じゃえんざん)は広島県福山市駅家町にある標高545.5mの山で、福山市で2番目に高い山です。市の資料には545.8mという記載もあります。整った山の形から「備後富士」とも呼ばれます。地誌『西備名区』には龍山・おろち山という別名が記され、大蛇が棲んでいたと伝わります。山頂の高龗神社には八大龍王がまつられ、干ばつのときには雨乞いの祭礼が行われました。北側の藤尾銀山の銀を運んだとされる尾根道「野呂往還」や、梶原屋敷跡の石積みも残っています。
主な登山道は二つあります。雨木レクリエーション広場の前から送電線の巡視路を歩くコースと、大滝神社から林道と野呂往還をたどるコースです。山頂のすぐ下まで車道が通っていて、広場にはトイレと水道があります(飲用不可)。広場からは服部川流域が見渡せ、晴れた日には芦田川の河口まで見えます。元旦には初日の出を見に多くの人が集まります。クマの目撃報告もあるので、鈴などで対策してください。
出典:福山市 雨を呼ぶ神が座す 蛇円山/福山市 資料/YAMAP 活動日記(2026年10月31日確認)




