竪破山(たつわれさん)は、茨城県日立市にある標高658mの山で、日立市内で最も高い山です。山頂付近には黒前神社があります。1083年(永保3年)、奥州へ向かう途中の源義家(八幡太郎)がこの神社に参拝して戦勝を祈ったと伝えられています。神社のそばにある太刀割石は、直径約7m、高さ約2.5mの巨石で、中央から二つに割れています。夢の中で神から授かった太刀で義家が割ったという伝説が残り、水戸藩主の徳川光圀が「最も奇なり」と評したとされます。
ほかにも烏帽子石や胎内石、舟石、神楽石など花崗岩の奇岩が多く、展望台からは太平洋と北関東の山々を望めます。登山口は日立市十王町黒坂にある無料の竪破山登山口駐車場で、JR常磐線十王駅からバスかタクシーで約20分です。茨城県の「常陸国ロングトレイル」の資料では、奈々久良の滝などを巡るコースを約4.2km、歩行時間約2時間15分としています。
出典:茨城県「常陸国ロングトレイル 竪破山」/日立市立図書館「竪破山・太刀割石(資料PDF)」/YAMAP「竪破山 モデルコース」(2026年10月28日確認)




