比婆山(ひばやま)は広島県庄原市北部、島根県との県境の近くにある山で、中国百名山の一つです。山頂の御陵は標高1,264mで、広島県側にあります。県境は北側の烏帽子山の稜線を通ります。烏帽子山・比婆山・立烏帽子山・池ノ段・竜王山の5つの峰をまとめて「比婆山」と呼ぶこともあり、最高峰の立烏帽子山(1,299m)を基準に標高を1,299mとする辞典もあります。『古事記』に伊邪那美神(イザナミ)を「出雲国と伯伎国との堺、比婆の山」に葬ったとあり、山頂の円墳はその墓所と伝えられ、県の史跡に指定されています。山頂の聖域はイチイの巨木に囲まれ、周辺のブナ林は国の天然記念物です。
登山の拠点は中央部の六ノ原にある県民の森で、公園センターから出雲峠・烏帽子山を経て御陵・立烏帽子山へ巡る周回路があります。立烏帽子山のそばの駐車場から池ノ段・越原越を巡る道もあります。アクセスは中国自動車道の庄原ICまたは東城ICから約40分です。公園センターの宿泊・レストラン・日帰り入浴は2026年3月末で廃止されました。冬は膝まで沈むほど雪が積もり、ワカンが必要になった記録があります。
出典:コトバンク(比婆山)/山と溪谷オンライン/広島県(県民の森)/YAMAP 活動日記(2026年10月31日確認)




