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十和利山とわりさん

標高 991m東北青森県・秋田県

十和利山(とわりさん)は、十和田湖を囲む外輪山の一つで、標高は991mです。十和田湖の南東にあり、秋田県鹿角市、青森県十和田市、三戸郡新郷村の3つの市村の境になっています。山はブナなどの広葉樹の森に覆われ、山頂からは十和田湖を見下ろし、晴れれば岩木山や岩手山、八幡平も見えます。「日本のピラミッド」とする説が唱えられたことでも知られています。国道454号をはさんだ入口から登り、山頂までは約1時間30分です。緩やかな西線(約2.9km)と急な東線(約1.8km)があり、二つをつないで周回できます。南側は迷ヶ平自然休養林で、春は山菜、秋はきのこ採りの人も多い山です。出典:東北森林管理局「十和利山」(2026年11月5日確認)

甑山こしきやま

標高 981m東北山形県

甑山(こしきやま)は、男甑山と女甑山の2つの岩峰からなる双耳峰で、山と溪谷オンラインでは男甑山の981mを標高としています。丁岳山地の東端にあり、YAMAPでは山形県真室川町と秋田県由利本荘市にまたがる山とされています。すぐ下の甑峠は、藩政時代に由利の諸藩が参勤交代で往来した峠です。女甑山の東麓には「森の巨人たち百選」の女甑の大カツラ(幹回り13.40m)があります。両山頂からは鳥海山や神室山、丁岳、栗駒山を望めます。山形県側では真室川町鏡沢から前森山林道に入り、前森山林道登山口から男甑山と女甑山を往復するYAMAPのモデルコースは4.9km・3時間18分です。甑林道登山口から名勝沼を経て両山を巡る周回は5.1km・3時間43分です。両山とも急登で、男甑と女甑の間には手を使う区間があり、落ち葉や雨で滑りやすくなります。林道は砕石敷きで、えぐれがあるとの報告があります。秋の紅葉の時期によく登られています。出典:山と溪谷オンライン・甑山/YAMAP・男甑山/YAMAP・前森山林道登山口-男甑山-女甑山 往復コース/東北森林管理局・女甑の大カツラ(2026年11月2日確認)

天狗岳てんぐだけ

標高 958m東北青森県

天狗岳(てんぐだけ)は、青森県側の白神山地にある標高958mの山です。山頂へ続く尾根の両側の谷には、赤石川と追良瀬川が流れています。環境省は「天狗岳管理歩道」として、この尾根の道の刈り払いをしてきました。途中には「馬の背」と呼ばれる、足場がとても狭く崩れやすい場所があります。(2026年11月現在)天狗峠から登る天狗岳登山道は通行止めで、立ち入り禁止です。環境省東北地方環境事務所の2025年度の資料には「通行止めのため本年度の設置なし」とあり、天狗峠での入山者数は2024年度・2025年度とも0人でした。再開したという情報は見つかっていません。白神山地を歩くときは、白神山地ビジターセンターなどで最新の通行情報を確かめてください。出典:環境省東北地方環境事務所 令和7年度白神山地自動計測機器設置箇所/環境省東北地方環境事務所 令和7年度白神山地入山者数集計表/林野庁 津軽白神森林生態系保全センター/白神山地ビジターセンター ガイドマップ(2026年11月5日確認)

女神山めがみやま

標高 955m東北岩手県 秋田県

女神山(めがみやま)は、岩手県和賀郡西和賀町と秋田県仙北郡美郷町の境にあり、真昼山地の南の端に位置する東北百名山です。山頂の三等三角点は955.4mで、西和賀町の案内では956mとされています。中腹の「ブナ見平」には見事なブナ林が広がっています。岩手側の登山口の沢沿いには、白糸の滝をはじめ七つの滝が続きます。山頂からは真昼岳への縦走路が延びていて、約2時間で歩けます。代表的な登山口は、西和賀町側にある女神山・白糸の滝登山口です。湯田ICから車で約45分かかり、登り1時間30分・下り1時間が目安です。ただし登山口へ向かう下前併用林道は、土砂崩れのため通行できません(2026年9月28日の町の更新時点)。この林道は例年、雪が降る11月下旬から雪が解ける5月下旬まで通れません。滝めぐりコースの沢を渡る簡易橋も、11月上旬から翌年6月上旬までは設置されません。出かける前に、町の道路状況のページを確かめてください。出典:西和賀町「西和賀の山について」/西和賀町「町道・林道の道路状況」/YAMAP(2026年10月28日確認)

