矢倉岳(やぐらだけ)は神奈川県南足柄市の足柄山地にある標高870mの山です。おにぎりを立てたような山容で、足柄峠を見張る櫓(やぐら)に似ていることが山名の由来とされ、地元では「竹の越」とも呼ばれます。約115万年前に足柄層群へ貫入したマグマが冷え固まった石英閃緑岩の山で、世界的に見ても新しい深成岩体とされています。平坦な山頂からは富士山、金時山、明神ヶ岳、丹沢山地、相模湾を360度見渡せます。
大雄山駅から箱根登山バスで約10分の「矢倉沢」バス停から山頂まで徒歩約140分です。登山口の矢倉沢本村地区には石英閃緑岩を積んだ石垣が多く残ります。家族連れや遠足にも使われるハイキングコースで、9〜10月にはサシバなどのタカの渡りを観察できる場所としても知られています。山頂にあった木造の見晴台は崩落しているとされます。
出典:箱根ジオパーク 矢倉岳/YAMAP 矢倉岳(2026年11月4日確認)

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