白石山(しろいしやま)は埼玉県秩父市にある標高2,036mの奥秩父の山で、秩父側では古くから和名倉山(わなくらやま)と呼ばれています。国土地理院の地形図にある「白石山」は甲州側の呼び名で、日本二百名山には「和名倉山(白石山)」として入っています。四方に谷を刻んだ大きな山体で、戦前はコメツガの原生林で知られていました。しかし1950〜60年代の伐採と山火事でその多くが失われ、いまは尾根の大半がカラマツの植林とスズタケの藪です。伐採を免れた県境付近にはシャクナゲの群落が残っています。山頂は樹林に囲まれた台地状で、展望はほとんどありません。
代表的なルートは二つあります。埼玉県側の秩父湖の吊橋から二瀬尾根を往復するルートは約11時間で、道がはっきりしない区間もあります。山梨県側の三ノ瀬登山口から将監峠方面を経て往復するルートは約10時間です。どちらも日帰りでは長く、早朝に出発して下山時刻を決めておく必要があります。積雪期は山頂付近でラッセルになった記録があり、埼玉県は秩父地域の登山道の凍結についても注意を呼びかけているので、雪のない時期に歩くのが無理のない選び方です。
出典:YAMAP 和名倉山(白石山)/ヤマレコ 和名倉山(2026年11月1日確認)
標高 1,080m
標高 1,953m
標高 2,017m



