
宮之浦岳みやのうらだけ
指定のテント場はないが島内にキャンプ場がある。

指定のテント場はないが島内にキャンプ場がある。
永田岳(ながただけ)は、鹿児島県屋久島町、屋久島の中央部にそびえる標高1,886mの山です。宮之浦岳に次いで九州で2番目に高く、屋久島の「三岳」のひとつに数えられます。山頂付近は花崗岩がむき出しで、北側の斜面には切り立った岩壁の小障子岳やローソク岩が見えます。焼野三叉路付近では初夏にヤクシマシャクナゲが咲きます。一般的には淀川登山口から宮之浦岳を経て焼野三叉路へ進み、そこから永田岳まで約1時間10分です。淀川登山口からの往復はコースタイムで14時間を超えるため、日帰りは難しく、鹿之沢小屋(石造りの避難小屋)などに泊まる計画が勧められています。永田集落からの永田歩道は未整備の区間や渡渉があり、経験者向けです。出典:環境省 屋久島 淀川入口〜宮之浦岳〜永田岳/林野庁 屋久島森林生態系保全センター/YAMA HACK 永田岳(2026年11月4日確認)
黒味岳(くろみだけ)は、鹿児島県屋久島町、屋久島の奥岳にある標高1,831mの山です。山頂には花崗岩の大きな岩が露出していて、宮之浦岳や永田岳など屋久島の山々を一望でき、条件がよければ鹿児島本土が見えることもあります。途中には高層湿原の花之江河(標高約1,640m)があります。淀川登山口から淀川小屋、花之江河を経て黒味分かれへ進み、そこから山頂まで約20〜40分です。登山口から山頂までは約5.2km・片道約3時間45分が目安で、奥岳の中では日帰りしやすい山です。山頂近くにはロープを使う岩場があるので、手袋などの装備を整えて歩きます。出典:環境省 屋久島 淀川入口〜黒味岳往復/観光庁 多言語解説 淀川登山口/林野庁 屋久島森林生態系保全センター(2026年11月4日確認)
花の百名山ではツクシフウロが紹介されている。
花の百名山ではカキランが紹介されている。
国見岳(くにみだけ)は標高1,739m(1,738.8mとする資料もあります)で、熊本県八代市泉町と宮崎県椎葉村の境にそびえる九州脊梁の主峰、熊本県の最高峰です。九州中央山地国定公園に含まれ、緑川・川辺川・耳川の分水界にあたります。森は山頂付近のブナ林から、下るにつれてツガ・モミ、照葉樹林へと移り変わります。山頂は開けていて、阿蘇山や霧島山まで見渡せます。山頂には祠がまつられています。五家荘から入る国見岳新登山口が最短の道ですが、2026年4月の記録では手前の林道が崩落して車は途中までしか入れず、山頂まで片道約3時間30分かかっています。平家山登山口から平家山・後平家山を経る道は渡渉が2〜3回ある長いコースで、往復9時間前後の記録が多くあります。シャクナゲの5月と紅葉の10月下旬に歩く人が多い山です。山中に避難小屋はありません。出典:コトバンク「国見岳」/YAMAP 活動日記(国見岳新登山口)/YAMAP 活動日記(平家山ルート)(2026年10月30日確認)
市房山(いちふさやま)は標高1,721m(1,720.8mとする資料もあります)で、熊本県水上村と宮崎県西米良村・椎葉村にまたがる九州山地の高峰です。球磨川と一ツ瀬川の源にあたり、古くから「お岳さん」と呼ばれる信仰の山で、中腹の市房山神宮へ参る「お嶽さん参り」が続いています。山頂付近のツクシアケボノツツジ群落は熊本県の天然記念物です。一般的なのは、水上村の市房キャンプ場の先の登山口から登る道です。スギの巨木が並ぶ石段を4合目の市房山神宮まで登ると、その先の5〜7合目は急で荒れた道になり、8合目からは草地で展望が開けます。山と溪谷オンラインの記録では往復約5.2km、累積標高差約990m、登り約3時間です。下りには木のはしごがあるので足元に注意してください。アケボノツツジが咲く春に登る人が多い山です。出典:コトバンク「市房山」/山と溪谷オンライン 市房山の記録/熊本日日新聞(お嶽さん参り)(2026年10月30日確認)
花の百名山ではマイヅルソウが紹介されている。
烏帽子岳(えぼしだけ)は標高1,692m、熊本県八代市泉町(五家荘)と宮崎県椎葉村の県境に連なる九州脊梁の山で、九州百名山・みやざき百山に数えられます。岩が積み重なった山頂からは、石堂山・市房山・扇山など脊梁南部の山々を見渡せます。県境尾根には大きなブナが多く残り、春にはミツバツツジやシャクナゲが咲きます。2024年5月、既存ルートが荒れたため、地元の愛好家らが民宿「山女魚荘」近くに「よこお尾根登山口」を開き、山頂までの登山道を新しく整備しました。YAMAPのモデルコースでは往復約9.8km、標準タイム約6時間、累積標高差約1,070mです。県境の峰越登山口(標高約1,480m)から尾根をたどる道もありますが、2026年5月の記録では峰越峠の先が熊本側の災害復旧工事で通行止めでした。出発前に林道の状況を確認してください。出典:熊本日日新聞(烏帽子岳に新登山道)/YAMAP 烏帽子岳モデルコース/YAMAP 活動日記(峰越ルート)(2026年10月30日確認)