東赤石山ひがしあかいしやま
花の百名山ではコイチヨウランが紹介されている。
花の百名山ではコイチヨウランが紹介されている。
平家平(へいけだいら)は、四国山地中部で高知県と愛媛県の県境の稜線にある四国百名山です。徳島県の「阿波平家平」とは別の山です。名前のとおり山頂は笹原が広がる平らな地形です。360度の展望があり、二ッ岳、赤石山、笹ヶ峰、石鎚山が見えます。春には稜線でアケボノツツジやシャクナゲが咲きます。愛媛県新居浜市の別子山側からは、中七番の住友林業フォレスタを出て峠まで約2時間、鉄塔分岐を右に進んで約50分で山頂に着きます。七番林道から峠に上がる道もあります。帰りは道に迷う人が多く、鉄の橋の手前で右に折れる分岐に注意が必要です。山頂から冠山までは往復2時間弱です。なすび平経由の冠山ルートは、登山道が崩れたため(2026年11月現在)通行止めです。雪は4月下旬まで残るものと考えて計画してください。出典:新居浜市「平家平の歩き方」/新居浜市「別子山の山を歩く」/YAMAP 平家平・冠山・獅子舞の鼻 周回(2026年11月1日確認)
堂ヶ森(どうがもり)は標高1,689m。愛媛県西条市と久万高原町にまたがる山で、石鎚山脈の主要部の西の端にあたります。ここより西に1,500mを超える山はありません。山頂には大きなマイクロ波の反射板があり、松山市側からも山頂の位置がわかります。北側は鞍瀬渓谷へ崖のように落ち込み、南側はササに覆われたゆるやかな斜面です。稜線にはササ原とウラジロモミの林が広がり、山頂からは石鎚山がよく見えます。登山口は梅ヶ市登山口と保井野登山口です。YAMAPの目安では日帰り往復で、梅ヶ市から約5時間16分、保井野から約5時間56分かかります。途中の愛大小屋の水場は枯れていることが多いので、水は多めに持っていきます。冬は霧氷が見られる一方、雪が多くなり、アイゼンやチェーンスパイクが必要になることがあります。出典:ヤマレコ 堂ヶ森/YAMAP 堂ヶ森/山と溪谷オンライン 堂ヶ森(2026年10月28日確認)
二ツ岳(ふたつだけ)は標高1,647m。愛媛県新居浜市別子山と四国中央市土居町の境にそびえる、赤石山系の山です。角閃岩でできた険しい山で、山頂に二つの岩峰が並んで見えることが名前の由来です。山頂の東側には兜岩や鯛ノ頭といった岩峰が続き、鯛ノ頭は麓の土居町からも見えます。5〜6月には、岩場にアケボノツツジやシャクナゲが咲きます。土居町側の土居登山口から峨蔵越を通る往復は、YAMAPの目安で約5時間21分(登り868m)で、途中に鉱山ノ滝(敬天ノ滝)があります。新居浜市側の肉淵林道登山口からの往復は約5時間20分です。肉淵林道登山口には登山ポストがありますが、トイレはなく駐車スペースも限られます。峨蔵越から西へ続く尾根は登り下りが多く、岩場に慣れた人向けの山です。出典:山と溪谷オンライン 二ツ岳/YAMAP 二ッ岳/愛媛県警察 四国中央署管内の山岳(2026年10月28日確認)
綱附森(つなつけもり)は、高知県と徳島県の県境、剣山地の西部にある標高1,643mの山です。ヤマレコでは「綱付森」とも表記されます。山頂一帯はササ原で、ササのほかに視界をさえぎるものがありません。天狗塚、三嶺、白髪山から土佐湾までを360度見渡せます。高知市から国道195号を東へ進むと、香北町あたりから穏やかな山容が見えてきます。徳島県側から直接登る道はなく、高知県側から登ります。いまよく使われているのは、西の矢筈峠から東へ延びる林道を使う道です。綱附森登山口は矢筈峠の駐車場から200mほど先にあり、山頂までは約3.5kmです。山と溪谷オンラインの往復コースタイムは4時間30分です。西熊渓谷から三嶺方面へ向かう途中で綱附新道に入り、県境尾根をたどる道もあります。登山口までは長い林道を走るので、出かける前に通行状況を確かめてください。出典:山と溪谷オンライン 綱附森/ヤマレコ 綱附森登山口(2026年11月1日確認)
西赤石山(にしあかいしやま)は標高1,626m。愛媛県新居浜市にある、赤石山系の山です。北側の斜面はアケボノツツジの群生地で、南側の斜面はカラマツの植林地です。初夏には、尾根を境にピンクの花と緑のカラマツに分かれた景色が見られます。アケボノツツジは5月中旬から下旬に咲きます。ツガザクラやアカモノなどの高山植物も育ち、この一帯はこれらの植物が育つ日本の南の限界とされています。主な登山口は日浦登山口(登山ポストあり)、東平、筏津登山口です。YAMAPの目安では、日浦登山口から別子銅山ゆかりの銅山峰と東山を通る往復が約5時間30分、周回が約5時間17分です。東赤石山まで縦走すると約9時間かかり、1泊2日の計画も組まれます。山腹は急な斜面なので、下りは足元に気をつけてください。出典:YAMAP 西赤石山/山と溪谷オンライン 西赤石山(2026年10月28日確認)

