天主山(てんしゅざん、1,494m)は熊本県上益城郡山都町にある九州山地北縁の山で、九州百名山に数えられます。緑川の左岸にそびえ、山体は石灰岩質のため珍しい植物が見られ、春のヤマシャクヤクで知られています。16世紀には対岸にキリシタン城代・結城弥平次の居城と教会があり、この山は「ゼウスの山」とあがめられたと伝えられ、山名もその歴史にちなみます。
主な登路は、内大臣林道沿いの小松神社(大杉登山口)からの往復約5時間・6.8kmと、鴨猪新道登山口から「天主の舞台」を経る往復約4時間50分・5.4kmで、どちらも標高差900m以上の急登が続きます。内大臣林道は崩落箇所が多く、通行できる区間が時期によって変わるという報告があり、悪路のため四輪駆動車が勧められています。登山道は目印が少なく落ち葉で滑りやすいので、林道の状況を確かめ、花の季節の4〜5月や紅葉期に経験者と歩くのが安心です。
出典:山と溪谷オンライン 天主山/YAMAP 天主山/ヤマレコ 九州百名山リスト 大分・熊本編(2026年10月30日確認)




