工石山(おくくいしやま)は、「奥工石山」「立川工石山」とも呼ばれる標高1,516mの山です。高知県長岡郡の大豊町と本山町にまたがり、四国山地のほぼ中央にあります。高知市土佐山の工石山(1,177m)とは別の山です。山頂には一等三角点「仁尾ヶ内山」(1515.70m)があります。山名は、おなかをすかせた平家の落人が石を見て「食べられたら」と嘆いた「喰石山」から来た、という言い伝えがあります。
山頂の三角点のまわりは見晴らしがあまりよくありません。手前のユルギ岩からは、石鎚山まで見えます。結晶片岩の岩場が多く、県の天然記念物の紅簾石片岩の露頭もあります。登山口は奥白髪林道沿いで、無人の工石山荘と小さな駐車場があります。山頂までの往復は約2時間10分です。登山口まで続く長い林道は未舗装で石が多く、車高の高い車が向いています。山頂の手前に祠と山頂の表示がある場所があり、本当の山頂と間違えやすいので注意してください。春にはシャクナゲが咲きます。




