弥仙山(みせんさん)は京都府綾部市於与岐町にある標高664mの山で、丹波山地に属し、関西百名山に選ばれています。鋭い三角錐の山容から「丹波富士」「丹波槍」とも呼ばれます。役行者が修行し、行基が山頂の金峰神社を奥の院として寺々を建てたと伝わる修験の山で、麓の水分神社、中腹の於成神社、山頂の金峰神社の三社が祀られています。大本の開祖・出口なおが籠もった地としても知られ、麓の谷川の石を山頂に積んで祈願する風習が残ります。
水分神社下の駐車場が起点で、小谷林道から尾根に上がり、日置谷分岐を経て山頂まで記録では約1時間40分です。下りは於成神社・水分神社の参道へ回れば周回になります。山頂は樹林に囲まれ、展望は木の間から舞鶴湾方面がわずかに見える程度です。春は於成神社周辺にミヤマカタバミが群生します。尾根への道は急なジグザグ、於成神社からの下りは長くがたついた石段が続きます。3月末でも山頂付近に残雪の記録があり、冬は積雪・凍結への備えが要ります。