氷上山ひかみさん

標高 874m東北岩手県

氷上山(ひかみさん)は岩手県陸前高田市の北端、北上山地の南部にある標高874.7mの山で、市内で2番目に高い山です。山中には平安時代初期からとされる氷上三社の神殿があり、古くから信仰の山として登られてきました。山火事が起きても火が燃え移らなかったという言い伝えが、山の名前の由来とされています。山頂一帯は平らな台地のようになっています。修験者が祈りをささげたという祈祷ヶ原からは、陸前高田の市街地や陸中の海岸、遠くの金華山まで見えます。東北百名山の一つです。登山コースは、陸前高田市側に玉山・中央・すずらんの3本、大船渡市側にも3本あります。ヤマレコのモデルコースでは、中央コース登山口からの往復が4.3km、約2時間52分です。登山口にトイレはありませんが、途中にトイレと水場があります。5月中旬から下旬にはヤマツツジが咲きます。冬は凍る箇所があるので、チェーンスパイクなどを用意してください。すずらんコースでは、送電線の作業道に入り込まないよう注意が必要です。出典:ヤマレコ 氷上山/YAMAP 中央コース登山口-氷上山 縦走コース(2026年10月28日確認)

大尽山おおつくしやま

標高 828m東北青森県

大尽山(おおつくしやま)は青森県むつ市の恐山にある山で、林野庁の資料では「大盡山」と書き、標高は827.7mです。恐山のカルデラ湖、宇曽利山湖の向こう側に見えるきれいな円錐形の山で、湖を囲む外輪山「蓮華八葉」の中でも特に目立ちます。周りにはヒバとブナの原生的な天然林が広がり、恐山山地森林生態系保護地域に指定されています。山頂からは宇曽利山湖と津軽海峡が見えます。むつ市内から県道4号を恐山方面へ車で約40分です。駐車場から湖沿いの林道を進み、はしごのある区間を過ぎると本格的な登山道になります。ピンクのテープが目印になっています。ある記録では、休憩を含めて往復約5時間でした。登山口の近くは硫黄のにおいが強く、雨の後は木の根が滑りやすくなります。出典:林野庁東北森林管理局 大盡山/YAMAP 活動日記(大尽山)(2026年11月5日確認)

青麻山あおそさん

標高 799m東北宮城県

青麻山(あおそさん)は標高799m、宮城県の蔵王連峰の東側に立つ独立峰で、東北自動車道の白石IC付近からもよく見えます。いくつかのピークをもつ古い複式火山で、双耳峰の形をしており、山頂の西にあるアケラ山のほうが約10m高いとされます。奈良〜平安時代には「大刈田山」と呼ばれ、蔵王の刈田嶺の噴火を鎮めるために遠くから拝まれた山と伝えられます。のちに山頂に青麻神社がまつられ、幕末には修験者による信仰登山が盛んでした。蔵王連峰の眺めがよい山です。登山道は東面に2本、西面に1本あり、南東の無線中継所から山頂までは約1時間です。山と溪谷オンラインのモデルコースは下別当登山口から青麻山・アケラ山を往復し、無線中継所登山口を経て戻る周回で、歩行約3時間25分・約5.9kmです。西面の道は伐採の影響で荒れているため注意してください。出典:山と溪谷オンライン「青麻山(あおそさん):799m」/山と溪谷オンライン「蔵王の前衛にして信仰の里山・青麻山へ」(2026年10月29日確認)

徳仙丈山とくせんじょうやま

標高 710m東北宮城県

徳仙丈山(とくせんじょうやま)は、宮城県気仙沼市にある標高711mの山で、気仙沼市と旧本吉町の境にあります。約50万本といわれるツツジで知られる山です。ツツジの見ごろは例年5月中旬から下旬で、この時期はツツジを見ながら歩く人でにぎわいます。車では三陸自動車道の気仙沼中央ICから約30分、公共交通ではJR気仙沼駅からタクシーで約40分です。花の時期以外は訪れる人が少ないので、地図アプリで道を確かめながら歩きます。ツツジの開花状況は年によって前後するので、出かける前に気仙沼市などの最新情報を確認してください。出典:東北観光推進機構「徳仙丈山のツツジ」(2026年10月29日確認)

