
大山だいせん|ほうきだいせん
花の百名山ではダイセンクワガタが紹介されている。

花の百名山ではダイセンクワガタが紹介されている。
後山(うしろやま)は、岡山県美作市と兵庫県宍粟市の境にある標高1,344mの山で、岡山県の最高峰です。氷ノ山後山那岐山国定公園に含まれ、地元では「行者山」とも呼ばれます。中腹の道仙寺奥の院は修験道の行場で、母護堂より先は今も女人禁制とされています。一般的なのは岡山県側の後山キャンプ場から登るコースで、約1時間40分で稜線に出て、船木山(1,334m)を経て東へ約30分で山頂です。稜線を西へたどると駒ノ尾山(1,281m)へ縦走でき、晴れた日は瀬戸内海まで見渡せます。登山道の下部は岩が多く沢を2回渡るため、しっかりした靴で歩きます。ブナ林の新緑と紅葉の時期が見ごろで、クマの出没にも注意が必要です。出典:山と溪谷オンライン 後山/岡山県 中国自然歩道「後山の展望と自然に触れるみち」/美作市 道仙寺(2026年10月28日確認)
安芸冠山(あきかんむりやま)は、広島県廿日市市吉和にある標高1,339mの山で、吉和冠山とも呼ばれます。広島県で2番目に高い山で、山頂は東西二つの峰に分かれ、東峰に一等三角点があります。西峰は広島・山口・島根の3県の境で、吉和川・宇佐川・匹見川の源になっています。東の尾根には巨岩「クルソン仏岩」があります。潮原温泉から汐谷を通るコースや、松の木峠から土滝山を通るコース(往復約5時間)があり、ブナ林やカタクリの林を歩けます。ふもとの冠高原はレンゲツツジで知られています。汐谷への林道は未舗装の悪路です。冬は雪が積もり、道路も凍るので、スノーシューやアイゼン、車のチェーンが必要になります。出典:山と溪谷オンライン「冠山」/YAMAP「吉和冠山」(2026年10月31日確認)
寂地山(じゃくちさん)は標高1,337mで、山口県でいちばん高い山です。岩国市錦町にあり、島根県との県境近くの冠山山地に属します。山から流れ出す寂地川沿いには、犬戻峡と竜ヶ岳峡を合わせた「寂地峡」があり、五つの滝が連なる「寂地峡五竜の滝」は日本の滝百選に選ばれています。寂地峡の清流にはアマゴやイワナがすみ、夏は川遊びやキャンプ、秋は紅葉の散策で人が集まります。山頂をめざす人は、峡谷の遊歩道とあわせて計画すると滝と山頂の両方を楽しめます。遊歩道は天候や落石で通行止めになることがあるので、出かける前に岩国市や現地の案内で最新の状況を確認してください。出典:山口県観光サイト おいでませ山口へ「寂地峡」(2026年11月2日確認)
十方山(じっぽうざん)は、広島県廿日市市吉和と安芸太田町の境にある、広島県で3番目に高い山です。山と溪谷オンラインでは北峰が1,328m、三角点のある南峰が1,319m(ヤマレコ・YAMAPは1,318.9m)とされています。山頂付近はチマキザサやガンコウランの草原で、晴れると瀬戸内海、石鎚山、日本海まで見渡せます。西側の細見谷にはブナの原始林があり、東のふもとには総延長63mの瀬戸の滝があります。水越(獅子ヶ谷)からは山頂まで1時間あまり、瀬戸谷橋からは2時間あまりで、瀬戸の滝入口から往復すると6時間ほどかかります。十方山林道が通行止めのときは二軒小屋から歩くことになります。冬は雪が積もる山です。出典:山と溪谷オンライン「十方山」/ヤマレコ「十方山」/YAMAP「十方山」(2026年10月31日確認)
