甑岳(こしきだけ)は、山形県村山市と東根市の境にある標高1,016m(村山市の資料では1015.5m)の山です。山と溪谷オンラインは出羽三山の山域に分類していますが、村山市は奥羽山脈群に含まれる山とし、太古の海底火山の一部が浸食に耐えて残ったものと説明しています。米を蒸す器の甑に似た山容から名付けられ、古くから山岳信仰の場でした。東北百名山とやまがた百名山に選ばれています。樹林に囲まれた山頂は展望がなく、約450m手前の山頂広場から蔵王や鳥海山、朝日連峰を望めます。
よく歩かれるのはハチカ沢とも呼ばれる甑岳登山口からの道で、YAMAPのモデルコースは往復7.4km・標準4時間22分です。途中の展望台からは月山や村山葉山が見えます。春のカタクリ、秋の紅葉が見どころです。登山口までの林道は荒れており、クマやサルにも注意が必要です。冬は豪雪地帯となり、ラッセルやアイゼンが必要です。
出典:村山市・甑岳登山道(新山コース)/YAMAP・甑岳登山口-山頂広場-甑岳 往復コース/山と溪谷オンライン・甑岳(2026年11月2日確認)