袴腰岳はかまごしだけ

標高 707m東北青森県

袴腰岳(はかまごしだけ)は、青森県東津軽郡外ヶ浜町にある標高707mの山で、津軽半島の平舘地区の山並みの一つです。すぐ近くに津軽半島の最高峰、丸屋形岳(718m)があり、丸屋形岳の北側の斜面に袴腰岳への分かれ道があります。2つの山を続けて歩く人もいます。丸屋形岳の登山口へは、東側の平舘地区から野田林道と丸山林道を通って向かいます。積雪期にはスノーシューで周りの峰を続けて歩いた記録があり、急な斜面の上り下りが続くことや、雪庇に注意するよう書かれています。近くの峰の山頂からは、津軽海峡や北海道、下北半島、龍飛を一望できます。この一帯ではクマや迷いやすい場所への注意を呼びかける記録もあるので、林道の状態を事前に確かめ、地図を持って歩いてください。出典:YAMAP 袴腰岳(平舘)・丸屋形岳 地図/YAMAP 活動日記(袴腰岳ほか)(2026年11月5日確認)

縫道石山ぬいどういしやま

標高 626m東北青森県

縫道石山(ぬいどういしやま)は、下北半島の西岸、青森県下北郡佐井村にある標高626mの岩山です。ヒノキアスナロ(ヒバ)の林から岩の峰が突き出ています。標高は低いものの、ミネヤナギやコメツツジなど北方系の植物が生えています。山頂付近で1956年に見つかった地衣類は、北アメリカ東部のものと同じ種と分かり、オオウラヒダイワタケと名付けられました。「縫道石山・縫道石の特殊植物群落」は1976年に国の天然記念物に指定され、今は岩壁でのロッククライミングは禁止されています。むつ市から川内を経て県道46号・253号を進み、「縫道石山方面4.6km」の看板から野平林道に入ると登山口です。登山口から山頂までは約1時間30分です。前半は笹やぬかるみの道、後半は倒木や木の根が多い急な登りになります。山頂の近くにあるババ岩からの眺めもおすすめです。出典:林野庁東北森林管理局 縫道石山/青森県 縫道石山・縫道石の特殊植物群落/山と溪谷オンライン 登山記録(縫道石山)(2026年11月5日確認)

薬莱山やくらいさん

標高 553m東北宮城県

薬莱山(やくらいさん)は、宮城県加美郡加美町にある標高553mの山です。大崎平野の中にぽつんと立つ独立峰で、整った三角形の姿から「加美富士」と呼ばれています。遠くからもよく目立つ山です。登山道には706段の階段があり、山頂まではおよそ45分です。山頂からは東に大崎平野、西に船形連峰が見えます。紅葉の見ごろは例年10月中旬から11月上旬で、秋は紅葉を目当てに登る人が増えます。階段が続くので、下りはひざへの負担を考えて、ゆっくり歩きます。アクセスは、車なら東北自動車道の大衡ICから約35分、電車ならJR西古川駅からタクシーで約20分です。駐車場があります。出典:ウォーカープラス 紅葉情報「薬莱山」(2026年10月29日確認)

笹倉山ささくらやま

標高 506m東北宮城県

笹倉山(ささくらやま)は宮城県黒川郡大和町にある標高506mの山で、大森山とも呼ばれます。船形連峰に属し、松倉山や撫倉山など七つの峰からなる「七ツ森」の最高峰です。七ツ森は古いトロイデ火山群とされ、朝比奈三郎という大男が土を運んで造ったという伝説が伝わります。山頂の薬師堂には7体の薬師如来石仏が安置され、七ツ森の各山頂の薬師を一日でめぐる「七薬師掛け」という風習があります。登山道は北東側の林道から2本あり、山頂まではどちらも約40分です。山頂直下の国見崎展望台からは仙台市街と太平洋を見渡せます。春はイワウチワやカタクリが咲きます。登山口から急な登りが続き、冬はアイゼンがあると安心です。大和町は、町が管理する遊歩道以外のルートもあるとして注意を呼びかけています。出典:山と溪谷オンライン「笹倉山」/YAMAP「笹倉山(大森)」/大和町「七ツ森自然遊歩道コース」(2026年10月29日確認)

金華山

金華山きんかさん

標高 444m東北宮城県

万葉集に登場する金華山は宮城県沖に浮かぶ島で、その存在を古くから知られる東北きっての霊場だ。中腹に鎮座する黄金山神社(こがねやまじんじゃ)には鉱脈の神・金山毘古神と金山毘賣神が祀られ、三年連続してお詣りすればお金に困らないといわれるご利益を求めて、令和の現代も参拝客で賑わう。 山頂の先に広がる展望スポットからの絶景は必見。蔵王を盟主とした奥羽山脈の長大な稜線と、牡鹿半島や南三陸のリアス式海岸が描く複雑な海岸線を“海側”から眺めることができる。山中に点在する巨石や巨木も神秘的で、忘れがたい島旅になるだろう。Photo&Text By:低山トラベラー大内征×山旅旅

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