道後山(どうごやま)は広島県庄原市西城町と鳥取県日野郡日南町の県境にある山で、日本三百名山・中国百名山・一等三角点百名山に選ばれています。標高は1,271mとする資料と、三角点の値の1,269m(鳥取県資料)、1,268mとする資料があります。一帯は比婆道後帝釈国定公園に含まれます。かつての放牧でできたシバの草原と低木の群落が広がり、タニウツギ、イワカガミ、ヤマツツジが群落をつくっています。シラタマノキが分布する南の限界に近い場所です。山頂からは大山や三瓶山を望め、周辺には古代の製鉄の跡が残っています。代表的な登山口は月見ヶ丘登山口で、岩樋山を経て道後山まで往復するYAMAPのモデルコースは、距離5.0km、累積標高差315m、標準タイム2時間15分です。アクセスは中国自動車道の庄原ICまたは東城ICから約50分です。花の時期の春から初夏と、紅葉の秋に登る人が多い山です。冬は県道250号線が途中で通行止めになり、手前から雪の中を歩いて登った記録があります。広島県はツキノワグマへの注意も呼びかけています。出典:広島県(道後山集団施設地区)/鳥取県資料/tenki.jp/YAMAP モデルコース/山と溪谷オンライン(2026年10月31日確認)
比婆山(ひばやま)は広島県庄原市北部、島根県との県境の近くにある山で、中国百名山の一つです。山頂の御陵は標高1,264mで、広島県側にあります。県境は北側の烏帽子山の稜線を通ります。烏帽子山・比婆山・立烏帽子山・池ノ段・竜王山の5つの峰をまとめて「比婆山」と呼ぶこともあり、最高峰の立烏帽子山(1,299m)を基準に標高を1,299mとする辞典もあります。『古事記』に伊邪那美神(イザナミ)を「出雲国と伯伎国との堺、比婆の山」に葬ったとあり、山頂の円墳はその墓所と伝えられ、県の史跡に指定されています。山頂の聖域はイチイの巨木に囲まれ、周辺のブナ林は国の天然記念物です。登山の拠点は中央部の六ノ原にある県民の森で、公園センターから出雲峠・烏帽子山を経て御陵・立烏帽子山へ巡る周回路があります。立烏帽子山のそばの駐車場から池ノ段・越原越を巡る道もあります。アクセスは中国自動車道の庄原ICまたは東城ICから約40分です。公園センターの宿泊・レストラン・日帰り入浴は2026年3月末で廃止されました。冬は膝まで沈むほど雪が積もり、ワカンが必要になった記録があります。出典:コトバンク(比婆山)/山と溪谷オンライン/広島県(県民の森)/YAMAP 活動日記(2026年10月31日確認)
吾妻山(あづまやま)は、広島県庄原市比和町と島根県の県境にある山で、標高は1,238m(YAMAPのコース説明には1,239mの記載もあります)。比婆山連峰と向かい合う位置にあり、山名は、比婆山に眠るイザナミノミコトをイザナギノミコトが「吾が妻」と呼んだことに由来すると伝えられています。烏帽子山との間には池が点在する草原「大膳原」が広がり、山頂からは大山や宍道湖、比婆連峰を見渡せます。代表的な登り方は、元休暇村吾妻山ロッジの駐車場から山頂を回る周回コースで、YAMAPのモデルコースでは約3.3km・1時間50分ほどです。烏帽子山・比婆山まで足をのばすと往復4時間ほどになります。夏から秋にかけてはマツムシソウやリンドウ、ウメバチソウなどが咲きます。ロッジは休館中で、冬はトイレが閉鎖され、ロッジまでの道が通行止めになることがあるため、雪の時期は出かける前に道路の状況を確認してください。出典:YAMAP 吾妻山/庄原市 吾妻山イベント案内(2026年10月31日確認)
臥龍山(がりゅうざん)は、広島県北広島町の八幡高原にある標高1,223mの山で、町でいちばん高い山です。昔は「刈尾山」と呼ばれていました。山には約140haのブナ林が残り、県内でも最大級とされ、環境省のモニタリングサイト1000の調査地にもなっています。8合目には、一度も涸れたことがないとされる湧き水「雪霊水」があります。千町原の登山口から往復で2時間40分ほどです。八幡側の雪霊水からは山頂まで10分ほどで、掛頭山への縦走もできます。冬は登山口のあたりから雪が積もり、スノーシューなどが必要になることがあります。冬期は駐車場のトイレが使えなくなります。クマの目撃情報があります。出典:山と溪谷オンライン「臥龍山」/広島県 資料/環境省 名水百選・湧水/YAMAP「臥龍山」(2026年10月31日確認)