大座礼山(おおざれやま)は高知県大川村にあり、愛媛県との県境に近い四国百名山です。標高は1,587mとされています。山頂下の平らな尾根には樹齢300〜500年といわれるブナの巨木が並び、踏み荒らしから守るためにロープが張られています。登山道沿いには、吉野川の支流である大北川の源流があります。大座礼山登山口から井野川越、山頂、大田尾越を回る周回コースは、距離5.0km、標準タイム3時間30分です。登山口のすぐ先で沢を渡り、そこからしばらく急な登りが続きます。シャクナゲは5月ごろ、ブナ林の紅葉は秋が見ごろです。落ち葉が積もった下りは滑りやすく、目印のテープが途切れる区間もあります。山頂からは東光森山など石鎚山系の東側の山が見えますが、全方位の展望はありません。出典:YAMAP 大座礼山登山口-井野川越-大座礼山-大田尾越 周回コース/BE-PAL 大川村の記事(2026年11月1日確認)

中津明神山(なかつみょうじんやま)は、高知県仁淀川町と愛媛県久万高原町の県境にそびえる標高1,541mの山です。地形図では「中津山(明神山)」と記され、山頂には一等三角点(1540.6m)があります。標高1,300m付近から上は笹原で、山頂の雨量レーダードームは遠くからもよく目立ちます。古い信仰の名残として鳥居や祠が残り、北に石鎚山脈、南に四国カルスト、東に剣山地、さらに太平洋まで見渡せるため、周辺の山を見分ける目印の山になっています。山と溪谷オンラインのコースは往復3時間30分、ヤマレコのモデルコースは中津明神山登山口からの周回で4時間24分(距離5.1km、標高差747m)です。山頂近くまで車道が通じており、笹原ではパラグライダーが飛ぶこともあります。東麓には県立自然公園の中津渓谷があり、山行のあとに立ち寄れます。冬は県境の稜線が積雪や凍結で通りにくくなるので、事前に道路状況を確かめてください。出典:山と溪谷オンライン 中津明神山/ヤマレコ 中津明神山(2026年11月1日確認)
大川嶺(おおかわみね)は標高1,525m。愛媛県の四国山地西部にあり、稜線の東側は久万高原町、西側は内子町に属します。最高峰の笠取山(1,562m)の約1km北にある、平らな台地のような山です。山頂の東側には牧場と美川スキー場が広がり、牛の放牧地にもなっています。笠取山へ続く稜線はササ原で、5月にはツルギミツバツツジが咲きます。西側の小田深山渓谷は紅葉の名所です。大川嶺登山駐車場(約15台)からなら、YAMAPの目安で往復約25分と短い時間で登れます。笠取山まで足を延ばす往復でも約1時間40分です。駐車場の入口は狭く、路面の段差に注意が必要です。2026年10月には笠取山側の登山駐車場への道が崩れて通行止めだったという報告がYAMAPにあるので、出かける前に道路の状況を確かめてください。出典:YAMAP 大川嶺/ヤマレコ 大川嶺(2026年10月28日確認)
工石山(おくくいしやま)は、「奥工石山」「立川工石山」とも呼ばれる標高1,516mの山です。高知県長岡郡の大豊町と本山町にまたがり、四国山地のほぼ中央にあります。高知市土佐山の工石山(1,177m)とは別の山です。山頂には一等三角点「仁尾ヶ内山」(1515.70m)があります。山名は、おなかをすかせた平家の落人が石を見て「食べられたら」と嘆いた「喰石山」から来た、という言い伝えがあります。山頂の三角点のまわりは見晴らしがあまりよくありません。手前のユルギ岩からは、石鎚山まで見えます。結晶片岩の岩場が多く、県の天然記念物の紅簾石片岩の露頭もあります。登山口は奥白髪林道沿いで、無人の工石山荘と小さな駐車場があります。山頂までの往復は約2時間10分です。登山口まで続く長い林道は未舗装で石が多く、車高の高い車が向いています。山頂の手前に祠と山頂の表示がある場所があり、本当の山頂と間違えやすいので注意してください。春にはシャクナゲが咲きます。出典:山と溪谷オンライン/ヤマレコ/YAMAP/林野庁(2026年10月31日確認)
稲叢山(いなむらやま)は標高1,506m、高知県のいの町(旧本川村)と土佐町の境にある、四国山地南面の山です。昔は道が少なく「秘境の山」と呼ばれていました。四国電力の揚水発電用の稲村ダムができてから、ダムのそばまで舗装された林道が通じました。山名は、頂上の池に稲に似た草むらがあったことから付いたといわれます。切り立った岩壁から「鬼城山」とも呼ばれ、平家の落人の伝説が残る洞窟もあります。代表的な登山口は稲村ダムの駐車場(水洗トイレあり)です。洞窟を通って山頂を回る周回コースは、約2時間50分です。山頂には祠があり、石鎚山や筒上山、高知市方面と、足もとのダム湖が見えます。春はアケボノツツジやシャクナゲ、ゴヨウツツジが咲き、秋はブナの紅葉がきれいです。コースには鎖場や沢を渡る場所があり、雨の日は岩が滑ります。冬は道路の除雪が期待できず、路面が凍ることがあります。出典:山と溪谷オンライン/ヤマレコ/林野庁四国森林管理局/山と溪谷オンライン(登山口)(2026年10月31日確認)
テント場はないが付近にキャンプ場がある
花の百名山ではユキモチソウが紹介されている。