御池岳おいけだけ
花の百名山ではヤマエンゴサクが紹介されている。
花の百名山ではヤマエンゴサクが紹介されている。
鎌倉時代から大天狗のすむ霊山として信仰され、天狗にまつわる伝説がいくつも残る山です。天狗棚(てんぐだな、1,240m)は北設楽郡設楽町津具にあり、ふもとの面ノ木園地には駐車場とトイレがあります。春はミツバツツジ、秋は紅葉、冬は木々に付いた霧氷が見られます。面ノ木園地から幅の広い整った道を歩くと、分岐まで約10分、そこから約5分で山頂に着きます。山頂はブナなどの林に囲まれて見晴らしはありません。眺めを楽しむなら天狗棚展望台まで足を延ばしましょう。津具盆地や奥三河の山々、晴れていれば南アルプスまで見渡せます。展望台から先の下りは急で、アルミ製の階段があります。隣の1200高地までは園地から約45分です。夏はブナ林の木陰が涼しく、冬は路面の凍結に気をつけてください。出典:Aichi Now(愛知県公式観光サイト)/YAMAP(2026年10月27日確認)
安家森(あっかもり)は標高1,239m、岩手県の岩泉町と葛巻町にまたがる北上山地北部の山で、葛巻町では町でいちばん高い山です。太平洋に注ぐ安家川の源流にあたり、「安家」はアイヌ語で水を意味することばに由来するといわれます。山頂の南東には「安家平」と呼ばれるシバの草地が広がり、まわりにはダケカンバやブナの林があります。春はアズマギクやキンポウゲ、秋はノコンギクが咲き、一等三角点のある山頂からは早池峰山や岩手山が見えます。登山口は葛巻町の袖山高原、レストハウス袖山高原から1kmほど先にあり、ここがすでに標高約1,160mです。安家平までは約10分、山頂までは約35分で、安家平から北へ進むと遠別岳(1,235m)にも登れます。登れるのは4月下旬から10月下旬で、冬は雪のため登山口へ向かう道が通行止めになります。出典:葛巻町「遠別岳・安家森登山コース」/山と溪谷オンライン/いわての旅(岩手県観光協会)(2026年10月28日確認)
吾妻山(あづまやま)は、広島県庄原市比和町と島根県の県境にある山で、標高は1,238m(YAMAPのコース説明には1,239mの記載もあります)。比婆山連峰と向かい合う位置にあり、山名は、比婆山に眠るイザナミノミコトをイザナギノミコトが「吾が妻」と呼んだことに由来すると伝えられています。烏帽子山との間には池が点在する草原「大膳原」が広がり、山頂からは大山や宍道湖、比婆連峰を見渡せます。代表的な登り方は、元休暇村吾妻山ロッジの駐車場から山頂を回る周回コースで、YAMAPのモデルコースでは約3.3km・1時間50分ほどです。烏帽子山・比婆山まで足をのばすと往復4時間ほどになります。夏から秋にかけてはマツムシソウやリンドウ、ウメバチソウなどが咲きます。ロッジは休館中で、冬はトイレが閉鎖され、ロッジまでの道が通行止めになることがあるため、雪の時期は出かける前に道路の状況を確認してください。出典:YAMAP 吾妻山/庄原市 吾妻山イベント案内(2026年10月31日確認)
山頂の小さな池「大峠ノ沢」が、かつて雨乞信仰の対象だったことが名前の由来です。雨乞岳(あまごいだけ、1,238m)は滋賀県東近江市と甲賀市の境にあり、鈴鹿山脈では御池岳に次ぐ高さです。鈴鹿セブンマウンテンの最高峰で、7座の中で唯一三重県と接していません。池はモリアオガエルの生息地として知られ、山頂からは御在所岳や鎌ヶ岳の山並み、琵琶湖を望めます。登山道は、甲津畑から杉峠を通るコースと、武平峠から沢谷を通るコースがあります。山と溪谷オンラインでは甲津畑から山頂まで約3時間が目安です。杉峠は織田信長も越えた峠道で、甲津畑には信長が泊まったとされる陣屋跡があります。YAMAPのモデルコースでは武平峠からの往復が6時間08分です。道迷いしやすい場所が多いので、地図とGPSで確認しながら歩いてください。鈴鹿スカイラインは冬に閉鎖されるので、晩秋に武平峠側から登るときは道路の情報を先に確かめておくと安心です。出典:山と溪谷オンライン/YAMAP 雨乞岳(2026年11月3日確認)
白倉山(しらくらやま)は、三重県多気郡大台町にある大熊三山の一つです。標高は山と溪谷オンラインでは1,236m、YAMAPでは1,234mと、資料によって値が分かれています。台高山脈から東へ延びる尾根の上にあり、山と溪谷オンラインでは「台高の中でも秘境的な山」とされています。登山者の多い季節の休日でも、ほかの人に会うことは少ないそうです。山頂は木が少なく、南に大台の山々、北に迷岳の山のかたまりを近くに望めます。山と溪谷オンラインでは、原生林の稜線を歩く往復6時間35分の日帰りコースが紹介されています。古ヶ丸山から縦走すると、白倉山の手前に「大熊落とし」と呼ばれる高さ約20mの切り立った岩場があります。ロープが付いていて、横を巻いて通る道もあります。雨の多い地域で、クマの目撃情報や痕跡もあるため、複数人で入山するのが安心です。出典:山と溪谷オンライン「白倉山 (しらくらやま):1,236m」/YAMAP「白倉山(三重県多気郡大台町)」(2026年11月1日確認)
高隈山(たかくまやま)は、鹿児島県大隅半島の垂水市と鹿屋市にまたがる高隈山地の山々の総称です。最高峰は大箆柄岳(おおのがらだけ)で、標高は鹿児島県とYAMAPでは1,236m、林野庁九州森林管理局の案内では1,237mです。標高1,000mを超える急峻な峰が南北の主稜線に連なっています。御岳(1,181m)などの峰をめぐる「七岳参詣」の山岳信仰が伝わり、日本三百名山と九州百名山に選ばれています。山の大部分はスダジイ、イスノキ、ウラジロガシなどの常緑広葉樹林です。山頂付近にはモミ、ツガ、ミズナラ、南限のブナが生え、早春には県内で高隈山系にしか知られていないツクシアケボノツツジが薄いピンクの花を咲かせます。一帯は保存林に指定されており、植物は採取できません。大箆柄岳へは垂水市側の垂桜コース登山口から往復約4時間15分(YAMAP標準、距離6.5km)です。3合目付近から急登が続き、7合目を過ぎると緩やかな稜線になります。山頂からは桜島、開聞岳、霧島を望めます。登山口へ向かう大野原林道は約4kmが未舗装の悪路で、YAMAPは四輪駆動車向きとしています。出典:鹿児島県(高隈山県立自然公園)/林野庁九州森林管理局/YAMAP(2026年11月4日確認)